見出し画像

noteに入社して思うこと

2020年7月1日にnote株式会社にサーバーサイドエンジニアとして入社した嶋本といいます。

早いもので約1ヶ月が経ちました。
今回はエンジニアとして中途入社した立場から、note に入社して感じたことを振り返ろうと思います。

はじめに自己紹介
経歴は、金融系SIer 5年 => 教育系スタートアップ 3年 => 医療系スタートアップ 1年半  => note入社 。SIerからいわゆるWeb系に転職してからは主に Rails で開発をしています。
Ruby, Rails が好きです。
前職、前前職と Rails 界隈で著名な方とご一緒することができ、とてもよい影響を受けたおかげです。ひそかに目標としています。
ちなみに私が note に惹かれた理由の一つとして、Ruby と note に共通点を感じたというのがあります。クリエイター(開発者)ファースト、創作活動を楽しくする、多様性を後押しする、コミュニティを大事にする、など。そこになにか可能性というか、惹かれるものを感じました。(もちろん技術は手段の一つだとは思っているので将来的に別アーキテクチャになることに関して抵抗はありません)

そんなわけで note に入社した私が今思うことを書いていきます。


1. ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)がわかりやすい

「全て日本語」、「1つの言葉に色々な意味や背景が含まれていない」というのがポイントかなと。個人的にとてもわかりやすくてありがたいです。(※カタカナ英語は含む)

SlackでMVVスタンプが流れてきたり、毎週の全体会でMVVに沿ったお話がされたりと、毎日当たり前のように目にする工夫があるのも理解の手助けになっています。

また先日CEO加藤さんから「エンジニアにとってのコーディングスタイルみたいなもの」と言われエンジニアとしてはとても腑に落ちました。この表現はとてもわかりやすいですよね。

2. チームの垣根を感じない

note のサーバーサイドのチームは、開発1課、開発2課、...と複数に分かれています。
それぞれ取り組んでいる課題が違いますし、朝会や定例も分かれていますが、自分の課の定例に別の課の方が忍び込んでいたり、Slack上でチーム関係なく議論がおこっているなど、チームの垣根は感じません。
何気なく質問を投げると課に関係なく拾ってもらえるので大変助かります。

私も、エディタやアプリチーム、note pro などわいわいしているところは気になるので、余裕が出たら忍び込もうと思います。(リモートだと初めましての方と接点つくるのが難しいのでそういう意味も込めて)

ちなみに入社面談で私は開発3課希望したのですが、なかなか珍しいそうです笑
長期タスク担当のため縁の下系のタスクが多く忍耐力とか粘り強さが必要なのでわからなくはないですが、自分には向いているかなと思っています。

3. ハイトラフィックなプロダクトの難しさ

最近 note の MAUが6,300万を超えたという発表がありましたが、Rails製サービスとしてはかなり大規模な部類に入ると思います。
数百万, 数千万規模のテーブルが転がっているので ActiveRecord や Migration の扱いひとつで事故につながることも。
先日、新しく入社した人がやらかしがちな失敗をシェアしてもらいましたが、慣れていないとついやってしまいそうなものばかりでした。
(データ取得の際のlimit忘れ、大規模テーブルへのALTER TABLE、長期トランザクション、キャッシュ期間が不適切、パーティションの設定、などなど...)
コードの1行1行に対して内部で何が起きるか理解して想像する力が求められると思います。

4. デプロイのサイクルが速い

入社してからは本当に毎日のようにデプロイが行われています。1日3回くらいデプロイが行われている感覚です。前職の医療系では月1のデプロイに向けてQAもかなり手厚く行っていたので、ギャップがなかなかです。

5. 情報がオープン

基本的にSlackチャンネルはpublicで、zoomも聞き専ウェルカムという雰囲気です。SlackやCrowiにはためになる情報がたくさんあり眺めているだけで時間が過ぎていくので取捨選択が大事ですね。

6. リファクタは継続的にやっていきたい

これは個人的にやっていきたいなと思うところです。
まだ自分の担当周辺しかコードを見れていませんが、処理の共通化やファットなクラスの分解や、テストの追加、Lintツールの整備などやっていきたいなと思っています。


今回はエンジニア目線で入社後感じたことを挙げてみましたが、誰かの参考になればうれしいです。
ようやく業務でのアウトプットも出せるようになってきたのでこれからますます note を支えるために頑張っていきたいと思います。

note 初投稿ですがやっぱり書きやすいですね。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集