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小学校教師の残業時間

教師の過重労働が度々問題になるが、実際のところ人による。私は今年度の残業時間を記録したので示しておく。

4月 31時間32分
5月 16時間45分
6月   26時間35分
7月 20時間1分
8月     1時間21分
9月 23時間15分
10月  28時間01分
11月 30時間17分
12月   23時間51分
1月 23時間50分
2月     31時間30分
3月  28時間37分

平均すると月25時間である。それを1日換算すると1時間ちょい。8:15勤務開始だが、私は大体8時頃に出勤している。毎日18時頃に退勤していることになる。36協定の規定によると月に43時間以上超えないようにとある。私はこれはクリアしているが、職員室全体を見渡すと怪しい。

ダラダラと残る教員が目立つなら、それ今じゃないですよ、明日やりましょ!私明日の放課後すぐやっときますよ!一緒に帰りましょ。これで良い。若手にもベテランにもこう言って定時帰りの雰囲気を作る。早く帰って趣味に勤しんだり、家族と過ごしたり、遊んだり、、、その方がQOLが上がる。芸の肥やし、ではないが夕活も大事である。
一方で遅くまで残ってもそれが一生懸命で子どもたちのためになっているなら、良い残業。これが教師の時間だけでは計れない勤務内容。

ただ、大体教師は子どものためを思って様々な事をやってあげようと仕事を自ら作り出す。足し算ばかりで引き算しないから、現場が疲弊するという訳である。さらに校長の権限が強化され、教員は管理され何事も各機関への報告文章、記録の作成に追われる。

早く帰ることだけが全てではないが、時間を守る意識をもつ。常に取りかかる業務が子どもたちのためになっているか、自問しながら優先順位をつけて進める。来年度は月平均15時間の残業を目指す。

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