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フォトエッセイ「あえて、無題」



春遠からじですね

改めて、春の訪れを感じる浜松市北区のフラワーパークにての一枚です。

私は昔から父の影響で、トタンがサビた家屋のなかでよいこらしょっと重たい荷物を下げて小休憩する農村の人びとが談笑するような作品や、廃墟の病院のモノクロームの写真やらを見てきました。
子供ながら毎週連れ出されておいしいラーメン、ドライブ、そして写真たち。

綺麗なものは誰もが見ても綺麗でみんなが知っているし、美しい。
安心はするんだけど、何かが足りない。
ダシのない味噌汁のような飲めるけど、満たされない味覚のような…。
刺激的でなくても、なにか一つこれだという個性があればいいなと思うのですが。モリモリマシマシ(?)の強烈な個性もいいですが、もっと自分らしさを落とし込める様な、宿せるようになるには何年かかる事でしょうか。



久しぶりに父と写真を撮りに地元の奥山半僧坊の火祭りに行って撮影をしてきました。


前のりして一時間ほど待機したのですが、風もなく夜でもあたたかく感じました。











シャッターを切っているときは、夢中でした。
あれだけの火炎を目にしたのは初めてで時間の経過を忘れこれが没頭しているのか、という後になって気が付いたくらいでした。

タイトル、は何年後かの自分へのメッセージでその時の私が何を考えているのかタイムカプセルの様な気持ちでつけました。皆様にも何かを感じて頂けたら幸いです。





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