見出し画像

海外でスポーツトレーナーとして活動したければ、直ぐに現地に行った方がいい理由

〈前書き〉
“挑戦”はしたいと思った時から最低限の準備を最速でして、飛び込むべきだ。
なぜなら、行きたいと思った瞬間が一番若いからであり、いろんなチャレンジにとって“若さ”が最大の武器だからである。
ではその若さがどのような利点になるのかを解説していく。


① “若い=〇〇をたくさん持っている。

若い人が持っていないものを数えるとキリがない。では逆に持っているものは何だろうか。それは「時間」である。地位も名誉も経験もお金も持っている老人が唯一もっていないを若者ならだれもが持っている。(その時間が自由に使えるかどうかは別問題だが)
海外は文字通りの別世界、そんな中で自分の理想にたどりつきたければ、質を意識しながら圧倒的な量で行動をしていかなければならない。

② 二つの意味の「知らないことを知れる」

自分が知らないことを自覚する(知る)ことで目の前の世界は広がる。そして、新たな知識を吸収し始める。年を取ると一般的に若い時よりも頑固になりやすいと言われている。経験によってもたらされる頑固さは時に挑戦の邪魔になることがある。若い時に海外に挑戦する方がいい色で真っ白なので何色にでも染まれる。

③ 現実と想像のギャップを早く知る。

自分の思い描く海外トレーナーの生活と現実は絶対にずれている。そのギャップを目の当たりにして人生の岐路を修正するのにはこれまでお伝えしてきた“時間”と“柔軟性”が必要である。

④ 目的と目標が明確になる。

現実を知るということはネガティブな側面も知るということ。
それでもあなたはその道を通るか。

現地に行き、ギャップを知り、それでも挑戦してみたいと思ったときにはじめて目的とそこに到達するための目標を具体的に思い浮かべることが出来る。もちろんここにも時間的制約がかかることがあるので急ぐべきである。

⑤ 出発に時間をかけるほど「行かない言い訳」が増える。

人間の本質としてコンフォートゾーンから出ることを恐れる傾向がある。
安定して今があるとそれを壊すリスクを負ってまで海外に挑戦する意味はあるのか?自分の周りが成功し始める(ように見えると)自分は新たな挑戦をしていいのか?など思うことが出てくる。

また、今は技術と経験、言語能力をつける時だという人がいるが、日本での技術向上や情報収集などの事前準備の“質”を求めればキリがない。終わりがないので、いつまでたっても次の一歩(現地に行く)が出ない。ならばどうするか。(どうすれば行かない言い訳をする余地を限りなく少なくできるか。)私が考える最適解は「最低限の準備を最速でして、現地に飛び込む。」である。“最速”と“最低限の準備”とは何なのかは後日書くことにする。

語学力0(ゼロ)で行けとは言わないが、完璧になる必要もない。

⑥ ダメだと諦めたら、方向転換もしやすい。

トレーナーとして成功(目的を達成)することは容易ではない。さらに、VISA、言語など海外特有の難しさもある。挑戦からの戦略的撤退をせざるを得ないこともあるだろう。当然その後も人生は続く。だからこそ立て直しやリスタートをするのにも若さは重要になってくる。

〈あとがき〉

今回は「若い時に行くメリット」を書いてみた。他にも若い方が人から可愛がられやすいなどの抽象的な要因もある。
今が一番人生で若いことを知っておいてほしい。その中でタイトル文章中にもあるように「最速で」とあるがこれはきちんと準備をしたうえでの「最速」である。間違っても無謀な挑戦や賭けはしないでほしい。
次回は“最速”と“最低限の準備”について書く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?