「喧嘩するほど仲がいい」が解せない

仲良くねーだろって思う。
喧嘩って結局は互いが感情を抑えきれずに衝突してしまう事なので、もっと理性を持てよと感じている。

極端な例を出すと、相手にめちゃくちゃ酷い事をされたら怒るだろとは思うが、それはもう喧嘩ではなく一方的に激昂せざるを得ない状況だし、そもそも仲良くねぇじゃんって話だし。

多分ニュアンス的には凄く仲が良くて時にぶつかりあったとしても関係性が壊れなかったり、より相手の事が理解できて更に親密になったりみたいな感じだろうけど、個人的には仲良い相手ほど節度と理性を持って接しろよ。みたいな事を感じてしまう。

なんか仲の良さというものを思っている事何でも言って良いという免罪符に使っている感じがするんだよなぁ。自分は何でも話せる関係だと思ってても、相手はそうと限らんぞと。結局他人ではあるので、何でも聞いて貰えると思ったら痛いしっぺ返しを喰らう事もあるだろうし、だからこそ自分の思っている事について相手がどう感じているかを考えながら会話を続けるべきだと思う。

話せば分かるは詭弁だと思っているが、結局話さなければ分からない事の方が多いので。

だから一方的に自分と仲が良いと思い込んで距離を詰めてくるタイプの人が苦手だ。私の考えや感覚まで貴方と一緒にしないでくれ。

という事をふと考えたんだけど、何故かスクライドの最終回に関しては「喧嘩するほど仲がいい」という言葉にしっくりきてしまう不思議。
なんだんだろうね、あれ。
（分からない人は観てみてネ！）