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祝!川越宗一先生、直木賞受賞!〜全国区になる瞬間を見て

 いやあ、いずれは自分の仲間内からレコード大賞歌手とか出る日が来ると思ってはいたけど、まさか直木賞作家が出て来るとは!

 それくらいの快挙であり興奮する出来事ですよ、ダンナ。

 すっかり全国ニュースとなっていますが、昨日発表された直木賞を本年度受賞されたのは、いわゆる“GIG作家”(井上さん命名)としてお馴染みの、川越宗一先生です。

 一昨年、書籍関係者の集まるイベントで初めてお会いしまして、井上さんの大推薦で木屋町のパームトーンにも顔を出していただけるようになり、今や看板イベントとなった「我孫子武丸顧問 ショートショートバトル」では2019年1月(ちょうど1年前!)の第一回から参加いただいて、毎回物議をかもす問題作を発表してくださってます。

(ちなみに、同じく第1回から、今や映画化大ヒット中の「屍人荘の殺人」で飛ぶ鳥を落とす勢いの今村昌弘先生も参加してくださってます)

 川越先生は昨年1年を通し、定期的にパームトーンのイベントに参加し、時に飲んだくれつつ、かの受賞作「熱源」を執筆されていたのですね。きっといい息抜きになると同時に、作家仲間との交流で友情を育みながら、自らへの刺激とされていたのでしょう。

 そういえば一時期、カウンターで飲みながら、いろいろ苦しんだり迷ったりしてはる風情もあったなあ。

 で、その「熱源」。もちろん発売とほぼ同時にパームトーンにも届いたのですが、パッと見た時から、あ、これは面白そう!ってオーラはありましたよ、ほんと。表紙やら帯やらとにかく本全体から、気合い、みたいなのは感じたなあ。

 そういうのって、実際読んでみても間違いなく面白いんですね。

 でもなあ、まさか直木賞にノミネートされるとはなあ。そいでまた、受賞しちゃうんだもんなあ。

 去年M-1チャンピオンとなったミルクボーイの周囲の人たちも、きっとこんな気持ちだったんだろうなあ。

 とにかく昨日は、FM泉大津へ向かう道中ずっと発表の瞬間をネット配信で見てて、「直木賞 川越宗一」の紙が張り出される瞬間をリアルタイムで見てました。

 これが「全国区」になる瞬間。

 すでに有名な人や全国区な人とご一緒したことは何度もあるけど、「その瞬間」に立ち会ったのは僕も初めて。

 夢や希望は、もう手に届くところにある。

 昨年、僕の番組「情熱の羅針盤」にもゲストで出ていただいて、たっぷりお話を伺っています。あらためてじっくり見ると、やっぱりいろいろ示唆に富んだことを仰ってますよ。

 ジャンルは関係ない。すでに同じコミュニティーにいるってことが大事。だからみんな、どんどん後に続くんだ!

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