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なんとなく心のクリニックへ②

予約したクリニックへ来院。
診察の順番を待つ間、目に留まったのが「大人のADHD」という小さな冊子。仕事上聞き馴染みのある言葉だった為「大人にもあるんだ」となんだか人ごとでした。

順番が来て診察へ。医師とは事前に用意したメモの内容について話し合い、自分の生い立ちや取り巻く環境についての質問に答えていきました。抱えていた不安さやうまくいかなさを理解し「学生の時人間関係難しかったでしょ?」と、聞かれた時は見透かされているような気分になりました。

診察後、診断テストのようなものを3つ受けることに。マークシート式で1つは有料と説明されます。簡単な質問でしたが、悩む内容も多く時間をかけて書きました。

そして後日診断結果を聞く為来院。
ADHD、ASD、それに伴う適応障害と診断されました。そんな気はしていたけれど本当にあの簡単なマークシートで診断がつくと思わず、少し驚きと安心。

メモを書いている時点で何かあることは分かっていました。それでも一時的なストレス等による鬱病などかなとも考えました。診断名がつけば納得できる、と思っていたけれど本当に発達障害だとは。

医師には生まれつき持ったもので、家庭環境も原因になると話されました。ADHDは薬で多少治すことができると言われてましたが、一度様子見で断りそれからはクリニックへは行っていません。

自分の行動に悩んでいた当時の体験談でした。
モヤモヤ悩んでいた時のことを思うとクリニックへは行ってみてよかったです。
特性を聞くと納得できることが多く、自己分析にもなります。
注意欠如、気分の浮き沈みの激しさ等日常的に起こるけれど、事前に回避したり抑制することができる事もある。旦那へも話し、自分の特性について理解はしてもらえました。

今でも自分のことがどうしようもなく嫌いになることがあります。何度も同じ失敗をしたり、同じ角度からしか物事を見ることができなかったり。その度に自己嫌悪し気分が沈む。けれどそんな自分も心の底では好きなはず、と前向きに考えられるきっかけをくれたのはクリニックに行こうとした過去の自分。

自分を知るきっかけをくれてありがとう。

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