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川崎フロンターレアカデミーの選手たちNo4

約1年半ぶりとなる川崎フロンターレアカデミーの選手たちシリーズとなります。この記事ではフロンターレのアカデミー選手や出身選手について特集する記事となっています。第4回の本記事はフロンターレアカデミー出身の注目大学生選手です。5名の選手を紹介させていただきますが、私が試合を見に行くか、ライブ配信を見た各選手の特徴を紹介するので、フロンターレアカデミー出身の全選手を見れていないことはご了承ください。また、私は素人の一サッカーファンですので間違った評価をしてしまうかもしれませんが、だいたいどんな選手かはわかっていただけると思うのでよろしくお願いします。

1.山田新選手(桐蔭横浜大学 FW)

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桐蔭横浜大学3年生のFWでプレーする山田新選手は2年生だった昨シーズンからレギュラーとしてプレーしています。そのポテンシャルは高くメディアでもたびたび取り上げられています。プレースタイルはザ・ストライカー。常に相手DFラインと駆け引きして裏を狙っています。裏への動き出しはもちろん、クロスが入ってくるタイミングで相手の視野の外にポジショニングするなどオフザボールに優れています。ただオフザボールだけでないのが良いところ。相手DFを背負った状態でためを作ってポストプレーなど体も強いです。その体の強さを活かして背負った状態から無理やり前を向いて力強いドリブルでPAに進入していきます。

アカデミー時代は宮代大聖と同期。宮代はプロでなかなか得点が増えないなかで、山田選手は大学で常にエースとしてプレーしています。今季の前半戦はわずか1点だった山田選手ですが、昨シーズンは後半戦に得点を量産して10ゴールでした。今シーズンも後半戦に入って3試合連続ゴール中。今季もこれからの量産に期待です。

2.高吉正真選手(桐蔭横浜大学 DF,MF)

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山田選手と同じ3年でCBもしくはボランチでプレーしている高吉選手。今シーズンから完全にレギュラーとしてプレーし既に内定が決まっているGKの早坂選手に次ぐチーム2番目の出場時間です。前半戦はCBとしてプレーしていましたが、後半戦からボランチとしてプレー。次に紹介する山内選手と縦関係になって低い位置でビルドアップに関ってプレーします。CBもこなせるので守備で活躍します。1対1では非常に粘り強く対峙してサイドに追い込み相手に抜かれることはほぼありません。また、味方のSBが抜かれたときのカバーリングが速くクロスを上げさせません。
攻撃面では桐蔭がしっかりとボールを繋ぐわけではないので背後からプレッシャーを受けながらボールをさばくシーンはあんまりありませんが、バックパスを受けて相手がDFラインを上げてできた裏のスペースに合わせるボールを入れたり、体の向きと違う方向に縦パスを出したりとCBとしての配給能力も問題なさそうです。

3.山内日向汰選手(桐蔭横浜大学 MF)

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山内選手は現在2年生ながら今シーズンからボランチのレギュラーとしてプレー。年齢的には先日Jリーグで初ゴールの宮城天と同じ。Twitterで絡んでました。

先述したように山内選手は高吉選手と縦関係で攻撃的にプレー。武器はドリブル突破で中盤で前を向くとガンガン仕掛けていきます。ドリブルでPAに進入していくこともできますし、ミドルシュートやアシストと攻撃で光るものがあります。今シーズンはチーム5番目の出場時間で現在2ゴール5アシストでアシストランキングトップタイです。攻撃に関しては文句なしの山内選手ですが、守備面で若干不安があります。相手選手との1対1で早めに飛び込んでしまい交わされるシーンが1試合に数回あります。ただシーズン前半にはマークをフリーにしてしまうことがありましたが改善されてきたので、まだ2年生ですしこの点もこれから改善されていくと思います。

〈追記〉山内選手が2021シーズンの関東大学サッカーリーグアシスト王になりました!

4.森璃太選手(早稲田大学 DF)

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早稲田大学の森選手は山内選手と同じ2年生ですが主に両SBでレギュラーとして起用されています。森選手はおそらく右利きですが左足でも蹴れるため両サイドのSBとして主にプレーしています。攻撃的SBで高い位置でボールを受けるとスピードを活かしたドリブル突破やそこからのクロスなどで現在2アシスト。また、クロスの精度も良いためセットプレーのキッカーも務めています。攻撃的な選手なので高い位置にポジショニングすることが多く、ボールを奪われたときに絞るのが遅れてしまうことが多いです。そのため早稲田ではSHでもプレーしておりこれからはSHが主戦場になるかもしれません。

5.有田恵人選手(中央大学 FW,MF)

有田選手は現在関東リーグ2部の中央大学でプレーしています。コロナの影響で2部はあまり公開されず写真が撮れてないのでユース時代に2種登録されたときのページを貼っておきます。有田選手は宮城選手とともにトップチームに登録されていましたが昇格はなく中央大学に進学しました。
武器は足の速さで中央大でもプレー時間は多くはないですが2ゴール1アシスト。基本はSHでプレーしその俊足を活かしてドリブル突破や裏への抜け出しなどでチャンスを作り出します。また、ハイプレスでも俊足が活きてきます。たしか初ゴールは素早いプレスで相手からボールを奪ってからのゴールだったはずです。個人的に有田選手が今回の中で最もポテンシャルが高いと思っています。有田選手については1年半前の記事でも動画と一緒に投稿していますのでぜひご覧ください。

6.まとめ

いかがだったでしょうか。今回紹介できなかった選手でも早稲田の1年生で190cm越えのレフティーCB神橋選手などもいます。また既に内定している早坂選手は内定選手として紹介してますのでこちらもぜひ。

トップチームで活躍するアカデミー選手が増えてきてるのでぜひアカデミーと大学サッカーも観戦してみてはいかがでしょうか。

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