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実録!ワンチーム採用オンライン選考会(準備編)

株式会社ショーケースが2021年度新卒採用選考として発表したワンチーム採用の選考会が、いよいよ明日4月4日に開催となりました。
開催までの2ヶ月間は、決して準備万端でこの日を待っていたわけではなく、本当にいろんなことがありました。何かのお役に立てるかも知れないと思い、この記事でまとめてみました。

1)ワンチーム採用とは?

ワンチーム採用とは、当社オリジナルの全く新しい新卒採用選考方法で、個人ではなくチームでエントリーし、一日間の選考会のなかで当社役員にビジネスプレゼンをしていただき、合格のチームにはメンバー全員に内定を通知するというものです。
結果、初めての開催となる明日の選考会は、下記の通りとなりました。

・4チーム計12名の学生の皆さんが参加予定。
・当社からは、選考官である役員全員を含め、総勢10名のショーケースメンバーが参加。
・プレゼン発表時には、たくさんのショーケースメンバーがリモート会議システム経由で応援観戦予定。
・選考会を実施するにあたって、PC5台、プロジェクター5台、大型スピーカー&マイク、外部カメラ2台、ビデオ会議システム6回線を使用。

いつの間にか、当初の想定よりもかなり大掛かりとなってしまいました(笑)

2)参加チームの集客あれこれ

今回参加いただけるチームは4チームなのですが、正直なところ、この集客が一番苦労しました。
まず、ニュースリリース配信時は、自分のテンションがかなり上がっていたのか、かなり妄想の世界に入っていましたね(苦笑)。

「日本初だからYahooニュースに載るんじゃないか」とか、「配信直後から問い合わせの電話がガンガンかかってくるんじゃないか」とか!

…ところが配信後、蓋を開けてみたら…

反応薄っ!

数名の方がツイートして頂いたり、いくつかのニュースサイトが取り上げてくれたものの、それでおしまいでした。待てど暮らせど全く学生からの反応がないんです。

この時、正直に言ってかなりがっかりしたのですが、ここで社長からアドバイスが!

「最近Twitterでbosyuっていうサービスあるの知ってる?」

あ、確かに黄色いの見たことある!!

すぐに調べました。
なんと!無料で募集できる神サービスじゃないですか!
というわけで早速事前説明会をbosyu!してみることに。そうすると残念ながらこの時はエントリーはなかったものの、Twitterのインプレッションが急上昇、なるほどなるほど…

そして事前説明会自体は別ルートからのエントリーで2チームが参加してくれたのですが、説明をしているときにパッと閃めきました。

「あ、ワンチーム採用ってなんなのか?がそもそもよく伝わっていないんだ!」

まず、急いで当社のワンチーム採用を開催する意図をまとめたnoteを書きました。家族にも話して、原稿を読んでもらって修正して、を繰り返すことで、自分でも納得がいくnoteを公開し、自分のTwitterでしばらく固定ツイート。

それから、エントリーよりももっとカジュアルなコミュニケーションの場を作りたくて、「ワンチームで働くを語る会」を企画し、再度bosyu!
第三者である前職の後輩(就活マッチングアプリ「Matcher」の有名人!)にも手伝ってもらい、新たな2人の学生が興味を持ってくれました。用意したピザは余っちゃいましたが笑

さらにさらに、再度タイミングを見計らってオンライン選考会エントリーをbosyu!したところ、ついにbosyu経由で初のエントリーが!
これは本当に泣きました!
ちなみに単にboysu!と書いてますが、これもかなりテクニックがあると思います。出せば出すほど良いbosyuになりましたね。自画自賛(笑)

3)幾度とない開催要件の変更

ニュースリリース配信後のもう一つの大きな苦労は、やはり新型コロナによる状況の変化への対応でした。
当初はリアルなビジネスコンテスト形式で計画していたのですが、2月を過ぎて新型コロナの被害とともに、企業の対応もニュースに取り上げられるようになりました。当社もいち早く対応方針を策定し、社員へのリモートワークをより強く推奨したのですが、そんな中で、3月に学生をオフィスに迎えることはできないとの判断で、3月6日の第一回選考会の中止を決定しました…
やっと1組のエントリーが決まった直後でしたので、これは一番悔しかったですね。

が、一晩寝てポジティブにスイッチを切り替えられるのが自分の強み!
ということで、翌日、一枚のスライドを準備し、社長にオンラインでの開催を提案。無事了承をもらえた時は本当うれしかったですね。

その後、オンライン化する苦労は次の項でまとめますが、全く苦労とは思わなかったですね。むしろ楽しんでいた気がします。
ただ、それだけでは終わらないのが新型コロナの猛威。

3月末の小池都知事の記者会見で、週末の外出自粛要請を受け、そこからはロックダウンのデマ情報にも翻弄されながら、再度参加要件を見直しました。
最終的には、参加チームの3人自体も別々の場所からリモートで参加できるように要件を変更。これこそ本当の「リモートワーク」の形ですよね。この措置で、参加チームにとってはハードルが上がった部分は否めませんが、参加者のソーシャルディスタンス(社会的距離)確保ができ、さらに安全な形で実施することができるようになりました。

4)ビデオ会議形式で選考会を実施するためのインフラ面

これはこれで、また色々と紆余曲折がありました。
まずはソフトウェアの選定。
元々当社では、slack call、Skype、Google Hangouts Meetが使える状況にありましたので、Googleを想定していました。が、その後リモートワークに関する記事がどんどん増えてくる中で、Zoom、 Wherebyなども候補に入りつつ、ブラウザだけで会議が実施できる、UIも使いやすいことから、Wherebyに決定しました。
そこまでは良かったのですが、とある重要な会議をWherebyで実施したときに目の当たりにしたのは、開始時間が30分経過しても接続がうまくいかず、会議が開始できないという実態でした。
原因はおそらくリモート側のPC環境、ネットワーク環境とユーザーのリテラシーです。

この会議は二つの大きな学びがありましたね。
一つ目は、マニュアルの重要性です。
元々ハードウェア環境についてはマニュアル化して参加者側に送付していたのですが、新たにソフトウェアのマニュアル作成を決意しました。

二つ目は、映像よりも音が大事ということ。
これは同じ会議に参加していた同僚の部長Mさんが教えてくれました。映像だけが繋がっていても、意思疎通ができないので状況の改善が難しいと。全くその通りでしたね。急いでビックカメラに行き、実際に音とマイクの対策ができるものを購入し、テストした上で参加チームの皆さんに音対策をしてもらうようお願いしました。
ちなみに事務局側も設備をバージョンアップして、かなり良い機材で実施させていただけることに、担当役員Sさんに感謝〜!

あとは、同僚に協力してもらって事前に接続テストを実施しましたが、これも大きく二つの学びがありました。
結論だけ言うと、当然ながらシステム構成はシンプルな方が良いことと、当日はオペレーターの役割が重要で、何か起きるとすぐに人手が足りなくなること。

5)最後に

いろいろつらつらと書きましたが、つまり、明日の準備は万全です!
きっと参加者の皆さんに、最高の採用CX(候補者体験)を提供できるでしょう。
もちろん、当日もいろんな想定外のことが起きてしまうかもしれませんが、そこは参加チームの皆さんと我々ショーケースメンバーがワンチームとなって解決し、最終的に良いパフォーマンスを見せていただけると信じています!

ということで、じゃあ当日はどうなったのか?は、また「選考会当日編」でお伝えしたいと思います。


株式会社ショーケース ワンチーム採用ページ
https://recruit.showcase-tv.com/oneteam/
人事部:山田剛

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