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コロナ奮闘記5

Day6
いよいよ抗ウイルス薬治療最終日。
朝から鳴り止まない保健所からの連絡に辟易しながら迎えたラスト点滴瓶(笑)
ここで気づいたこと。
毎日同じレムデシビル100mlだが投与時間が長い。
本来30分ほどのもののはずだが、なぜか2時間もかけてる。
理由を聞いてみると
①効き目が未知なのと基礎疾患にどのような副作用が出るかを見るため
②初日2時間→2日目1時間→3日目30分の予定だったこと
おいおい、それを最終日に説明って.…もう慣れたわ、了解!早く腕に刺さりっぱなしのルートも取って欲しいからはじめましょう!で点滴スタート。
ぼーんやりしながら見てたらいつの間にか寝ており目覚めて時計を見ると、なんと3時間の時が流れ去ってる!もちろん点滴は空っぽでルート内に血が入り込んでる。なのにまだ突き刺さったままのルート。とりあえずナースコールするも待てど暮らせどお見えにならない。
ああ、忙しいんやろうな、医療逼迫ってこういうことなんやろうなぁと独り合点していると「ごめんごめん、忘れてたw」とにこやかに看護師さん登場!忘れとったんかい(笑)しかも点滴だけ外してルートをそのままで去ろうとしたので流石に慌てて「今日で終わりですよ!」と言って外してもらった。ほんま、怒るで〜ほんまに〜。

さて昨日始まった我が施設内クラスターは行き着く所まで行き着いてしまい、入居者さん6名全員が罹患していた。
まだ入居者さんの少ない方の棟であったのが不幸中の幸いだったがとりあえず封じ込め対策を施し一応の終結へと漕ぎ出した。

いや、しかしいつもこういう事態になると行政というやつは見事に杓子定規やね。
保健所の職員から利用者さんの療養についての連絡調整をする時に「決まりだから」とか「自分のことが自分で出来ない障害者さんは施設内療養させてください、入院も出来ません」とか挙句には「これで陽性の方しかいなくなりましたね、トイレもお風呂も共有で大丈夫ですので施設に居させてください」など平気で宣う。
いかに医療逼迫や医療崩壊寸前であろうが何だろうがノーマライゼーションに則った考えを遵守出来ない時点でアウトだし、一歩間違ったら差別であることに気付いていないのか気付きたくないのか?
あと、ウチの大切な職員さん達はあなたたちのコマじゃない!と声を大にして言いたい。
誰が勝手に決めるんだ、と怒りに震える。
コロナとの最前線での戦いに貴賎は無い。
みな尊い自己犠牲の精神で不安に押し潰されそうになりながら日々を過ごしていることをほんの少しで良いからわかってほしいだけである。

おっと、話が横道に大幅にずれてしまいましたわ(笑)
さて、入院療養も半分を折り返したがまだまだ続く体調不良。
私は無事に社会復帰出来るのでしょうか?

喉の痛みがひどくなってきたので今日はここまで。
また次のお話でお会いしたいです。
それでは皆さまさようなら👋

まさかの青椒肉絲?


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