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Overland Track in Tasmania 7

7日目。最終日 Echo Point to Cynthia Bay 11km 
朝は自然と日の出の時間には起きていた。体内時計がしっかりと適合してきたようだ。テントのカバーを外して寝袋に包まれながら拝める日の出は今でも忘れることのできない旅のハイライトだ。

そこには日の出とともにJordanが足を水につけて今までの旅の思い出を回想していた。頭のすごくいい人だ。今はQueeslandの政府の中でプロジェクトを担当しているらしい。幼い頃から軍隊だった父の影響でさまざまな国で暮らした経験から、幅広い知識を持つ彼は尊敬に値するキャラクターだった。行く先々でDear future Jordanというビデオを将来の自分に向けて撮っていた。僕にとってはとても印象的でいいアイデアだなとおもった。日本が大好きで何回か日本にもきていた。今度日本に来るときは僕が知っている地域を彼に紹介したい。

 そんなJordanを見ながら僕jもこの1週間のさまざまな思い出がフラッシュバックしてくる。僕はこういった感情や思いを毎回かしっかりと噛み締める。自分にとっては大切な作業だ。あっという間にすぎていった6日間のスルーハイク。夢のような時間だった。様々な思いとともに達成感に満たされていた。

もうすぐビールとFish and Chipsだ。
最後の今日は湖の周りを反種するコース11kmだ,なんの問題もなく最後まで終えることができた。3時間くらいで終えたのだった。歩くペースが間違いなく早くなっている。

ついに僕たちは最後の目的地についた。
記念撮影を各々撮影した。

まちに待ったビールへと手を伸ばす時間が来たのだ。
7日ぶりのちゃんとした食事にビール。口が止まることはない。エンドレスのように誰かが持ってくるビール。数杯飲んだ僕は昼間から酔っ払っていた。
1週間前。まさかこんな形で素晴らしい仲間と旅をともにし終えるとは思ってもいなかった。トレイルマジック。新しい出会い。そして同じゴールを目指してシェアした時間と経験と景色。これからも僕の宝物になるだろう。本当に旅をともにしてくれたみんなには感謝の気持ちでしかない。心の底から感謝の気持ちを彼らにもう一度伝えたい。ARIGATOU!

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PS ChinaとMatthewはこの旅の途中に二人の新しいストーリーを作ることになったのだった。僕は二人を繋ぐエンジェルだったようだ。


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