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2023年6月14日
一昨日、単独ライブがありまして


何事も地震火事などの自然災害もなく終わりました。


改めてご来場頂きありがとうございました。


今回の国立演芸場での単独ライブは長年うすくら屋にとってある種憧れもあり


『ナイツさんに憧れを頂いた』相方と


『ナイツさんを超える』と思いを募らせた私


の思いがひとつとなり


ようやく十年以上の時を経て、昨日が国立演芸場での単独ライブを開催させて頂き


かつ寄席チャンネルの収録も入った状態でやらせて頂く事になりました。


ネタのクオリティにしては正直


舞台の真ん中に着いた瞬間


『国立演芸場でやれたという事だけで半分以上成功している』  


と思ったので今の自分の心境に近いネタを選びました。


選んだネタに関しても


純粋に『自分が面白い』と思った事をひたむきにやっただけなので


そもそもテレビに出てれば


『スターが来た!』『生うすくら屋に会えた!』


その勢いでもっと爆笑を頂けたと思いますが


『今回は無名どころの単独ライブ』


というのは


『実に生々しい部分』


がありますから


ブラッシュアップ公演というよりは


『国立演芸場にうすくら屋が漫才新人大賞のリベンジにやってきた』


というのが大きなテーマで


僕の中で国立演芸場で思う存分、未練を残さないまでに暴れ回る事が出来て楽しかったです。


私は私で未練を消す方法ができてよかったんだよな。


以前、2021年浅草東洋館で単独ライブをやった。


あれは単独ライブらしい単独ライブをやった。


お客様も100人以上集めてネタを13本やる。


実際に100人以上集めた景色はコロナ禍といえども素晴らしい景色だったのは確かなんですよね。


しかし、今回もまた同じ事をと思った時に


自分の頭の片隅に


『そんな賞レースで少し結果を残した人と同じ単独ライブをやった所でつまんねぇ』


気持ちが大きくなった。


作った時点で最高と自分で思ったネタを改めてやって


『あのネタ最高でした』


となった所で『ありがとうございました』で終わるのに何か寂しさも覚える。


だから、単独ライブという言葉の意味をそこから壊し始めてみた。


そこでゲストを沢山呼び、前説も沢山呼んでみた。


臼倉『これが単独ライブ。』


他『いや、違うだろ。』


これで良いのだ。


あの地下で埋もれてて2.3人の前でずっとネタをやっていた自分に言わせたいよ。


国立演芸場、立ったぞってなぁ。


だから、結論いつも通りのうすくら屋。


『頑張れよ』ちゃうねん。


『頑張った』から国立演芸場で主催できたちゅう話だからな。


ということで、残りの国立演芸場踏んでない漫才協会のメンバーは自力で国立演芸場を目指して頂ければ思います。


おっと最後に余計な事を喋ってしまった。



ガン!肘イテー。肘がイテー!憎いね、ここの骨。

(霧ヶ峰のCM)














芸事だけで少しでも食べていきたいです。