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#お酒について60

仕事で使うポータブル光学機器を全てソニー製に切り替えてみたいという思いがある、恐らく200万以下くらい。大掛かりに思えるが移動販売のたこ焼き屋さんがその軽バンを買い換える例と同等か、たこ屋さんの方がもっとかかるだろう。

風邪気味ながら原付に乗って30分の道のり、バイトで稼いだ小遣いを持って「スターフォックス」を発売日に買い求めに行った日を思い出す、それほど寒い日ではなかったが、雨が降っていてカッパを着ていた。おもちゃ屋(ゲーム小売店)の駐車場が屋根付きで有り難かった。

スターフォックスには「スーパーFXチップ」が使われていた、そのチップの写真はファミコン雑誌で見たことはあるが理屈としてどう凄いのかは当然知らない、スーパー、しかもFXだから凄いと興奮した、実際のゲームは期待通りエキセントリックな体験で、今思えばナムジュンパイクを彷彿とさせる、少ないメモリー範囲で書き出しつつも任天堂テイストを前面に出したヒストリックなゲームだった。

横浜の写真学校に通っていた。それから星霜を経て、一昨年、放送大学で元日大写真学部のセンセが構成する写真の授業が新設され、フンコーして(荒木経惟の真似ね)出席した、それは基礎的な内容で計8コマでは写真史も機材史も時間的に中途半端で先生も実際の授業進行に苦労されていたようですが、横浜の学校に行っていた当時を思い出して楽しかった。

さて、ソニーである。その先生が言うには現代のカメラユーザーはオーバースペックを所有している、と言う。分かる、iPhoneのパノラマモードなんて2回しか起動した事ないし、キャノン一眼レフの動画モードも頼まれた時にいやいや撮る。それはボタン押すだけで動画は取れるけど、実際は他に機材を揃えて綿密に撮るのが理想である、Goproではない。少しの手ブレや設定不足で最良の映像を得られなくなる、このついでに撮ったような映像にお金払うの?と思うが結果通り、次の動画の発注は無い。

さてオーバースペックである、オーバースペックの代名詞こそソニーでありましょう、(その辺アップルは手堅いがまたそれは違う話)何しろ高い。高いがそれを使って仕事をして確定申告するなら分割して申告出来る、大は小を兼ねる、買ってしまえばそれを使った仕事で天国にも地獄にもいけるだろう、今後スーパー確定ソニーFX申告チップαアップルを搭載した機材を恐れず、そのオーバースペックを受け入れる事で、政治的左派が糾弾する日本国における、その格差が逆説として発生する事はないだろう。

以上。











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