設定するのがダルかった過去記事のサムネをAIに考えてもらう
記事にサムネを設定するといいよと言われた。
そんなん分かっとんねん。
オモコロ杯2023用の記事を投稿してから、惰性でだらだらnoteに記事を書き続けている。特にモチベがある訳ではなく普段自分の脳内にストックしてある何かをアウトプットしているだけで、なんとなーく一月半ほど連続投稿が出来ているのでなんとなーく習慣ができているだけだ。
なので「よっしゃ、気合い入れて毎日記事書いたろ!」みたいな気概はないし、自分の書いた記事に対して毎回サムネを作成するマメさなどない。そんな事を考え始めたら記事を書くのも面倒に感じてしまう。
なんかサムネがあった方がいいなと思う時だけ作るし、以前は頑張ってフリー素材引っ張ってきて作成しようと思ったこともあるが半端にいらすとやを消費しただけだった。
でもこのAI技術を活かしたサービスが跋扈する昨今、自動生成に頼るのも悪くないなと思ったので過去の記事のサムネを適当に作ってもらってもいいかなと感じた。
今回はCANVAというサービスを用いて、いい感じのサムネを作ってもらおう。
CANVAは便利なグラフィック生成ツールで、AIを用いた画像生成も対応している。
しかし生成サイズは基本正方形なので、今回はnote推奨のサムネサイズ(1280*670)に正方形の画像を設置するという方式をとりたい。
生成方法としては下記のように、
日本語でのプロンプトも対応しているので適当に作ってもらっていい感じの画像ができたら、既にサムネ設定してある記事でも差し替えたり未設定の記事には設定したりしたらええやんという魂胆だ。
今回は
「〇〇」という記事のサムネイル
というフォーマットを用いて適当な記事をピックアップして生成していこうと思う。
其の壱: 存在しない事務所の存在しない声優のプロフィールページを作る
ありがたい事にじわじわスキをもらったり、インプレッションが伸びている記事だ。
既にサムネを設定しているが、Webページの一部をぼかしているだけなのでより目を引くものができたら是非差し替えてより閲覧してもらえるような見た目にしてもらいたい。
生成結果
ベテランのヘリ操縦士?
違う、違うんだ、こんなおっさんを召喚したい訳ではない。
早速このAIの精度に疑問を持つ。
ちなみにCANVAの無料プランで生成を行ったので画像作成の限度は50回までと決まっており、その限られた回数の中で15回くらいリトライしたものの一番まともな画像がこれしかなかった。
先行きが不安でしかない。
其の弍: クライアントからのメールやXのクソリプをぶった斬るChrome拡張機能を作る
つい先日公開したしょーもないChrome拡張機能を作成した記事。
なんやかんや労力をかけた分、素敵なサムネを頼む。
生成結果
早速壁にぶち当たってしまった。もう当記事は終わりかもしれない。
多分なー、プロンプトに「クソ」とか「ぶった斬る」みたいな下品だったり物騒だったりするワードが含まれているのが悪いんだろうなぁ。
まぁセンシティブ判定を喰らうタイトルはこのくらいなので、気を取り直して他の記事のサムネを作ってもらおう。
其の参: 日本のハロウィンイベントが好きになれぬ
つい昨日書いたホヤホヤもホヤホヤの記事。
この位のタイトルなら全く問題ないだろう。
生成結果
可愛ッッッ!!!
ハロウィンというワードが強すぎたのか、普通にいい感じのイラストが出来上がってしまった。予想外の可愛さに画面に向かって「どこ住み? てかLINEやってる? とりま会おうよ^^」と話しかけてしまった。
あとこのイラスト描いた奴ハロウィン全然好きだろ。
其の肆: 推しとビデオ通話して「あ、はい」しか言えなかった話
この辛さを味わって欲しいのに中々インプレッションが伸びずに悲しい気持ちになっている記事である。推しと上手く会話出来なかった私自身と私の気持ちをAIはきちんと表現してくれるのであろうか。
生成結果
え……? これが、わたし……?
少女漫画で内気で地味な女の子がクラスのギャルに素材の良さを見抜かれて思いっきりおめかししてもらった時の反応になっちゃった。
全く悲壮感を感じないし、そもそも何で女体化してるの?
其の伍: 理想の座席表ジェネレーターを作る
オモコロ杯2023に応募した記事。
ツールとしてのクオリティを優先した余り、記事の面白さを疎かにしてしまった悲しい力作。
生成結果
コンサートホールの設計案?
違うよ、私が作った座席表ジェネレーターは建築士がとりあえず提出したラフみたいな雑さではないよ。ちゃんと作ってるんだよ。わかってくれよ。
其の陸: TikTokがどうしても受け入れられない
業務上仕方なく扱っているTikTokへのぼやき。
私の不満をしっかりと表現してくれ。
生成結果
お前TikTok大好きだろ
其の漆: 指紋認証・顔認証とかが無理
Qolを上げるであろう最新技術に対する恐怖を書いた記事。
もうここまで来たらあまり期待もしていないが、とりあえず生成してみる。
生成結果
確かに無理そう。
でも顔や首にかけて全体に広がっている紋様は何なんだ。
明らかに指紋や顔どころじゃない生体認証が行われてるだろ。
少なくとも近未来の技術を否応なしに使わされてるんだろうな。
其の捌: 痴情のもつれに巻き込まれやすかった話
知人同士カップルの悶着に巻き込まれ、私が人間関係に煩わさを覚えたきっかけの一つを書いた記事。
AIの精度に少し希望が持てたので、完璧ではなくてもニュアンスが伝わるサムネを頼む。カップルの間で悩んでいる人物を描くとかの。
生成結果
痴情か? 痴情が悪いのか?? えっちだと思う方がえっちなんだと思いますが???
其の玖: 「喧嘩するほど仲がいい」が解せない
気を取り直そう。そしてまだAIの事を信じよう。
仲がいいってことを喧嘩の免罪符に使ってんじゃねぇよと一言物申したくて書いた記事。さぁ、どう出る? これはもう君との闘いだ。
生成結果
え、怖…
何をどう解釈したらこの画像になるの? ホラーゲームとかの主人公が廃屋で見つけた「児童3人行方不明」の新聞記事じゃん。
序盤でこれを見つけて、後々この3人の存在が物語の根幹だったと発覚するタイプのシナリオじゃん。
最早これに限っては「喧嘩」も「仲がいい」の要素も見出せない……。
其の拾: お〜い、そこのリソース度外視してあれやこれや注文つけるクライアント〜!
耐えがたいクライアントへの怒りを思わず吐露した。
もうここまで来たら何も期待はしてない。
なんならせめて面白いもの提供してくれとすら思っている。
この記事がラスト。さぁ結果は。
生成結果
22世紀の葬式?
百年も経てば葬儀ってのはこんなにポップでライトなものになるんだろうか。あと何でクライアント死んでんの?
未来でも相変わらずクソクライアントはクソクライアントなのか。
人類というものは相も変わらず愚かなものなのか。
技術だけ発達しても、人間という動物の本質は変わらないというAIなりの考えなのか。
そう考えると高度な皮肉に感じてきた。やるやんけ。
最後に
当記事「記事にサムネの設定をするのがダルいのでAIに考えてもらう」のサムネを考えて貰う。
頼む、最後ぐらいキャッチーで目を引いて「お、オサレなサムネやん」とこの記事を見かけた人が思わずクリックしたくなるような画像をくれ。
生成結果
割とまとも〜〜〜!
使わんけど。
生成を終えて
適当にピックアップした記事のサムネを考えてもらったが、何周か周って使ってもいいような気がしてきた。少なくともこの記事のサムネは決まったし。
私の感覚がバグってしまったのかこれもAIの術中なのか分からないが、後者の場合シンギュラリティは近いんだろうな。
そもそももっと具体的なプロンプトが必要だったのかもしれないし、ちゃんと言葉を選定すればもっと理想に近づいたサムネイルを生成できたのかもしれない。いくつかはタイトルに近しいような画像が生まれたし。
これはこれで改善の余地がありそうだ。
冒頭で述べたように、無理にサムネを作ろうとは思わないがたまにはAIに頼ってもいいかなと思った次第であった。
使ってみたいと思った方がいるかもしれないので一応リンク貼っときます。
CANVA: https://www.canva.com/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?