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就活生だった2023年の振り返り

2023年のおみくじが表紙写真のおみくじです。
なんと大吉!
内容をざっくり要約すると
「今が1番良い運勢。悩み事がなくなり、人気者になる」
もうこの時点で、私の過去の投稿を見てくださってる方は鼻で笑うんじゃないかな。

22歳、大学4回生、就活生だった私の一年の振り返りnoteです。
ご興味のある方は、私の1年の振り返りにお付き合いくださいな。
かなり長くなってしまったので、目次を初めてつけました。
就活の話は2〜6月、内定ブルーの話は10〜11月ぐらいです。


就活はせず焦りながら遊ぶ1月

冬と夏に毎回体調を崩す人でして、例にも漏れず1月は声がカッスカスになってました。
人生で初めて友達と年越して、人生で初めてデパコスをデパートに買いに行った。

まだこの時期は3回生で授業も残ってたから、就活する気にならなくてやってなかったけど、内心めちゃくちゃ焦ってた。
でも「年始だから」とか言い訳して遊んで、自業自得だが就活やらなきゃってストレスがなぜか物欲に変わってちいかわグッズめっちゃ買ってた。
ストレスが食欲や物欲に変身するの困るけど、昔からずっとこう。

花粉症発症と黒髪の2月

鼻炎持ちなので鼻水は常に出るのだが、この時期は異常に鼻水が出るし肌が荒れまくってた。
あまりに酷いので病院に行くと「花粉症です」と言われ、これが噂の…!ってなりました。

1万円払って就活写真撮りに行くために、7千円払って髪を黒くした。
彼氏がこの時期に海外旅行に行ってて暇だったので、彼氏が日本にいない間に就活をしよう!と思っていたが、就活写真を撮ったあと「就活したくない理由」というWordを作成して終了してた。
エージェント使わないか?という営業の電話がかかって来たことで就活をすることにし、この時期に参加したイベントが理由で初内定をもらうことになった。

就活でスケジュールぎゅうぎゅうの3月

ここから本腰入れて就活し始めた。マジで苦しかった。
自己分析も業界研究も疎かに、ひたすら説明会に参加し、バイトに行き、ESを書き、御祈りメールを受け取っていた。
とにかく止まってはいけないと思い、ひたすらに就活をしていた。

noteを始めたのも、散歩を始めたのもこの時だった。
就活のストレスの吐き口が欲しくて、noteに自分の気持ちを吐き出したり、散歩をすることで運動した達成感と自然からの癒しを得ていた。
それがきっかけでピクミンブルームというアプリを始めた。

所謂ポケモンGOみたいなもので、歩いたら歩数に応じてピクミンが育ったり、街に花を植えれたりする。
ポケモンGOと違うのは、スマホをいじりながら歩く必要性が必要性があまりなく、歩くだけでいいと言うこと。
その気軽さが良くて、今も続けてるし、家族も一緒にハマってくれたので、家族共通の趣味が生まれたみたいで嬉しい。

ピクミンブルームは21時ごろに今日の歩数を通知してくれて、今日の感情の選択とメモという名の日記をつけられる。
そうなると、毎日なんとなく一言でも今日のことについて日記を書くようになり、感情の上げ下げも可視化できるようになった。
今でも続いているし、とても助かっている。
これが今年始めた物の中でかなりよかったかな。

品川駅でリクルートスーツで泣いた4月

4月1日に家のまえで傷だらけの猫を拾った。
最終的にその猫はおばあちゃんが引き取ってくれたんだけど、あまりにも衝撃的な経験だった。
バイト先に「猫拾ったので、2時間ほど遅刻します」と電話した。
エイプリルフールの嘘だと思われたらしく「またまたぁ」と言われ、信じてもらえなかったな。笑

就活は面接が立て込み始めた時期で、面接で実際に意識高いことを口にするから、どんどんどれが自分の本音かわからなくて混乱してきていた。
友人がどんどん就活を終えていくのをみて、4月始まってすぐの時は「内定なんて出ないんじゃないか」と焦ってた。
最終的に4月末には内定を3社持っていたが、就活はこなせても、この先の人生についてまで考えられなくて辛かったな。

就活中、一度だけ東京へ行った。
前日に友人の家に泊めてもらい、インターンと面接を受けた。
そして、面接の帰り道1人で泣いた。
大量の東京で働く人間を品川駅で目にし、大量の標準語を浴び、靴擦れでパンプスに血が染みて
「こんなんじゃ窒息死する」
と思った。
このコンクリートジャングルの景色の一部になっていると言う事実が辛すぎて、東京以外で働こうと決意しました。
将来もしかすると、何かのはずみで東京でOLをするかもしれない。
でも、今すぐに東京に身を置くことになったら、間違いなく病んでしまうので、もう少し関西にいさせてください。

のんびりな就活をしてた5月

就活の息抜きにGWは香川に行った。
実はぎゅうぎゅうのスケジュールの中でも、3月は三重へ、4月は東京(就活)へ行っていたので、2023年はたくさん旅行に行った年でもある。

信じられないぐらい暑い日で、GWのアホみたいに人が多い中、うどんを食べるために4時間並んだ。
途中気持ち悪くなって、吐きさえしなかったが吐き気に襲われまくった。
そんな中で食べたうどんは割と普通のお味だった。

焦らずに就活を続けていたが、この頃が一番就活が嫌になっていた。
4月からお世話になる予定の企業はかなり面接などのスケジュールが遅い方だったので、その企業のためだけに就活を続けている状態だった。
なんていうか、期待して落とされるのが一番ショックがでかいので、
「まあ落ちるかも知らんから!おっきい企業だし!ほぼ就活終わった気持ちで居ろう!」
ってよく言ってた。保守的人間め。

本命企業から内定が出た6月

夏が好きなので、暑いのはしんどいが、そろそろ来る夏に浮かれつつ、就活はよ終わってくれと嘆いていた。
この時は就活さえ終われば残り半年はハッピーに生きられると思ってた。

静岡と山梨に行った。
ラブライブ!サンシャインというアニメの舞台が静岡にあり、それが目当てだった。
結論から言うとめちゃくちゃよかった。
さわやかハンバーグ美味しすぎて、2泊3日のうち5回ぐらい食べた。
静岡の沼津はアニメが終わってからかなりの年数が経っているのに、ガッツリ聖地だったし、山梨の富士急もめちゃくちゃ楽しかった。

5月末に最終面接を受けた本命企業から6月中旬に「最終面接をもう一度受けないか」と連絡が来た。
実を言うと、5月末に受けた最終面接はコンディションが最悪だった。
緊張で前日に寝付けず、夜中に酒を飲んで無理やり寝た。
すると、寝てから4時間ほどで吐き気に襲われ起きた。
人生初二日酔いだった。
寝不足と二日酔いと緊張であまり良い面接の受け答えができなかったので、落ちただろうと思っていた。
が、もう一度チャンスが回ってきた。
その反省を生かして、二度めの最終面接は8時間しっかり寝て、もうなんの準備もせずほぼぶっつけ本番で行った。
自分の生身の言葉で受け答えをして、わからない質問には素直にわからないと言った。
ら、6月の末に内定をいただけた。
めちゃくちゃに嬉しかったな。

金髪になって新しいバイトを始めた7月

もう完全に燃え尽き症候群。な〜んにもしたくなかった。
が、内定が出た日に私は美容院の予約を取っていた。
就活を終えたら金髪にする!と決めていたからだ。

もともと行っているゲーセンのバイト先が髪色自由になり、6月末から新しく掛け持ちで始めたライブハウスも髪色どころかタトゥーもピアスもなんでもアリだったので、人生で初めてのブリーチをした。
めちゃくちゃ髪は痛んだが、金髪にしてめちゃくちゃ気分が上がった。

ライブハウスのバイトは本当に楽しかった。
結果的に5ヶ月しか在籍しなかったが、人間関係の広がりとか、新しい音楽との出会いとか、とっても刺激的だった。

そして、例にも漏れず、半年ぶりに体調を2週間近く崩しました。

夏を謳歌しまくりな8月

8月生まれの夏女、夏大好きです。
今年の夏は、花火大会にひまわり畑に旅行にと盛りだくさんで楽しかったです。
心残りは海に行けなかったこと。

軽井沢に家族旅行でめちゃくちゃいい旅館へ行った。
家族みんな貧乏性だから「宿泊客だけが使える場所」とか「無料で食べれる軽食」とかもう全部制覇した。
避暑地のゆったりとした時の流れの中で、うちの家族だけあくせくしてたのめちゃくちゃ良かったな。

福井にも行った。
田舎って感じで、場所によっては本当に何もなくてそれが良かった。
マンボウのお寿司を初めて食べた。fishよりもmeatって感じがした。
芝政ワールドに行った。
先輩に「若いうちにビキニは着ておきなさい」と言われたので、水着を着るためにプールへ。
化粧崩したくないから顔濡れんようにせななって思ってたのに、スライダー乗ったら浮き輪から落っこちて、頭のてっぺんまでビッチャビチャになった良い思い出。

金欠になってくる9月

この辺りで「卒業旅行に海外に行こう」と言われ、貯金の無さに焦り始める。
大学2年生の時に(親が学費は払ってくれて)半年留学に行き、大学3年生の時に自分の貯金から1ヶ月LAに無給のインターンに行った影響で、貯金がほぼほぼ底をついていたのだ。
貯金がないと、精神衛生にかなり良くない。
9月から私は「旅行の予定たくさんあるのに、お金ないどうしよう」って不安をかなり感じ続けるようになり出した。

東京に妹と旅行に行った。別行動だったので、ほぼ一人旅だった。
渋谷駅のスクランブル交差点で、人生で初めてナンパをされた。
私は私の顔があまり好みではないし、あまり「可愛い」と言う言葉が自分のために存在した試しがない。
なので、正直嬉しかったし、むず痒かったし、めちゃくちゃ困りました。
良い思い出です。声かけてくれたお兄さんありがとう。彼氏います。

愛媛と高知(ちょっとだけ香川と徳島)にも行った。
彼氏の運転でとんでもない山を登って、めっちゃ綺麗な景色を見た。
私の好きな「竜とそばかすの姫」って映画の聖地も見れた。
下灘駅っていう映えまくりの無人駅も行けた。
彼と出会わなければできなかっただろう経験ばっかりで楽しかった。

内定ブルーと学祭準備でメンタルズタボロな10月

お金がないと精神衛生に良くないと言ったが、今考えるとそれが内定ブルーにも繋がったのだろう。
内定が出た時は「お金よりもやりたい仕事」と思っていたが、お金がなくなってくると「もっと金銭面見ていれば良かった」なんて後悔が生まれる。どちらが正しいのかはわからない。

また、学祭の準備が始まった。
まじでこれ納得してないんだけど、同期はほぼ全員別の部署にかたまってて、私だけ別の部署だった。
昔から「たまたま友達と一緒」が本当に無い人生。なんなら1人だけハブが良くある。
たまたまの場合と、私の協調性のなさが原因の場合がある。こう言う人生。

学祭準備は本当に楽しくなくて、ほぼ人間関係の出来上がっている部署の中で、自分だけはどこにも居場所がないのが息苦しくて仕方なかった。
学祭準備に行く朝、お腹が痛くてどうにも動けないことが度々あった。
いくつになっても人見知りが治らない自分が不甲斐なくて、せめて仕事だけはしようと頑張っていたが「女なんだから荷物運べんやろ」と男の人たちに荷物を(優しさで)奪われる度に、悔しくて涙が出そうだった。
自己嫌悪の1ヶ月だった。

内定先でアルバイトが始まった11月

内定先でのアルバイトが始まるので暗くすることに。
「茶髪にしてください」って言ったのに、真っ黒にされて、それだけでもう本当に気分が沈んだ。

ライブハウスでのアルバイトを退職し、内定先のアルバイトを始めた。
私は何事にも慣れるのに時間がかかるタイプなので、先に少しでも経験しておこうと思いアルバイト入社を決意。
11月末に出勤するまでの間不安がすごかった。
これで本当に楽しくなくて辞めたくなってしまったらどうしようってずっと思ってた。

北海道に行った。
就活中に北海道に住むのも良いなって本気で思ったぐらい好き。
食べ物がとっても美味しいし、広くてのどかで最高。
11月とはいえ雪が降り始めていたので、山の方を運転していた時に一瞬スリップしかけてめちゃくちゃ怖かった。

高校の友達とディズニーに行った。
高校の卒業旅行がコロナで行けなくなったので、そのリベンジ。
睡眠時間を削りに削ってたので、割とみんな寝不足で元気なかった夢の国。
15年ぶりぐらいのディズニーだったので、ランドは記憶にあったが、シーがほぼ覚えておらず、全てが新鮮だった。
ビリーブってショーをショーを観たのが本当によかった。また行きたい。

4キロ太った12月

楽しくても楽しくなくても、新しいことがストレスの私。
定期的に内定先バイトのことを夢にみたし、わからないことが不安だった。人が多すぎて、何度出勤しても「初めまして」と挨拶して回っていた。
ゲーセンは人が少ないし、暇も多い。
お客さんがいない時はカウンターでおしゃべりできるし、少人数なので自然と仲良くなりやすい環境が揃っている。
だからこそ、今までいた環境と全く違う感じが慣れなくて、仕事は楽しいけと、ストレスを感じまくっていた。

昔からストレス発散方法が食べることなのと、年末年始も重なり、4キロ太りました。
クリスマスのピザとケーキに、年末年始の連日の飲酒が悪かった。
季節のイベント楽しんでるだけだからしょうがないよね。

が、内定ブルーはかなり治った。
実際に4月から月20日も行くようになったら人間関係は構築されていくだろうし、バイトとして働くことで来年以降の働いているイメージがついた。
内定者懇親会では人見知りなりに頑張って連絡先の交換できたし、きっと大丈夫だ。

あと、RADIO CRAZYという音楽フェスで聴いたサンボマスターが本当によかった。
私の月並みな文章じゃ伝わらないぐらい、山口さんの「生きろ」というメッセージは熱いし、内定ブルーで泣き腫らした2023年の自分にはブッ刺さりまくった。

冒頭2分だけでも聴いてください。
全員で優勝できます。

まとめ

2023年の大吉のおみくじは
「今が1番良い運勢。悩み事がなくなり、人気者になる」
と言ってました。
が、実際は就活で悩み、金欠で悩み、内定ブルーで悩み、人見知りしまくった年でした。

正直、大吉ならもうちょっと順風満帆でも良くない!?って思っちゃうけど、たくさん旅行に行けたのが本当によかった。
単位はゼミ以外取り終えていたので、良いのか悪いのか大学にもあまり登校してないし、ゆったりとした一年だった。
こんなにゆったりしてたのに、来年から働き始められるのだろうかって不安に思う。

来週の卒論発表に行ったらもうほぼほぼ大学生活が終わってしまうと思うと、意味もなく大学行きたくなっちゃうな〜。

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