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機会詩

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機会詩をまとめてみました。 9.11同時多発テロや狂牛病などの災厄やワールドカップなど,さまざまな出来事にインスピレーションを得て詩を書いています。 本来の「機会詩」とは、異なる…
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2020年11月の記事一覧

愛しのクローンベビー【詩】

二才で死んだのは あれは本当の我が子ではありません 死ぬはずがないのです もっと生きている…

声【詩】

たくさんの声が あがっただろう たくさんの絶望と 悲しみと 嘆きと 怨嗟の声が しかしそれもつ…

アンセム~人間賛歌~【詩】

太鼓と鐘の響きが 共鳴する緑の大地 宴の用意は整った 鳴動する大地 始まりの合図に 人々の心…

遺伝子(プログラム)【詩】

なぜ生んだの? 殴りつけ 足蹴にし 侮蔑の言葉を投げつけるため? なぜ殺すの? 幼い生命の灯…

劫尽火(koujinka)【詩】

双塔の高層建築物が 狂信の翼にあおられて 灰燼と化したあの時から 世界はずっと炎に包まれて…

世界征服【詩】

僕は地球を平和にしたいのです 地球は今や危機に瀕しているのです なにしろ争いが絶えません …

眠らせぬよう【詩】

volume offで monitorは 世界を映す 電子の粒が再生した鏡像 相も変わらぬ 破壊の惨状 愚行の象徴 巣箱に戻るような旅客機 飲み込み潰れる双塔の城 すべては沈黙の中で 蒔かれた種は雛菊の花を刈る 土煙あげて崩壊する大地 すべては沈黙の中で 痛みは伝わらない 悲鳴も伝わらない 何もできず ただ傍観するだけ でも せめて この視線だけは 逸らさず 心を眠らせないように すべての出来事に注意深く 目を凝らして 耳をすませて

月ノ光命ヲ照ラス【詩】

月は 今夜も天空にあって この地上世界を その青白い光でやさしく あまねく照らしている 誠心…

狂月(kyogetsu)【詩】

夜 狂った人たちが 狂った月を抱えてさまよい歩く 暗い夜道を歩くには 月の明かりは格好のらん…

来異牛(kuruiusi)【詩】

今日 異国よりの来訪者 優雅にして優しい音色を纏い 凶事の前兆を 漆黒の翼で隠しながら ほく…