真実を教えてくれて、ありがとう

以前、購入するかどうか迷って、買わずにスルーしてしまったぬいぐるみ（以下「ぬい」表記）」がありました。
先々に出費の予定があり予算が限られていたのと、当時は別のキャラが好きで、そちらのぬいを選んでしまったためでした。

が、後になってからキャラ熱が高まり、「やっぱりあっちのぬいも欲しい！　再生産されたっていうし、お店探してみよう」と町中を歩き回ったんですが、見つけられませんでした。
他のキャラのぬいは全部並んでいるんですが、私の欲しい子が人気が高いからか売り切れ・入荷予定なし。
そして各所で転売が確認され、テンバイヤーを恨むと同時に、過去に在庫を目の前にして買わなかった自分を責めたのでした。

そうこうしているうちに、行ける範囲にあるショップに一点在庫があるという情報を入手。
二回お店に足を運ぶも店頭になく、店員さんに聞いても「出せる状態にない」との答えでした。
買い取ったリサイクル品も扱っているため在庫が膨大で、バイトさんでは探しきれないだろうことも分かったので、諦めて帰宅しました。

けれどもここでチャンスを逃したら、後悔してもしきれないので、公式に宛ててメールを出しました。
「在庫があることになってるんですが購入ができない、店員さんも把握しかねている様子です。送料がかかってもいいので購入する手段はありませんか」と。

数日の後、お店の店長さんからお返事をいただきました。
その内容は、

「沢村様ご希望のぬいぐるみ、在庫一点ありという状態になっていました。
店舗の在庫を調べたところ、Ｇというぬいぐるみ（作品シリーズのものではあるが、私の欲しがっているものではない）に、ご希望されているぬいぐるみのバーコードが間違ってついているのを発見しました。
そのため、在庫がないにも関わらず、在庫ありとして計上されていました。
店舗にわざわざお越しいただいて、お問合せもしていただいたのに、実際には品物がない状況で大変申し訳ございませんでした」

と、在庫のカウント間違いの謝罪だったのです。

なるほど、そりゃしょうがないわなー。
在庫がなかったのは寂しいですが、沢山の商品を調べた上で、データが間違っていた事をちゃんと教えてもらえたのです。
そも悪いのは在庫を買い占めてしまってる転売屋なので、お店さんだって在庫があれば店頭で売ってくれているはずなのですから。

このお店では私が（財布の都合などで）買い逃してしまったアイテムが見つかったり、去年引っ越しをした際には、私と旦那のオタクグッズを大量に買い取っていただきました。
その際はお世話になりました、これからもまた利用させていただきますと折り返しメールを送りました。
ミスに対して利用者から怒られることはあっても、褒められることってお店側はないと思ったので、ちゃんと伝えておきたかったのです。

そうしたら、すぐさま店長さんからお礼のメールが届きました。それもまた、このお店で買い物しよう！　って思うきっかけになりました。
駿河屋札幌ノルベサ店さん、丁寧に対応していただき、ありがとうございました！！

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