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JPO合格体験記1(応募書類)

前回の記事では、国際機関への入職方法について書きました。

今回は、私が一番お勧めするJPO(Junior Professional Officer)試験について、どのように応募し、どのように合格にしたのかについて、自分や知り合いの経験も踏まえながらご紹介したいと思います。

(JPO:日本政府が費用負担して若手日本人を国際機関に2年~3年間派遣する制度)

必要な応募書類は、国際機関人事センターのHPに記載されており、全ての資料を応募期限までにメールで送付する必要があります。
https://www.mofa-irc.go.jp/jpo/index.html

(※ZIPファイルにパスワードをつけて応募する必要がありますが、パスワード設置作業に慣れていない場合には、思ったよりも時間がかかりますので、応募期限ぎりぎりに応募される場合にはご注意ください!)

特重要となる資料は主に以下の5点になります。

1 カバーレター
2 CV(1~2枚)
3 英文応募用紙(国際機関でポジションに応募する際に提出するP11)
4 英語力の証明書(TOEFL又はIELTS)
5 その他語学の証明書(国連公用語)

なお、2023年度のJPO試験から和文応募書類が不要となったようです。
応募書類が少なくなったことで、必要な作業時間の短縮に繋がるので、その分別の資料の用意に時間を割くことができます。

1回目の応募で書類審査を突破できなかった時から学んだ教訓、合格した際の経験、JPO経験者の友人からの話、現職&元国際機関職員による有料の添削サービス及びカウンセリング等の情報を踏まえて、JPO突破に重要な資料として私が特に重要と考える応募資料の順位と考慮すべきポイントは、以下のとおりです。


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