Photo by maimaica メロウ 14 治川しう 2022年11月1日 11:16 夢を見ていたのだ 永く永く酷く永い 憂鬱な夢を冷めた身体に滴る汗が その余韻を残していた夢を見ていたのだ ぐるぐると目が回る 果てしない夢を還れないと悟った あの夕暮れが迫って眩んで 弾け飛んだ 糸くずを撒き散らした、牡丹の花恥じらいを隠した、君の顔アイとかユウの隙間を何と呼ぶんだセイとかシの狭間を何と呼ぶんだ何と呼ぶんだ夢を見ていたいのだ 褪めた身体を起こして 窓の外を視たうごめく闇のオーロラが 此の世界を覆っている ダウンロード copy #詩 #現代詩 #自由詩 #メロウ 14 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート