【今の部屋が不満】なあなたが、まずやるべき片付け~"仕組みづくり"の片付け~
今住んでいる家、さらに言えばあなたの部屋や自分用スペースって気に入っていますか?
この記事を読んでいる時点で何かしら不満があるはずです。
でも、それって結構普通のことみたいですよ。
ご覧の通り、上記の調査では対象の585名のうち56.4%の過半数の方々が部屋に不満があるとのこと。
さらに具体的に見ると、収納スペース・間取りなどの使い心地に関わる部分が多いようです。
こうした不満と"片付け"は切っても切り離せない関係でしょう。特に不満な理由1位の収納スペースなんて、まさに片付けの問題と言い換えてもいいはず。
「モノがすぐ散らかるし、収納スペースに収まりきらない」
「なんか使いにくい」
「詰め込んでるから見た目も悪い」
42.7%の数字からこんな声が聞こえてきますね。
今日はそんな方がやるべき「仕組みづくりの片付け」をご紹介していきます。これができれば少ない収納をきちんと使いこなし、最大限に活かすことができるはずです。
◆行動しやすい収納が理想の収納
片付けって何のためにするんでしょうか?
僕は、やりたいこと・やるべきことを即実行できるようにするため、だと思っています。使いたいと思った時に、使いたいモノがでてくる状態が理想ですよね。「探し物をしない」というだけではありません。「手を伸ばせばそこにある」という環境を作って、あなたがやりたい行動に意識を向け続けられるようにするのが片付けです。
収納に対して「何か使いにくい」という感情を抱くのは、本当はやりたい行動を邪魔されている、ないし無駄な行動が生じているからです。読みたい本があるのに段ボールの中から引っ張り出さなきゃいけないとか。使いたいペンの在処が分からず探さなきゃいけないとか。
そうした不都合を排除した上で、使いたいモノは使いやすい場所に配置するのが片付けです。分かりやすく言うと、これが仕組みづくりの片付けです。
◆モノは行動の補助具!
僕はモノを自分が行動をスムーズに行う、ないし、できない行動をできるようにするための補助具だと考えています。つまり、ただ存在しているだけだったり、必要な時にすぐでてこないモノに価値はありません。
仕組みづくりの片付けはこの考え方が非常に重要です。なぜなら行動に合わせてモノを配置していくから。言い換えれば、モノを使う位置としまう位置をどうにか近づける、ということです。
どの行動をどう補助してもらいたいか。そもそもそのモノは何の行動を補助する道具なのか。これらを考えながら片付けていくのが仕組みづくりの片付けです。
◆実際の手順は?
「じゃあ実際片付ける時はどうするのか?」
詳しく説明するとめちゃくちゃ長くなるので、今回はざっくりと。
①モノの利用方法を考える
まずは「何の行動を補助するためのモノなのか」を考えましょう。これが分からないとどこに置けばいいか分かりません。
この時、「この行動ほとんどしなくね?」とか「何の行動も補助してくれないな」と思うモノがあれば、ついでに手放しちゃいましょう。
②同じ用途のモノをまとめる
もし補助する行動が同じモノがあれば、それらはできるだけ近い場所にしまうべきです。同じタイミングで取り出すんですから。2つ目の手順ではそのための準備をしましょう。英検の試験勉強に使うモノとか、夏に外出するためのモノ(洋服etc)とか。もし複数の行動に共通して使うモノ(ペンとか、スマホとか)であれば、少し抽象度を上げて「書くためのモノ」などにしておきましょう。
③行動を起こす場所の近くにしまう
3つ目の手順で実際に使う場所の近くにしまっていきます。ただしまうだけでなく、行動を起こす頻度を考えられるとより良いです。頻度の高いモノほど、より出し入れしやすい場所にしまうのがコツです。
◆まずはよく使うモノ・場所から小さく!
大雑把ではありますが、ここまでの手順を行っていただければ使いやすい仕組みが出来上がります。そうした使い心地にこだわった収納は自然と美しくなってきます。
ただ、いきなり部屋全体など広い範囲を対象にするとかなりの確率で挫折してしまいます。まずは「夏物の洋服」とか「デスク周り」とか、小さく始めるのがおすすめです。慣れてきたらガンガン進めていきましょう。
もし「どこから始めればいいかわからない」と悩んでしまう場合は、ぜひ僕に相談してください。整理収納アドバイザーの資格を持ち、80カ所以上の片付けを行ってきた経験から、まずあなたが片付けるべき場所を、無料で一緒に考えます。
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