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bosyuその後の対応について考える

昨日、人生初のbosyuしてみて、ありがたいことにポツポツ応募をいただき、そこで初めて「bosyuのその後」についてほぼノープランだったことに気付く。

複数応募があったときにどうやって決めようかとか(あるいは複数人にお願いするというのもありなのか)、詳細は相談しましょうといいつつ何を相談するのかとか、最初にどんなタスクを切り出すといいのかなとか、etc...考えなきゃいけないことが山積みだった。

というわけで考えつつ書いていく。

「即戦力」は必須か?

この募集において絶対に忘れてはいけない点が、その目的。

人に任せることで「自分のやりたいことがもっと実現できるようになる」のが目的であって、人の管理や教育に時間を取られて自分の時間が減ってしまっては本末転倒。

応募してきてくれている人たちのプロフィールやメッセージによると、エンジニアとしての経験がありそうでも、たとえば「やりたいことの一例」に書いたようなBLEやwatchOSの経験がバリバリあるような人からの応募はない。

当初、上の『管理や教育に時間を取られてしまっては本末転倒』の考え方からやっぱり経験者にお願いしたいなーと一瞬思ったが、いやそこは未経験でもいいなと。

なぜかというと、やっぱり自分で書きたい(自分で書かないのなら僕個人が出す意味がない。稼ぎたいなら案件やったほうが遥かに早い&楽しい&勉強になるし)わけで、自分が書き始める前になんとなく億劫でウダウダしているフェーズに壁打ち相手になってくれたり僕が話すことをざっくりまとめてくれたりするところを助けてくれれば十分なので。

初回打ち合わせで何を話すか?

最初にお願いできるタスクが見えれば初回ミーティングとしては目的達成だと思う。

それを決めるための過程に、スキルセットについて聞いたりモチベーションの源泉について聞いたり進め方や報酬体系についてすり合わせたりというのがある。

最初からリモートもありか?

遠隔地に住んでいる人たちからも応募をいただいている。リモートもなしではない。それで僕のやりたい仕事の進め方ができるのであればそれもあり。が、最初は顔を合わせて同じ場で作業するイメージなので、近くで一緒に作業できる人にまずお願いするとは思う。

将来的に、ということにはなるが、「またその時が来たら連絡します」で3ヶ月後に連絡とかしにくいので、今話しておいて、スキルセットや志向性を把握しておいて、何かあったらまた連絡、という感じがいいかなと。

初回打ち合わせまでに何を準備するか?

上に書いた通り、その人にお願いできる最初のタスクが見えるか、今はお願いすることはなさそうとなるか、とにかく何らかの結論に到達できないとダラダラ話しても意味がない。

タスクの候補、それをお願いするために確認・すり合わせが必要な事項のまとめぐらいは事前にしておこう。

複数人にお願いするパターンもあるか?

ありだと思う。同じタスクではないほうがいいが、これで僕のやりたいことが快適に進むイメージがあるなら(管理するための時間が必要以上に取られないなら)複数人であることは問題ない。

というわけで、1人だけ選ぶとかではないので、連絡来てる人から順次話していけばいいと思う。

「どう見積もっても赤字」のケースでもお願いするか?

たとえば拙著のデプス本、BOOTHでの累計売上は最近ちょうど10万円ぐらいに到達したところ。公開して1年ちょっとだが、もう何度もアップデートしている。

時給1,000円として100時間(約13人日)でトントン。いや技術調査・サンプル作成・執筆だけで絶対もっと時間かかってるし、表紙作成・印刷のための諸々・販売のための諸々にかかった時間や印刷代とか引いたら時給200円ぐらいだろうか。(この本は僕の書籍の中でも一番売れてないのだけど、他の書籍だってそんなに儲かってない)

で、「報酬分を回収できる見込みがない」場合に、それでもお願いするかどうか?という重大な悩みがある。

しかし言ってしまえば執筆系は自分でやっているときから基本的に「赤字前提」であり、それでも意義があると思うからやっているのだ。その意義をもう一度言語化して、赤字でも、他者に一部をアウトソースしてでもその意義が失われないと思えるのであれば、それはお願いしてもよい。

これは大事な話なので別記事にして忘れないようにしたい気もするがここにざっと書くと、

技術書の場合:

・技術書を出す意義1 : 自分の技術的知見を整理して残す
・技術書を出す意義2 : (今まで無報酬だった)「技術の勉強」をマネタイズする
知見を本にまとめるためにかかる時間(×自分の時給) < マネタイズで稼げる金額

となるのを理想として、

→ 左辺をいかに小さくするか?
→ 日々の学びをブログ等に蓄積し、それをサッと編集して本として出す
→ まだ左辺の時間がかかっているが、繰り返しやっていれば早くなっていくはず
→ そんなに早くなっていない
自分が足踏みをしてしまう箇所をアウトソースすることで自分がやるよりも早く・低コストになるのであれば(結果赤字でも)アウトソースする意義がある

以上書いててわかったが、絶対に忘れてはいけないのが「自分の知見ではないことをアウトソースして本として出すことに意味はない」といいう点。あくまで僕が知っていることや考えていることの具現化を手伝ってもらうというスタンス。

僕の経験やキャリアにも、募集内容にも特に言及がないフリーライターさんからの応募

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