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【個で競うのではなく、チームで勝ち抜く】新しい時代の新しい採用手法「ワンチーム採用」

ショーケースでは、2020年に新しい学生の採用手法として「ワンチーム採用」を開始しました。

ダイヤモンド・セレクト 2021年2月号「息子・娘を入れたい会社 2021」の「2019年度~2021年度に行われたユニークな採用制度の例」として注目を集めるワンチーム採用。

'22新卒向けの「ワンチーム採用」がスタートするということで、発案者である人事部:山田部長にインタビューしました!

そもそもワンチーム採用って何?

――ワンチーム採用とは、一体どんな採用手法なんでしょうか?

ワンチーム採用は、日本初のまったく新しい採用手法です。

3人一組の“チーム”でエントリーしていただき、3時間という限られた時間の中で、選考当日に発表されたテーマについてディスカッションし、資料を作成して、当社の役員にプレゼンしていただきます。

従来の履歴書や面接での評価ではなく、ディスカッションの様子や、アウトプットの質などを評価して、一人一人ではなく“チームとして”選考をします

――何がきっかけだったんですか?

2021年の新卒採用計画を立てていた時に、最初は通常通りの採用方法は考えていたんですが、代表取締役社長の永田さんから、「ショーケースにしかできない新卒採用をやりたい」と言われたのがきっかけです。

学生の“不”を解消しながら、時代の流れに合致した、新しい「ショーケースらしい採用手法は何か?」を考えていきました。

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その中で強く意識したのが次の3つなんです。

①就職活動は孤独というイメージを変えたい!!

まず、これまで人事をやってきた中で「就活=孤独」というイメージがありました。
面接は原則、学生と面接官という1on1という構図ですよね。そして、今まで友達だった大学の仲間にもライバルに見えてきたり、気軽に就活の話ができなくなったり…

そんな、「就活=孤独」というツラいイメージを変えたかったのが一つ目の理由ですね。

②VUCAの時代における優秀な人材とは?

新型コロナウイルス感染症により、社会の生活様式、企業のビジネスは大きく変わりました。こうした、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)な時代の中で、今までの選考方法が通用するのか?という疑問がありました。

ショーケースが展開するクラウドサービスもそうですが、個の力だけで切り拓くのではなく、システム連携や協業などパートナーシップ=チームでの力が必要な時代になってきました。

そう考えた結果、必然的に個ではなく“チームとしてどういったパフォーマンスを出せるか?”を選考の軸におきたいと考えたのが2つ目の理由です。

③ショーケースのカルチャーに合うか?

3つの理由は単純に“カルチャー”に合うか?を見極めたいからです。
ショーケースの主力SaaSプロダクトは自社サービスで、システム開発・マーケティング・営業・カスタマーサクセスと組織横断的なチームワークが求められます。

エントリーシートがピカピカで、練習を重ねてきた準備された面接ではなく、グループワークでの即興的で本質的な学生の考え方や行動、チームでの共創的なパフォーマンスを見せてほしいです。


こうして誕生した新しい選考方法が「ワンチーム採用」です。

――どんな学生に注目していますか?

ショーケースでは、チームで成果を出せる人、ユニークな発想ができる人が「未来を創っていく人」だと考えています。

そのような「未来を創っていく人」と出会うために、従来の選考方法では見つけられなかった、学生に出会えるよう、応募のハードルはなるべく取り払いました。

思い切ってエントリーシートは不要にしました。
学歴も問わず、専門学生、その他スクール生もエントリー可能です。
そして、オンラインで開催するので全国どこからでも参加できます。

なぜ“チーム”という概念が重要か?

――チームで成果を出せる人とは、どのような人ですか?

ショーケースのコアバリューは、「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」です。
「おもてなし」とは、相手の期待を知り、その期待を超えることだと考えています。

すなわち、チームの中で「どういった役割を期待されているのか?」を感じることができて、「その期待を超えるために何をするか?」を行動できる人がチームで成果を出せる人だと思います。

ショーケースは自社開発をしている会社なので、商談や打ち合わせはお客様と直接行うことが多いです。そのため、この考え方・行動は入社後も必要であり、重要なものです。

だから、ワンチーム採用では「チームワーク」を選考基準の一つにしています。

実際の選考では、私や役員は3時間のプロセスをウェブカメラ越しにモニタリングさせていただいています。
その中でチームワークや、それぞれの役割、タイムマネジメントや、発散と収束の仕方に注目しています。

――ユニークな発想ができる人って、どんな人?

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上記は、社歴・経験・年齢を問わず従業員が、社長や経営陣に提案を行い、過去10年間にショーケースが生み出したサービスたちです。

既に終了したサービスもありますが、シェアNo.1を誇るサービスも誕生しました。

こうしたユニークなアイデアの発想力を、たった3時間で当日いきなり出されたテーマからアウトプットを出すという過程から見出そうとしています。

これが、「アウトプット力」を二つ目の選考基準にした理由です。

こちらでは、プレゼンテーションの質ももちろんですが、ビジネスモデルの実現性、自社だけではなくお客様に提供するベネフィット、そして実現したいという熱意、伝える力に注目をしています。

――どんな学生に「ワンチーム採用」を受けて欲しい?

一人よりも、みんなと一緒だからこそ力を発揮できるような人に来てほしいですね。
会社と、チームと、仲間と働くことで成長していきたい人を求めています。

なので、今はまだ「やりたいことが見つかっていない」という方でも構わないです。
周りの人と一緒に色々仕事してみることで、やりたいことが見つかることもあるんじゃないでしょうか。

よく、「弊社で何を実現したいんですか」「5年後10年後どうなっていたいですか」ということを面接のときに聞かれたりしますが、「そんなのないに決まってんじゃん」っていう人もいると思います。

そういう“素直さ”も個性だと思いますし、そんな自分を受け入れ、そしてみんなが同じではないことでチームとして成長していったり、イノベーションが起きたりするのだと思います。
なので、準備してショーケースが期待する正解を探してくるということは必要ないんですよね。

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なぜ、ショーケースに“ワンチーム”が必要なのか?

――ワンチームというのは、ショーケースらしさということなんでしょうか?

そうですね。チームと言っても色んな形があると思いますが、計画された戦術に基づいて、それぞれやるべきことが決まっていて、その通りにただ動くというだけがチームではないです。

ショーケースの一つの“らしさ”は、意思決定やプロダクト開発などの「スピードが早い」という点です。

システム開発のエンジニア、営業、マーケター、コーポレート(法務、広報)などのチームが連携しながら、素早くプロダクトを開発していきます。
構想段階からサービスローンチまで、6ヶ月というスピードで新サービスを世に出したこともあります。

そして、そのスピードがあるからこそ、色々なアイデアをサービスとして形にしていくことができるんだと思います。

何かルールがあってそれに従うというよりは、一人一人が「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」という大きなテーマについて考えながら、いろんなアイデアを出して、チームでスピーディーにつくっていくのが“ショーケースらしさ”なんじゃないでしょうか。

就活生へ向けて一言

――さいごに、就活生のみなさんに一言お願いできますか?

昨年、「ワンチーム採用」を体験した仲間からは下記のような言葉をいただきました。

「チームの中で、アイデアが相乗効果でどんどん良いものになっていく過程を体感することができて、非常に楽しかったです!」

「ワンチーム採用を経て、自分が非常に成長できたと感じています。仲間とやりきったことを一緒に喜べる嬉しさを感じることが出来ました。現在、新型コロナウイルスの影響で、一人で行動しなければならないことがさらに多くなってしまったのですが、そんな中で仲間と一緒に頑張ることが出来た経験は一生忘れることはないと思います」

「もっとこのワンチーム選考のような、自分の能力を発揮し、楽しみながら就職活動が出来る世の中になってほしいなと思います」


この言葉を聞いて感じたのは、会社への入社はゴールではない、ということです。
皆さんも、ショーケースも、もっともっと一緒に成長していくんだと感じました。

「自分、仲間、そして会社の、ありたい姿に向かって一緒に成長したい」
そんなポジティブな情熱を持った方と一緒に働きたいと思っています。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!


ワンチーム採用について興味をもったという就活生のみなさん、まずはぜひ気軽にエントリーください!
みなさまからのエントリー、心よりお待ちしております!!

■「ワンチーム採用」Webサイト
https://recruit.showcase-tv.com/oneteam/

■ショーケースが「ワンチーム採用」を導入した理由
https://note.com/showcase/n/n6feabf901448

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