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暑さに負けない!清熱おつまみ3選

こんにちは!薬学生のSHUです😀
最近は、暑くなったり寒くなったり気温が乱高下してついていけませんね
急に暑くなると、発散できなくて熱がこもってしまうなんてことも、、、
それによって、イライラしたり、元気が出なかったり😅

今日はそんな、熱がこもった時の薬膳的な考え方と、ぴったりな食材3選ということで書いていきたいと思います!
具体的なメニューも載せているので、ぜひ最後までご覧ください!

SHUってどんな人?や薬膳については過去ノートを見てみてください↓

熱がこもった時にはどうすればいい?

過去ノートでは、夏バテというものは3種類ある、とお伝えしました↓

大まかな分類はこれなのですが、急に暑くなったりすると、
熱はないのに、熱がこもっている感じがする
という状態になります

この状態に対しては、
①体を冷ます食材をとる(五性でいうと涼や寒の食材)
②苦い食材をとる(五味で苦)

ということが対策として考えられます
発散するという意味では、辛い食材をとるのも効果的ですが、たまった熱を冷ますことで夏バテ防止にもつながるので今回はこのテーマで書いていきます!

どんな食材をとるべき?

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体を冷ます食材(五性でいうと寒や涼)の食材ですが、具体的には

野菜
きゅうり、トマト、ナス、レタス、アスパラガス、ゴボウ、まめもやし、空心菜、ゴーヤ、みょうがなど
果物
すいか、マルベリー、なし、みかん、アボカド、イチゴなど
穀類
大麦、小麦、緑豆、ハト麦、そばなど
ハーブ
クレソン、せり、セージ、みつばなど
魚介
あさり、こんぶ、タコ、かに、しじみ、のり、はまぐり、ひじき、はも、わかめなど

馬肉、ウサギ肉など
その他
しょうゆ、豆鼓、ビール、緑茶など

このようになります!
夏野菜や夏に旬な物が多いというところからも、日本人には薬膳が根付いているのがわかりますね

したがって、迷ったら旬な食材をとっておけば間違いはないです

清熱おつまみ食材3選!

前述した中で、手に入りやすく、作りやすい、効果が大きいという基準で厳選した食材は
ゴーヤ、もやし、キュウリです!(選ばれた皆さんおめでとうございます)
以下それぞれ具体的なメニューや薬膳について、解説していきます!👦

ゴーヤ
五味:苦
五性:寒
説明:夏のほてりを解消してくれるのに加えて、不足しがちなビタミンCやカリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富に含んでいる食材です!苦い食材というのは解毒作用もあるのでおすすめです

ゴーヤときゅうりのニンニク醤油漬け

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1.ゴーヤ(1本)は半分にして、わたと種を取り除いておく。きゅうり(2本)は適当に割って、にんにく(1かけ)は薄切りにする
2.ビニール袋に醤油大さじ2、ごま油大さじ2、いりごま適量と1を入れて、もむ→30分ほどおいて完成
解説)
ゴーヤに加えて、キュウリ、しょうゆで清熱作用アップをしています。また、にんにくが入ることによって滋養強壮や胃腸が弱い人にもバランスの良い仕上がりになっています。さっぱり日本酒が合いますね

にがうりのみそ炒め

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1.味噌大さじ3、みりん、酒、砂糖各大さじ1を混ぜておく
2.ゴーヤ(1本)は縦半分に切って、種をとり、一口サイズに切る。
3.フライパンにごま油大さじ2を入れて、にがうりを2分ほど炒め、1を加えてさらに2分炒める
4.卵2個を加え、かき混ぜながら炒める
解説)
卵はビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素を含む食材で、五臓すべてに効果があるとされています。味噌にはおなかを温める作用もあるので、一緒にとってゴーヤでおなかが冷えてしまうのを防ぎます、味のアクセントにもなってゴーヤ特有の苦みも抑えられて、とても良いおつまみです!

✅もやし(緑豆ならなお良い)
五味:甘
五性:寒
説明:もやしは、体の余分な熱を冷ますといわれています。たまった水分を代謝して夏バテやむくみを解消してくれる効果もあります。二日酔いの翌日とかにもやしの味噌汁を飲むのも効果的です

豚肉ともやしの梅炒め

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1.豚肉(100g)は細切り、梅干(1個)は小さくちぎる、生姜(少々)は千切り、水菜はお好みで
2.鳥ガラスープ大さじ2、酒大さじ1/2、片栗粉、塩各小さじ1/2、こしょう少々を混ぜ合わせる
3.フライパンでサラダ油を熱し、豆板醤(大さじ1/4)を入れて弱火で香りが出るまで炒め、梅干としょうがを加えてさっと炒める
4.中火にして豚肉を加えて炒める
5.火が通ったら強火にして、もやしを加え炒める
6.2のたれを加え、水溶き片栗粉で調整する、水菜を最後に合わせて完成
解説)
豚肉は五臓でいうところの腎の働きを高めてくれる働きがあるので、虚弱体質の方などの滋養強壮にいいとされています。梅の酸味と相まって、疲労回復と清熱をしてくれるよいメニューです!

もやしと海苔のナムル

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1.もやし(一袋)をゆでて水気をきる
2.ニンニクすりおろし(1/2かけ)、白すりごま大さじ1、唐辛子少々、酢、ごま油各大さじ1/2、砂糖小さじ1/2、しょうゆ小さじ2/3を混ぜる
3.2ともやしを混ぜ合わせる
4.のり1枚をちぎって加え、混ぜ合わせて完成
解説)
もやしに加え、海苔にも体の熱を冷ます作用があり相乗効果が得られます。さっぱりとナムルにしてビールなどにも合いそうです

きゅうり
五味:甘
五性:寒
説明:きゅうりは90パーセント以上が水分と言われていて、熱冷ましやのどの渇きを潤す作用があります。また、カリウムが含まれていて、利尿作用が強くむくみをとってくれます。五臓も胃腸にいいとされています。夏にぴったりの食材です。

わかめときゅうりの香味和え

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1.きゅうりは4~5センチの短冊切りにして、塩をふってもみ、しんなりしたら水気をきる
2.わかめ30gは水につけて戻し、しょうが1かけ、青じそ10枚は千切りにする
3.醤油、ごま油各小さじ1、塩少々を混ぜて、1,2と混ぜ合わせる
4.白ごま少々をふって完成
解説)
きゅうりに加えて、わかめにも体にたまった水分を排出する作用があるのでむくみや消化不良を改善してくれます。また、しそを加えることで体が冷えすぎるのを防いでくれて、清熱にぴったりのつまみです。

きゅうりとなめたけの冷ややっこ

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1.きゅうり1/2本、なめたけ大さじ1、ポン酢小さじ2を混ぜ合わせる
2.冷ややっこに乗せる
解説)
豆腐は冷ややっこという名前の通り、五性は寒で体を冷やしてくれます。また、なめたけはエノキタケのことで、こちらは水分排出を促してくれる作用もあります。体が冷えると、胃腸も冷えてしまうので、それを豆腐やエノキで補っているバランスのよい清熱おつまみです!

以上になります!いかがだったでしょうか
体を冷やしすぎても陰陽のバランスが崩れてしまい、よくありません
できるだけバランスの良いおつまみを紹介したのでぜひ取り入れていきましょう😎

最後までご覧いただきありがとうございました
あなたが少しでも健康で長く生きられますように😌

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