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イタリアでスポーツトレーナーになった日本人

〈目次〉
①私は何者なのか?
②なぜトレーナーになりたかったか?
③なぜ海外でのトレーナー活動に興味を持ったのか?
④今後、何を発信したいのか?
最期に、、、


①私は何者なのか?
中谷駿佑(Shunsuke NAKATANI)
・柔道整復師
・鍼灸師
・保健体育2種免許
・Massaggiatore di Shiatsu Namikoshi(ヨーロッパのマッサージ師の資格) etc

現場の活動はイタリア・フットサルのメディカルスタッフをしています。(以下、トレーナーと記載)
2022-2023シーズンはGenzano(セリエC1)とEcocity Futsal Genzano(セリエA2)2チームに帯同しました。主に選手の管理などもしていたGenzanoはLazio州のセリエC1カテゴリーのプレーオフに進出し、見事セリエBに昇格を果たしました。サブトレーナーとして帯同していたEcocity Futsal GenzanoはセリエA2ジオローネ内で優勝を果たし、セリエAに昇格しました。
 しかし、スポンサー企業の方針として2023-2024シーズンGenzanoはイタリアフットサルの連盟に加盟せず、チーム自体が事実上の解散となってしまいました。よって、2023-2024シーズンはセリエAのアンダーカテゴリー(U15、U17、U19)とトップチームのサブトレーナーを兼任する予定です。

2023-2024シーズンからカテゴリーが再編成されました
セリエA    ⇒1部リーグ
セリエA2Elite ⇒2部リーグ (新設されたカテゴリー)
セリエA2   ⇒3部リーグ
セリエB    ⇒4部リーグ ⇧ここより上位リーグが全国リーグ⇧
セリエC1   ⇒5部リーグ
セリエC2   ⇒6部リーグ
セリエD    ⇒7部リーグ

現場外の活動は日本人選手向けのオンライントレーニングやトレーナー向けのセミナーの企画などをしています。先日、イタリアサッカーセリエAのHellas Veronaと日本人トレーナー治療家向けのオンラインセミナーを行い、現在はチーム内の研修を企画中。

②なぜトレーナーになりたかったか?
そもそもトレーナーを目指したのは高校2年生の夏休みに医療系の大学のオープンキャンパスにいった事がきっかけでした。子供ながらに将来のことを考え、自分の好きな事・したい仕事を模索し、たどり着いた結果が「スポーツトレーナー」でした。

しかし、この時点では”将来、海外でトレーナーをしたい”と思っていたかというと、まったく頭に浮かんでいませんでした。
何を隠そう、外国語(当時は英語)が大の苦手だったからです。どれほど苦手だったかというと、ひと学年で360人以上いた高校時代、英語のテストが実施され、最下位の成績を修めたことがあったほどです。
上記のようなことがあった所為で、私の中には外国語に対する苦手意識があり、「外国語の苦手意識」=「私と海外の隔たり」といった誤った思い込みをしていました。
これが大きな誤解ということに気付くのは、ここから5年後のことです。

③なぜ海外でのトレーナー活動に興味を持ったのか?
転機があったのは大学2年生だった夏休み前。その頃は大学にも慣れ、学校の授業内容は専門教科も増えてきたころでした。
それなりに楽しみながら大学生生活を楽しんでいたと同時に、当時の私は『このまま時間が進むと何者でも無い自分のまま卒業して、就職するのではないか』という焦燥感に駆られていました。

そんな時、学部の教授室を授業の質問のために尋ねました。ドアに貼られていた一枚のポスター”アメリカ・オレゴン州 海外トレーナー研修”を目にし、焦りを感じていた私は『自分を取り巻く環境を変えてみよう』とその研修に申し込み、翌月、1週間の初の海外を体験しました。
このアメリカ研修を通して、感じたことは「もし、日本人の私が海外で活動できたら、かっこいいし、他人と差別できるのでは?」という変化の糸口でした。


④今後、何を発信していくのか?
イタリアでトレーナーとして生きていく上で大変なことや、やってきてよかったことなど『ありのまま』を伝えしいきます。

現状、自分の正直な感想としては、海外と国内でトレーナー活動には共通することがたくさんあります。それは意識さえすれば、国内外問わず感じれることなのではと思っています。

では、『国内でしているだけでいいのでは?』と思うかもしれません。

それは違います。場所によって発見しやすいことや、見えやすいことがあります。
今日、ここだけでお伝えするのは自分の文才不足・力不足もあってお伝えしきれないので、少しづつ投稿していこうと思います。


最後に

今後投稿する記事を見ていただく方にポジティブなものになればと思っておりますので、聞きたいことなどありましたら是非DMなどいただけたら幸いです。

ではまた

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