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人見知りとかそういう類のものじゃないのかもしれない

昔から人と話す事を怖く感じている。
社会人になってからはアルコールを介してテンションを上げないと初対面の人とまともに話せなくなってしまった。酒の味を覚える前の自分はどうやって会話をしていたんだろうか。もうそれも覚えていない。

Twitterとかで知らない人にリプ飛ばせる人ってマジで凄いと思う。
私は余程のことがない限り出来ない。
だってそれは道ゆく人に急に話しかける事と同じじゃん? ネット上だとそのハードルが低く感じてしまうのか?

そもそも何故ここまで人との会話を忌避しているかというと、脳のリソースの消耗が激しいからだと自覚している。
勝手が知れた相手なら問題ないが、知らない人に対しては忖度や気遣いやマナーやらモラルやら色々気にしすぎてしまって疲れてしまうんだ。
そして酒はその気疲れを麻痺させるためのツールでしかない。

この時点でだいぶ生き辛さを感じている人生ではあるが、最近自分のこの性質や気質は人見知りという言葉で形容できるものなのかという疑問を感じている。

そもそも人見知りって知らない人や初対面に対して恥ずかしがったり上手く喋れない状態や性格のことを指すが、私の場合はそもそも知っている人でもそれが発動する。
余程かなりウルトラスーパー気心の知れた仲じゃない限り、スムーズに話すことが出来ない。

仕事上のコミュニケーションであれば、それで給料を貰っていると割り切れるので問題ない。
スーパーやコンビニ店員も必要最低限なら大丈夫だ。
「レジ袋お願いします」ぐらいなら平気で伝えられる。

昔、健康の為に半身浴を日課にしていた時期があった。
普段はシャワーで済ますんだが、なんとなーく初めてなんとなーく習慣になっていた。一月ほど経ったぐらいに水道局員が水道の使用量が極端に上がったので漏水などしていないかと訪ねてきたが、「半身浴始めたんです」の一言が言えず、あーだこーだ話してたら「次月もメーターを確認して異常があれば調査をする」という結論に至った。

まぁ、半身浴辞めるよね。
水道代が上がるとかを恐れている訳じゃない。
来月もあのおじさんが来るかもしれないという可能性を恐れてしまったんだ。

他にも

  • ダイソーで目当てのものが見つけられないのに店員に尋ねるのが死ぬほど嫌なので閉店まで3時間ぐらい粘った
    (結局見つけられなかったし流石に何も買わないのは申し訳なさ過ぎたのでお菓子をいっぱい買った)

  • 知人にしつこく招待されて致し方なく参加したイベント(クラブ的なやつ)で、知人の面子を潰さない為にも頑張って酒を飲み続けて初対面の人と会話していたらぶっ倒れて救急車呼ばれた

  • 学生時代、飲み会でアルコールが入っているにも関わらず誰とも話せなさ過ぎて適当な嘘を吐いて途中で帰ったことが5,6回ぐらいある
    (なんで参加したんだろうね)

  • 上記の飲み会で一言も話さずに途中で帰った数日後、「あの人マジでなんなの?」と複数人に文句を言われていたことを偶々知って該当者とは一切話せなくなってしまったが多々あった

と、「コミュニケーション」に関する失敗はいくらでもある。
マジで人と話せない。どうしたらええんや。
30代を超えてからは多少マシになった自覚はあるが、それでも苦手なのは変わりない。どうしたらええんや。

過去に何度も伝えているが、私は数年おきに連絡先をリセットするという悪癖を持っている。上記のエピソードを見て、その理由がなんとなくお分かり頂けるのではないだろうか。

人間社会で生きていく以上、独りで生きていくなんて事は不可能だ。
それを分かっているからこそ、苦手でも最低限人と関わっていこうと自分で思っている。

でもなぁ、難しいんだよなぁ。
自分で自分を生き辛くさせている自覚はあるんだが、にしても解決策が出てこない。

一生こんな自分と向き合って生きていくしかないという覚悟が必要なんだろう。人には人の乳酸菌と人生があるので、自分の人生が偶々そうだったと割り切るしかない。

もし克服できたらその際はまたnoteの記事にでもしますわ。

おわり。



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