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AWSコンピューティングサービス ~ELB~

どうも。
今回はELBの部分をピックアップし再確認。
使用している参考書などの詳細はこちらにまとめています。



ELB

-> Elastic Load Balancing の略
単一障害点とならないように負荷分散を行う事ができるAWSのマメネジメントサービス。

・スケールアップ
-> インスタンスのスペックを垂直に上げること

・スケールアウト
-> インスタンスを水平方向に並べること


スケールアップには限界があり、AWSでは単一障害点となる設計は推奨されておらず、インスタンスの停止=サービスの停止となる。
AWSでは複数のEC2インスタンスを水平方向に並べ、その前段階にロードバランサーを配置することで負荷を分散させることが可能。



ELBの種類

①Classic Load Balancer(CLB)
-> L4 / L7レイヤーでの負荷分散を行う


②Application Load Balancer(ALB)
-> L7レイヤーでの負荷分散を行う。
※CLBよりも後にリリースされ高機能


③Network Load Balancer(NLB)
-> L4レイヤーでの負荷分散を行う
※HTTPS以外のプロトコル通信の負荷分散を行う



Auto Scaling

-> ELBに紐づくインスタンスの台数を増減させる機能。
調達が簡単にでき、不要な場合は使い捨てる事ができる。



Auto Scalingのスケーリングポリシー

簡易スケーリング
-> 【CPU使用率が70%を超えた場合】などのように1つのメトリクスに対して閾値を設定できる。
※現在は非推奨となっている


ステップスケーリング
->【CPU使用率が50%、70%を超えた場合】 などのように1つのメトリクスに対して複数の閾値を設定できる。1つだけの閾値も設定が可能
※現在はこちらでスケーリングする事が推奨されている


ターゲット追跡スケーリング
-> 【CPU使用率が50%】のように1つのメトリクスに対して、目標値を閾値として設定ができる。AutoScaling全体でCPUを50%維持できるように自動調整が可能。



ELBとAuto Scalingを利用した設計をする場合の注意点

①状態を保持しないように設計すること
-> ファイルをインスタンスに保存する設計をしていた場合、次のリクエストが他のインスタンスに振り分けられた場合、ファイルを参照できなくなる。

②AZをまたがってインスタンスを配置すること
-> AWSではまれにAZ全体に障害が起きる可能性があるため、1つのインスタンスが同じAZに固まっていた場合に、インスタンスが利用できなくなりサービス停止となってしまう。




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