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Overland Track in Tasmania 5

5日目。Kia ora hut to Bert Nicholes Hut 9.6km via D’Alton Falls,Fergussa Fall and Hartnett falls
今日の朝は遅めのスタートだ。みんな昨日のMt Ossaで疲れていたので朝は各々過ごして10時前くらいに出発をした。出発前にヨガをしていたのだが身体が日にひに
強くなってきている感じがしてすごく気持ち良い。
 今日の登山道はサイドトリップとして滝が三つある。今日の一番の楽しみだ。
2時間くらい歩くと僕たちの最初の目的地のD’Alton Fallsに着いた。滝って何だか人の気持ちを爽快にしてくれる。
30分くらい歩いたところにもう一つの滝Fergussa Falがある。僕たちはそちらも見にいくことにした。
気づけばすでに水の中にいた。魅力的な滝だ。滝の10メートル先くらいでも凄まじい威力を感じる。
これ以上はもう近づけないかなって思っていたらElimがやってきて彼は滝の真下まで泳いでいった。何が下にあるのかもわからない水の流れも強い。彼れは正気ではないんぽかもしれない。クレイジーなやつだ。笑 Eliんは僕にCome on Shuと叫んでいる。いくしかないという気持ちになった。僕は勇気をだして滝の真下までいったのだ。途中流されそうになりながら必死でElimの手を握った。僕たちは滝の真下についたのだ。初めての滝行に来たような気持ちだ。なんで修行層が滝行をするのか少し理解できたような気がする。様々な邪念が滝の水によって流されていくような感覚と、身体、特に頭の感覚がなくなっていくのを同時に味わった。僕たちの頭は完全にフーロズンしてしまった。LIving a dream.
経験って本当に楽しくて。心が躍る。不思議と大声をだしている自分がいる。僕たちが動物である本来の嗅覚が戻ってきた瞬間だったのかもしれない。それからというもの僕とElimは一緒に泳ぐことを最終日まで止めることはなかった。水があれば僕たちは泳いでいたのだ。
 この日は3つの滝を訪れた。アドレナリン前回だった僕はエネルギーをたくさん消費していたのだろう。最後の5キロくらいは過酷の登山になっていた。集中力を保つことができずに変なことを考えては悩む。足元がふらつく、足首を2回ひねってしまった。ハイキングはメンタルが5割くらい影響すると思う。どのように自分を鼓舞していくか。高校時代に厳しい環境で育ったのでこういうは得意だと自負している。高校時代の理不尽な内容で走りをしていた時をふと思い出して俺ならできると言い聞かせた。
何度このトレイルで『気持ち」と心の中で言ったことか。やっとのことで気持ちくんは今日の目的地についたのだ。
今日はテントを張るエネルギーもなくHutで寝ることにした。Samと僕たちが過ごす最後の日でもある。みんなで美味しいご飯をテーブルを囲って食べるのは本当に贅沢な時間だった。


続く。

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