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靴下課長様

弊社ではメールを送る際、相手の氏名を以下のように書く暗黙のルールがあります。

“相手の氏名・役職・様”
例:苗字が靴下の場合 → 靴下課長様

ただ、この書き方は世間で間違いとされているみたいですね。

恥ずかしながら、私はこのことを去年知りました。

中途で弊社へ入った方から「この書き方おかしいのよ〜」って教えてもらうまで知りませんでした。

その出来事のあと、私は宛名の書き方を様なしに変えることにしました。

雰囲気を ふいんき ではなく ふんいき と読むことを知った日も、
お願い致します を お願いいたします と書くことを知った日もそうです。

前から知ってましたよ〜って感じで、すぐ修正し、すぐ正しいのを使っていました。

早速その次の週、生まれ変わった自分で2通ほどメールを送りました。

ほんとはこっちが正しいんだよ〜〜(フフ)こんなマインドで送ってたと思います。

そのあと、ふと『ほんとにこれあってるんかな?』と怖くなり、検索してみることにしました。

🔍 役職 様 メール

…あ、よかった。あってました。

そのとき閲覧したサイトには、“役職に様をつけると二重に丁寧になって間違いです”みたいなことが書いてありました。

私がただドヤ顔で失礼な文をぶつけてたヤツではないことがわかり、ひとまず安心しました。

これで今後も様なしでいこうと決意したときです。サイトの締めの文にこう書かれていました。

“会社によって様ありが正解だったりするところもあります。あまり正しさに固執しすぎず、臨機応変に対応しましょう(意訳)”

んん……そうだよな…そうだよなぁ!

なんかそういうとこあるよな、私は。

正しいことがいいとは限らないのに。

あるよな〜。自尊心を大事にしすぎるあまり、他者との協調を忘れること。あ〜。もう!

もう!やだ!自分やだ!

正しさに飲まれてそれ以外に考えが及ばない自分やだ!

日常会話で捻ったこと言おうとした結果、変な間でふつーなこと言う自分やだ!

会社で喋ってて自分のテンションと声のボリュームが上がってしまったことに気づいたとき、急にもごもご喋っちゃうのもやだ!

下らへんにある引き出しを膝で閉めるのもやだ!

たまにタイプ音が大きくなるのもやだ!

シンプルに自分の声不快〜!!

顔も嫌!!

帰りたいかも!!2通無かったことにして帰りたいよ〜〜〜!!!!!!

…当時こんな感じだったと思います。

ただ、今思えば
正しさ=よさ ではないことに改めて気づけたところはでかいので、いい出来事でしたね。

気づかせてくれてありがとう↓
https://mayonez.jp/topic/3291

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