僕がスタジオ勤務経験ゼロからプロカメラマンになった日
フリーランスフォトグラファーの谷合です。
普段は企業様の広告写真などを撮影させていただいています。
自慢することでもなんでもないのですが、僕はスタジオ勤務経験ゼロからプロカメラマンになりました。
ある日突然プロカメラマンになりました。(今の時代だから結構いるかもしれませんが、、、。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕はこのお仕事を始めるにあたり、ちゃんと20年くらい写真館で修行をして独立をした先輩に相談に行きました。
めちゃ怒られました。
「カメラマン舐めんなよ!」
「いくらお前が趣味でずっとカメラやってても無理なもんは無理なんだよ!」
何度も言いますが、夜中に先輩のスタジオでめちゃ怒られました。
その後は僕の気持ちが少しだけ伝わったのか、今では応援してくれています。
最初から応援してくれていたのだと思いますが、おそらく生半可な気持ちでできる仕事じゃないよと僕に教えたかったのだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少し話は変わりますが、
そんな僕が経営する写真スタジオに最近、
『バイトでもいいから雇ってくれ!』
『プロカメラマンになるにはどうすればいい?』
と聞きに来てくれる方がたまにいます。
「ウチ余裕がなくてカメラマンは雇えないです。パートさんだけでもヒィヒィ言ってますんで。」(ヒィヒィって伝わりますか?しんどいってことです。)
といった感じでお断りをします。(本当は雇いたい!一緒にワイワイ働きたい!)
フリーランスフォトグラファーなんて言い方をすれば少し格好良い感じがしますが、実際は大したことのない末端のカメラマンです。
なので、誰かを雇う余裕もありません。
ではなぜ、その末端のカメラマンがこんな文章を書こうと思ったのかと言うと、プロカメラマンになりたいという方が結構たくさんいるということを知ったからです。
そして、そういった方達がプロカメラマンになるための参考になればと思い、キーボードを叩きまくることにしました。
【プロカメラマンになる方法を質問された時の僕のいつもの答え】
『プロカメラマンになるにはどうすればいい?』
先述のとおりですが、最近僕のスタジオにやって来る方々からよく受ける質問です。
僕の返答はいつも同じです。
「どこかカメラマンやアシスタントを募集している写真スタジオに行くといいと思います。」
スタジオ勤務経験無しにプロカメラマンになった僕が、なぜこんな返答をするのか?
それは、プロカメラマンになるためのオーソドックスというか、間違いのない方法は写真スタジオに勤務することだからです。
ちゃんとプロのカメラマンからノウハウを習い、盗み、お客様を喜ばせることができてからプロのカメラマンを名乗るほうが、断然周囲の方も納得してくれます。
僕のように、
「ずっと趣味で写真撮ってました。独学で勉強してきました。」
「やり方わかるのでプロカメラマン名乗ります!」
それでもいいかもしれませんが、ものすごく苦労が絶えません。
ずっと苦労の連続です。
それに自分が苦労するだけならいいですが、お客様にご迷惑をおかけしてしまう場合もあります。
スタジオ勤務経験があるのとないのとでは、撮影技術や根性以外にもカメラマンとしての根本的なものに差が出ます。
(根本的なものって何?って思う方もいるかもしれませんが、これはまた別の記事で書きたいと思います。)
よって、僕がおすすめするプロカメラマンになる方法は、
・専門学校とか芸術大学のようなところに通う
・大手の広告代理店や写真スタジオに就職する
・修行中に顧客やコネを作り祝福されて独立する
これです!これが1番の方法です!
もしあなたがまだこの道を選択することが可能なら、迷わずこれを選んでください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【とはいえ、プロカメラマンになる方法はまだある】
でも、
・学校に行く時間や余裕がない。
・今更就職もしたくない。
・どうしてもプロカメラマンになりたいんだもん!
という方もいるかもしれません。
おすすめはできませんが、そんな方にも方法はあります。
『それは僕がプロカメラマンになった方法です。』
ここから先は
¥ 380
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?