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週末の話

数字が苦手すぎる話

数字が苦手だ。何か欠陥があるのでは?というくらい、数字のことがわからない。数学はおろか算数もできない。幅や量や時間の感覚もない。特に数字を覚えるのが苦手で、人の誕生日、命日、住所、年号、電話番号、社員番号、家のポストの暗証番号、実家の電話番号、などなど、ありとあらゆるナンバーが覚えられない。本当にまずい。

時間の計算ができないので当然遅刻魔であり、友人各位にはご迷惑をおかけしたこともあると思うので申し訳ない。たぶん普通のひとは「10時45分の電車に乗ろう」と思ったら「家から駅まで15分だから10時半には家を出なきゃ。家を出るまでにはごはんを食べないといけないし、ごはんを食べるのには30分くらいかかるから10時にはごはんを食べ始めなきゃ。あとメイクとアイロンもしなきゃいけないしそれには何分かかるから……」のように考えるのだと思うが、わたしは
①何時の電車に乗るのか覚えられない
②何時に家を出るのか覚えられない
③自分が何をするのに何分かかるのかわからない
④ゆえに時間の見積もりが甘い
と、とにかく時間の感覚がガバガバな上、そのガバガバな感覚をもとにした「「勘で」」支度をしているため、気づいたら「えっあと3分で家出なきゃいけないの?!」みたいになって遅刻してしまう。

一方、夫はこういった数字感覚がばつぐんに優れていて、時間も金も計算も得意である。そのため「「「勘で」」」支度をしているわたしを見ているとイライラするらしく、しかも直前になって「ねえそれで間に合うの?」と聞いてくるのでこっちからすると「えっ間に合わないと思ってるならもっと前に声かけてよ!(理不尽)」という話なので喧嘩になる。

「もっとさあ、3分前じゃなくて30分前とかにお知らせしてよ!(怒)」

と先日も理不尽にキレ散らかしたところ、夫はやさしいので「あと1時間だよ」とか「あと30分前だよ」と言ってくれるようになった。これはたいへん便利である。土曜日も「あと1時間だよ」とか「あと30分だよ」と言ってくれたので時間通りに(かつ喧嘩せずに)家をでることができた(397……)。

土曜日のサイゼリヤの話

で、昼食を食べに、二駅隣のサイゼリヤへ行った。わたしはサイゼリヤが大好きだけど、近くにないのでかなしい(二駅も離れないとない)。

土曜日の昼のサイゼリヤは、なんかすごく平和な空気が流れていた。小さい子と親、暇そうな学生、暇そうな人、暇そうな人、暇そうな人、、みんな大体暇そうだった。われらも例に漏れずだ。暇すぎて間違い探しもした(わたしなんか、あの間違い探しするの2回目なのに結構時間かかった)。店員さんだけが忙しそうだった。夫の注文が間違えられて、なんか違う料理がとどいた。かわいそうだったのでわたしのミラノ風ドリアを少しあげた。

仕事で研修の動画を見なきゃいけないんだけど、ぜんぜんやる気が起きない。そこそこ量はあるが2年以内に見ればオッケー、みたいな感じなので、ついつい先延ばしにしてしまう。2年って。なんかいける気がしちゃうよね。逆に3ヶ月とかだったら焦ってやるのに。とか言ってすでに1ヶ月も見て見ぬ振りをしているので、サイゼリヤパワーを借りて初めて手をつけた。

ドリンクバーを飲みながら、持って来たWi-Fiで1時間くらいの動画を見た。予想はしていたがあまりにもつまらんかったので半分はインスタしてた。ずっと前からやろうと思っていた、新しいアカウントをつくった。動画を見たからかインスタつくったからかわからないけど、いっちょまえに仕事をした気分になったので満足した。夫はずっと本を読んでた。

ムーミンのシールをあつめた話

近所のスーパーで、ムーミンのシールをあつめると(1000円で1枚もらえる)ムーミンのお皿がもらえるというキャンペーンをやっていた。今、感染症対策のアレということでこちらから「ムーミンのシールください」と言わないとシールはもらえない。「ムーミンのシールください」というのはちょっと恥ずかしいけど、「ムーミンのシールください」という夫はすこしかわいいのでいつも言わせていたら規定数溜まった。

この日ついにムーミンのお皿をもらいに行った。マグカップと小皿と大皿とボウルから選ぶことができた。大皿は思ったより小さかったし、小皿は思ったより大きかったし、ボウルは思ったより小さかった。議論の上、大皿(ちょっと小さい)と交換してもらった。

わたしはムーミンビックラブだし、こういうムーミンのキャンペーンはよくあるのでうちにはムーミンの食器があふれている。

・ケンタッキーでもらったムーミンのお茶碗×3
・ケンタッキーでもらったムーミンボウル×2
・ケンタッキーでもらったムーミンのマグカップ×2
・ムーミンショップで買ったムーミンのマグカップ×2
・スーパーでもらったムーミンの大皿×2 ←new!

もはやムーミンの食器ですべてが賄えそうだ。これからもたくさんあつめたい。

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