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「アンメット-ある脳外科医の日記-」とかいう超絶神ドラマの好きなシーンと台詞(3話まで更新)


放送 2024年4月〜

脚本 篠崎絵里子(クロサギの人) 

演出 Yuki Saito(おっさんずラブの人)
   本橋圭太(走れ公務員!、民王の人)

出演 杉咲花
   若葉竜也
   千葉雄大
   野呂佳代
   吉瀬美智子
   井浦新
   岡山天音
   生田絵梨花
   酒向芳
   
みんな見てます?「アンメット-ある脳外科医の日記-」。
ほんとにガチでマジで真面目にシリアスに真剣に面白いよこのドラマ。

生涯面白かった日本のTVドラマランキングのTOP5に入るくらい面白い。
放送終わったらまとめて感想あげるので、とりあえず備忘録もかねて好きなシーンと台詞書いときます。ネタバレ含みますので注意!!


登場人物

川内ミヤビ/杉咲花
交通事故で脳を損傷して以来朝起きると記憶がリセットされてしまう後遺症を抱える医療ドラマ版50回目のファースト・キスな主人公。脳外科医。

三瓶友治/若葉竜也
ミヤビの勤める病院に転勤してくる超有能な脳外科医。病院で寝起きする労働中毒者。

大迫紘一/井浦新
ミヤビの主治医。大学病院の脳外科教授。

星前宏太/千葉雄大
ミヤビの同僚。救急部長。見た目はチャラいがいい奴。

津幡玲子/吉瀬美智子
看護師長。医療安全室長。厳しい。

成増貴子/野呂佳代
麻酔科医。

風間灯織/尾崎拓海
ミヤビたちの元で働く研修医。

森陽南子/山谷花純
新井小春/中村里帆
大槻彩音/金井美樹
中野文緒/こび
看護師。

綾野楓/岡山天音
カテーテル手術を得意とする脳外科医。研修医時代のミヤビと面識がある。

西島麻衣/生田絵梨花
大迫教授の秘書。綾野の婚約者。

西島秀雄/酒向芳
麻衣の祖父で西島医療グループのトップ。めっちゃ偉い。

高美武志/小市慢太郎
高見香織/阿南敦子
ミヤビたちの行きつけの居酒屋を営む夫婦。


1話

・僕はこれ食べます
ミヤビと三瓶が初めて会うシーン。

三瓶:これ、これ食べますか?
川内:何ですかそれ
三瓶:これグミです
   今日からここで働きます脳外科医の三瓶友治です
川内:同じく脳外科の川内ミヤビです
三瓶:これ、これ食べますか?
川内:(受け取って食べる)
   お好きなんですか?
三瓶:お好き?
   いや考えたことなかったですね
川内:じゃ何で
三瓶:咀嚼のように、一定のリズムで同じ運動を繰り返すことで、
   幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が増えて…
   幸福度が上がります。だから僕は、これ食べます

・心が憶えてる
三瓶の進言で医療行為ができるようになり、感謝するミヤビ。

川内:三瓶先生
三瓶:はい
川内:ありがとうございました
三瓶:何ですか?
川内:皆さんにご迷惑かけないように、精一杯がんばります
   このことは、忘れません
   あ、いや、忘れますけど、日記にちゃんと書いて、
   毎日感謝します
三瓶:強い感情は忘れません
   記憶を失ってもその時感じた強い気持ちは残るんです
   多くの論文にもそう書いてますよ
川内:記憶をなくても、心が覚えてるってことですか
三瓶:そういうことです

・人生を諦めて
外科手術を断るミヤビ。

川内:手術は、できません
   すいません
   やっぱり私は、医者として患者さんに関わるのは
   やめた方がいいと思うので
三瓶:あなた医者ですよね?
   それでいいんですか?
川内:…怖いんです
   患者さんの人生がかかった状況で
   明日それを忘れてしまう私が、何かするなんて
   わたしの昨日は今日に繋がらないし
   今日も明日に繋がりません
   いくら日記に書いてあっても、できたことも覚えてないから
   自分のことも信じられないんです
   嬉しいことも悲しいことも全部忘れちゃうんですよ
   どんなに玲奈さんのためになりたいって思っても
   次の日にはそう思ったことすら忘れて、寄り添うこともできない
   そんなふうに葛藤したことも覚えてない
   そんな人間が患者さん見ちゃいけないでしょ
   ましてや手術なんて…
   お気持ちはありがたいと思ってます
三瓶:…僕はできないことをやれとは言ってません
   川内先生の技術や知識で今できることを提案しています
   足りない部分は周りがフォローすればいい。当然のことです
   川内先生、あなたは障がいのある人は、
   人生を諦めてただ生きてればいいと思ってるんですか?
   絶望してしまうのは仕方ないと思います
   でも患者を救えないことより、ご自分の絶望が怖いなら
   うん…まあ仕方ないですね(去っていく)
川内:(泣く)

ここの花ちゃんの泣く演技本当にすごい。

・生きてきた日々
吻合にかける時間が思いのほか短く、ミヤビに協力を頼む三瓶。

三瓶:川内先生
川内:はい
三瓶:お願いします
   僕と反対側から縫ってください
川内:…いやでも
三瓶:川内先生、できます
   諦めたくないんですよね?
   記憶がなくても、あなたが積み重ねてきた努力は身についています
   昨日を覚えてなくても、あなたが生きてきた日々は確かにあるんです
   その自分を、信じてください

・それがわたしだから
インスタライブ的なやつでファンへ決意表明する赤嶺レナ。

レナ:皆さんの前に、立てなくても
   それでも、女優でいたい
   それが、わたしだから
   わたしたちは、やれる
   へん、しん!

川内:すいません憶えてないくせに
三瓶:記憶を失っても
   強い感情は忘れません
   患者を助けたいと強く願えば、
   その感情を心が憶えてるんです
   繋がりましたね、川内先生の今日が
   明日に


2話

・そばにいますから
左反則無視の患者について話す三平とミヤビ。

川内:結構症状が重いですね
三瓶:担当してみますか?
川内:主治医としてってことですか?
三瓶:そうです
川内:いや、でも
三瓶:僕がそばにいますから

・抹茶パウダーってひと振り何gですか
病院近くのカフェにて、レジで注文する三瓶に出くわすミヤビ。

店員に抹茶パウダーがひと振り何グラムか聞く三瓶を見て、あ、この人三瓶先生だよなあ…っていうミヤビの視線の動き(三瓶と店員を交互に見てる感じ)
三瓶がこっちを向いた瞬間に目逸らして、また三瓶を見る、逸らすっていう花ちゃんの数秒の視線の動き、ガチで上手い

・僕はこれを飲みます
病院への緑道を並んで歩く三平とミヤビ。

三瓶:抹茶パウダーを20振りしました
川内:…おいしいんですか?
三瓶:おいしくないですよ
   抹茶はビタミンCが豊富なんすよ
川内:…ビタミンCを摂るために飲むんですか?
三瓶:はい。だから僕はこれを飲みます
川内:…ホイップクリーム入れるとおいしくなるかもですね
三瓶:ホイップクリーム?

しゃべる前に「…」が入る会話の間最高。

・咀嚼のように
三瓶:これ食べますか?
川内:大丈夫です
三瓶:咀嚼のように、一定のリズムで同じ運動を繰り返すことで、
   幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が増えて
   幸福度が上がりますよ
川内:脳外科医なので知ってます
三瓶:…笑いましたね
川内:(感情が込み上げているような表情)
三瓶:なんですか?
川内:…わかりません

「わかりません」の言い方!

・自分の人生、自分の可能性
高架下で、亮介に自分の障害について話すミヤビ。

川内;毎日ね、日記読んで、これまでのことを覚え直すの
亮介:まじかよ
川内:亮介くんのことも毎日覚え直してる
   (顔をくしゃっとして)ごめんね。
   記憶障害の脳外科医なんてありえないよね
   それでもね、わたしは医者でいたいと思ってる
   だってさ、障害があるからって
   自分の人生諦めるのは、悔しいからさ
   亮介くんも自分の可能性は自分で決めたいよね

ここ、普段は耳にかけてる左の髪が降りてるのも地味にポイント高い。

・カッコよすぎる亮介
退院する亮介。

亮介:また会いに来るよ。
   先生が俺のこと忘れても、俺がずっと覚えてるから

3話

・ナイス星前
星前:あのさ、三瓶には言うなって言われてるんだけど…
   言っちゃうか!言っちゃうよ
川内:なんですか?
星前:(2人の写真をミヤビに見せる)これ
   三瓶が持ってた写真なんだけど
   どういう関係かは聞いてないけどさ、変だなーとは思ってたんだよね
   だってさ、三瓶がいたの、世界でもトップクラスの病院だよ?
   なのになんでウチみたいななんでもない病院に来たんだよ
   もしかしてあいつ、ミヤビちゃんを治すために来たんじゃない?

・呑気な綾野
綾野:大迫教授。うまいキャビアが手に入ったんで今夜一杯…
   あれなんかありました?

顔の角度と動かし方うまいなあ。

・心の支えだった
食堂でご飯を食べるミヤビと綾野。

綾野:よかったよ、ミヤビちゃん全然変わってなくて
   そうやって笑ってるのも簡単じゃないだろうけど
   その笑顔が全然変わってない
川内:そうですか?
綾野:そういうミヤビちゃんに、俺はいっつも励まされてたよ
   …いつも、心の支えだった
   うそうそ。信じた?
川内:(笑う)
綾野:ごめんちょっと言ってみた

・開かない手術室
トラブルで手術室の鍵が閉まっている。

星前:どっかよその病院に…
三瓶:(リカバリールームのドアを蹴る)
みんなでドアに体当たり。

星前:オペ看はまだ?
風間:今向かってます
津幡:私がやります
三瓶:…お願いします

星前:助手は…
川内:(三瓶を見る)
三瓶:(ミヤビを見る)
見つめ合う二人。
ミヤビの中の三瓶の記憶。
川内:(星前に)やります
三瓶:(何も言わずに向き直る)

かっこええ〜
リカバリールームが開いたあとみんなが津幡師長を心配して、
津幡師長が「お年寄り扱いしないでください」って言うの草

・わたしは三瓶先生を信じる。
川内:今日三瓶先生を見て、思い出した気がしたんです
   わたしには手術ができるって、言ってくれたこと
   日記で読んだからじゃなくて。
三瓶:(頷く)
川内:わたしの心は、三瓶先生を信じてるんだってわかりました
三瓶:(頷く)
川内:わたしの脳を検査してください
三瓶:はい。



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