Shu

シンガポールで知人と起業して今はホーチミン在住。エンジニア。二児の父。海外での子育て生…

Shu

シンガポールで知人と起業して今はホーチミン在住。エンジニア。二児の父。海外での子育て生活だったり、仕事の話だったり、語学学習の話だったり https://nagaofactory.jp

最近の記事

ChatGPTでアプリ開発してリリースしてみた

最近子供向けの時計アプリ(iOSのみ対応)を趣味の一環でリリースした。自分の子供がちょうど2歳になるタイミングで、家に時計がなかったので、子供の知育教育にもなるだろうと思って開発に至った。 妻がUXデザイナーというのもありデザインは少し前から出来上がっていて、あとは実装するだけ、という状態の時にちょうどChatGPT Visionがリリースされた。これはChatGPT Visionがどこまで活用できるのか検証できる良い機会だと思い、それをフル活用して開発してみた。このアプリ

有料
100〜
割引あり
    • ブログをはてブロからnoteへ移行しました

      お名前ドットコムから頻繁にメールが来る。 鬱陶しいなと思って普段は開かずにメールをアーカイブすることがほとんどなのだが、ふとよく見ると、以前買ったドメインが失効するとのこと。期限が来ても勝手に更新する設定だったはずだが、どうやら登録してあったクレカの有効期限が過ぎており、ドメインを維持するには新しいカードを登録する必要があるようだ。冷静に考えてみると、そのドメインの利用用途が「ほぼ更新していないブログのドメインだけ」だったので断捨離をすべく久しぶりに自分のブログを覗いてみた

      • 海外(ベトナム)でiPhoneをひったくられた話(盗難時のロックとか対処法とか保険とか)

        iPhoneをベトナム・ホーチミンでひったくられたのだが、いざそういう状況になると結構テンパるし、実際にひったくられる前から対策できることがあると感じた。ネットで「iPhoneの盗難にあった時にどうすればいいのか」みたいな記事はヒットするが、実際に盗難にあった人が書いているケースは多くなさそうだし、なにより「iPhoneを消去」コマンドまで実行している人はそんなに多くないと思うので記録しておく。 海外にいる時は、スマホはパスポートの次に大切なものになると思うので、なくした時

        • プログラミングの勉強をする前に知っておきたかったこと・知っておいてほしいこと

          forやifを使ってプログラムを書いて、そのファイルを実行すると記述したことが実行される。で、それがどうやってゲームやアプリになっていくのか。 大学生の頃に授業でJava(プログラミング言語)の課題を解いていて、ずっとそう思っていた。 if文 や for文 (プログラミング言語における基本的な文法)で簡単な数学の問題が解けても、それが一体どうやってゲームになったり、Webサービスやアプリになるのか全く検討がつかなかった。プログラミングの細かい文法だけ勉強しても全体感が全く掴

        ChatGPTでアプリ開発してリリースしてみた

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        • 海外(ベトナム)でiPhoneをひったくられた話(盗難時のロックとか対処法とか保険とか)

        • プログラミングの勉強をする前に知っておきたかったこと・知っておいてほしいこと

          ブロックチェーンまわりの技術本を書きました

          2019年3月にKADOKAWAからブロックチェーンプログラミングのためのコンピュータサイエンスがわかる本という本を出版した。内容はプログラミングの基礎的な話から最後はBitcoinやEthereumの内容について踏み込んでいく、というもので共著での執筆だった。5章立てで僕は最後の章(Ethereumについて)をメインに担当した。諸事情があり4章(Bitcoinについて)もほぼ大半を執筆した。 執筆のきっかけは大学の友人経由で話をもらい、そこで「やってみるか」という感じで引

          ブロックチェーンまわりの技術本を書きました

          中国の深センの病院を退院して無事帰国しました。(医療搬送とかお金とか海外旅行保険の話)

          2019年の2月16日に深センで肺気胸にかかって現地の病院で丸1週間入院した。 詳細については以下に書いたとおり。 無事帰国できたので、その際の医療搬送や、海外旅行保険、お金周りについて書いておく。 保険の選択短期で海外旅行に行くときは、わざわざ保険に入らない人も多いのではないだろうか。少なくとも自分はそういうタイプだった。 2018年に何の前触れもなく気胸になってからは、急病のリスクを考慮して、海外旅行保険が手厚くカバーされている(と思われる)アメックスのクレジットカ

          中国の深センの病院を退院して無事帰国しました。(医療搬送とかお金とか海外旅行保険の話)

          中国の深センで入院してしまった話

          最近何かと話題な深セン。そんな深センで急遽入院することになってしまった。英語も全く通じずかなり苦労した。もともとは東南アジアに行こう、と思っていたが、通り道の香港・深センに寄り道した矢先のことだった。 肺気胸2018年の春に二度左の肺気胸にかかり手術もした。この(肺)気胸という病気は、肺に穴が開くもので、肺の外に抜け出た空気が肺を圧迫してしまい、放って置くと肺が潰れて最悪の場合心臓に圧がかかりショック死することもある。痩せ型の若い男性に多く、特に春に発生しやすいらしい。二度

          中国の深センで入院してしまった話

          2019年ももう1ヶ月経ったので振り返っておく

          ざっくり振り返り仕事の他に、人に会ったり、機械学習とかインプットに時間を割いたり、英語の訓練をしたり、といったところ。地味に毎朝1TEDを心がけてるのが続いてるのは良かった。あとは去年の後半に書いていた書籍がやっと落ち着いた。詳細はここで見れるようになった(3月中旬発売らしい)。 年末まで中国にいたが、ゆっくり実家で過ごすと、今まで気づかなかった色々な気付きがあって地味に刺激的だった。特に中国で見たものが横浜の実家近辺だと当たり前のようにないのだ...。常にまわりに好奇心を

          2019年ももう1ヶ月経ったので振り返っておく

          シンガポールのGO-JEKとGrabのエンジニア求人を受けた話

          はじめに11~12月あたりにシンガポールのGO-JEKとGrabのiOSエンジニア求人を受けてみたのでその時のことを書いていく。これらはそれぞれインドネシア・シンガポール発のユニコーンである。 シンガポールのエンジニア転職情報はまだまだ少ないが、アメリカに比べビザも圧倒的に取りやすいしアリだと思う。 結論は、GO-JEKとGrabではない、他のアーリーステージのスタートアップ※にジョインすることにしたので、GO-JEKは後半の方で辞退、Grabは普通に途中で落ちた。 ※

          シンガポールのGO-JEKとGrabのエンジニア求人を受けた話

          上海に行ってきたけど想像以上にグローバルだった

          今は次にやることに備えてフリーランスという名のほぼニート状態なので、時間がある今のうちにということで、観光がてら上海に行ってきた。2017年の7月にも行ったのだが、その時はほとんど観光もできなかったので今回上海らしさを感じることができた。 想像以上に綺麗な街並み上海の南京西路エリアらへんを散策したが、かなり整っていて街が綺麗だった。東京でいうところの表参道のような感じ。物価はバラツキがあるものの綺麗なところに行くと東京より高い。汚いお店に入ると安いのだが、一定以上だと東京の

          上海に行ってきたけど想像以上にグローバルだった

          なぜか深センで登壇してきた話

          ことの経緯11月の後半に、深センをメインに活動されている高須さんから、「12/15に深センでデザインに関連したイベントがあって、主催者が日本人のデザイナーのスピーカーを探しているのだけど、そのタイミングでもし深センにいるなら出てみない?デザインとは言っても何でも良いと思う。」という連絡をもらった。タイミングも合うし、せっかくの機会なので参加してみることにした。英語か中国語でお願いしますと言われたので、英語でのスピーチをすることになった。ペラペラではないが、中国語に比べたら全然

          なぜか深センで登壇してきた話

          3年弱でゼロからフルスタックエンジニアになるまでにやったこと

          はじめにそもそも何をもってフルスタックというのかという話もあるが、ここでは、開発するプラットフォームや言語を問わずエンジニアとしてすぐ働ける、というイメージでフルスタックエンジニアという言葉を使っている。ベテランのエンジニアからすると自分の技術力はまだまだだし、自分でフルスタックエンジニアというのは恐れ多いが、iOS・Androidのモバイル環境やウェブ、ブロックチェーン周りのいろんな技術を現場レベルで触ってきた過程で、どういうことをいつ学んできたのか書いていく。もちろんこれ

          3年弱でゼロからフルスタックエンジニアになるまでにやったこと

          インドネシアの首都ジャカルタに行って感じたこと

          初めてインドネシアのジャカルタに行ってきた。 コタ地区というエリアに泊まったが、そこは古都のようで「新興国」と言わんばかりの街並みだった。道路や建物の舗装は行き届いていない様子。 グランドインドネシアという新しい巨大なショッピングモールがあるのだが、そこは非常に綺麗で賑わっていた。ららぽーとに似ている。 物価については、観光客が行くようなご飯どころだと日本の3分の2くらいの価格だろうか。ローカルなお店だと半額どころではなく安い。ショッピングモールの店はどこも日本より若干

          インドネシアの首都ジャカルタに行って感じたこと

          ブロックチェーンと今後の姿

          ブロックチェーンとはブロックチェーンとは、端的に言うとデータ保持の1つの方法に過ぎない。一本の鎖のようにブロックを繋げて行き、その各ブロックの中に様々なデータを格納していく。一度ブロックに刻まれたデータは改ざんが理論上難しく、安全性が高いと言われている。 インターネットは、あらゆる情報の交換を可能にして人々の暮らしを大きく変えた。一方で、ブロックチェーンはインターネットの次のイノベーションである、と表現されることがあるがそれは一体どういうことなのか。この新しいデータ保存の方

          ブロックチェーンと今後の姿

          OYO RoomsとWeWorkとHomeAwayに見るローカライズの戦略

          インドのOYO RoomsがめちゃくちゃキテるOYOというインドのホテルを扱うスタートアップが$1billion調達したと話題になっていた。しかも代表は自分と同じ24歳。ざっくり言うとアジア版の安いAirbnbみたいなイメージだが、これまでのホテル会社と比べて圧倒的に伸びている。しかも拠点であるインド以外の、中国、マレーシア、ネパールといった東南アジアで急激に伸びている。特に、中国では、10ヶ月で171都市、87,000部屋のリスティングという異常な伸び方だったという。OYO

          OYO RoomsとWeWorkとHomeAwayに見るローカライズの戦略

          ベトナムに行ってきた

          基本情報 首都 ハノイ 人口 約9000万人 面積 日本の0.88倍 言語 ベトナム語 通貨 ドン 平均年齢 30歳弱 GDP 2500億USD (日本は5兆USD) GDP成長率は6%程度、インフレ率が4%程度で成長が著しい。ただ、物価は日本の3分の1程度。社会主義国でドイモイ政策によって経済が発展したと言われている。 首都ハノイとホーチミンとの交通の便が非常に悪く輸送には4日かかることが普通だそう。鉄道も老朽化が進み、道路の渋滞もひどいため、経済発展には

          ベトナムに行ってきた