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9/14(月)以降の「With/Afterコロナの新しい働き方」について

こんにちは、ショーケース経営企画部です。

本日は過去の取組をまとめながら、9/14(月)以降の「With/Afterコロナの新しい働き方」をお知らせいたします。

従来までの働き方と大きく変わりませんが、働き方に悩む企業や担当者の参考になればと考えています。

フェーズ1:リモートワーク・フルフレックス勤務体制

2020年2月25日より、ショーケースでは新型コロナウイルス感染症対策のため「リモートワーク・フルフレックス勤務体制」に移行しました。

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主な取り組み内容は以下の通りです。
・在宅勤務およびリモートワーク推奨(4/21時点で移行率95%)
・やむを得ず出社する場合においては混雑時を避けたフルフレックス勤務体制推奨
・全従業員にリモートワーク支援金(一人あたり30,000円/月)を支給※1
・日次の安否および健康確認の実施
・リモートワーク体制の強化(コミュニケーションツールやセキュリティなどの環境整備)
・オンライン顔認証システムを活用したリモート株主総会の実施
・手洗い/手指消毒の徹底、手指消毒用アルコールの設置
・マスク着用や咳エチケットの徹底

(ご参考)
 株式会社ショーケース 代表取締役 / 永田豊志
 リモートワーク率30%→95%を達成したプロセスの全貌。
 ~リモートワークのヒント集~(2020年5月1日)
 https://note.com/showcase/n/n5946c776c671

※1
在宅勤務・リモートワークへの移行率や実施期間を鑑み、7月以降は一人あたり20,000円/月を支給。

フェーズ2:7/1~ 「With/Afterコロナの新しい働き方」

3ヵ月にわたり「リモートワーク・フルフレックス勤務体制」を継続してきた結果、リモートワークおよび在宅勤務での業務遂行が可能であることが分かってきました。

一方で、オフラインでのコミュニケーションが失われたことにより、オフィスワークの重要性を再認識することにも繋がりました。

そこで、ショーケースでは2020年7月から、オフィスワークとリモートワークの良いところの両取りを目指して「With/Afterコロナの新しい働き方」をスタート。

リモートワーク・在宅勤務をメインとしながら、週1日+αのオフィスワークを組み合わせることでコミュニケーション量を補い、「価値創造」と「未来創造」のバランスを取ることを目指してきました。

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「With/Afterコロナの新しい働き方」のアップデート

週1日+αのオフィスワークと、リモートワークを組み合わせた働き方を実践して1ヵ月が経過した8月に全社アンケートを実施。

①業務パフォーマンス
②コミュニケーション・チームワーク
③ウェルビーイング

上記3つの観点から従業員の声を集めました。

~アンケート結果からの考察①:業務パフォーマンス~

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<良かった点>
・集中できる環境により高いパフォーマンスで業務を遂行できている
・柔軟に勤務時間を調整できるため、パフォーマンスの維持がしやすい
・テキストでのコミュニケーションは質問の意図が伝えやすい
・突発的な業務依頼が減った

<どちらとも言えない or 悪かった点>
・オフラインに比べてコミュニケーションが難しい時がある
・クリエイティブやコミュニケーションを要する業務には向いていない
・on/offの切り替えが難しい、オフィスでの業務の方が捗る

事業部や部門の仕事の進め方、タスクの種類、職種の性質などにより、業務パフォーマンスにはバラつきがあったようです。そのため、画一的な働き方ではなく、事業部・部門・職種などに合わせた、より柔軟な働き方が業務パフォーマンスの向上を引き出すという仮説に至りました。

~アンケート結果からの考察②:コミュニケーション・チームワーク~

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<良かった点>
・週1回の出社でコミュニケーションは十分満たされている
・「分かるでしょ?」という同調圧力が減った気がする
・積極的にコミュニケーションを取ろうとする雰囲気が生まれた

<どちらとも言えない or 悪かった点>
・雑談や世間話がほとんどなくなった
・仕事を依頼にづらい、多忙さに気づいてもらえない
・細かなニュアンスが伝わらない
・1on1ではなく、複数人でのコミュニケーションが難しい

オフラインからオンラインやテキストでのコミュニケーションが増えたことにより、業務以外のコミュニケーションが相対的に減りました。それにより、事業部部門によってやりにくさを感じていることが分かりました。

ホーソン実験による「人間関係が生産性に影響する」という結果があるように、いかにチームワークにつながるコミュニケーションの場をつくり出していくのかが今後のポイントとなりそうである。

また、業務以外のコミュニケーションについてはオフィスワークを増やせば相対的に増えるという性質のものではないため、量ではなく質、場の設計にも気を配っていきたいと考えています。

~アンケート結果からの考察③:ウェルビーイング~

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<良かった点>
・通勤時間が減った分、自由に使える時間が増えた
・睡眠時間を確保できるようになった
・家族や大切な人とのコミュニケーションが増えた

<どちらとも言えない or 悪かった点>
・座ったままの業務など、健康維持が難しい
・家が狭いため、物理的な快適さが低い
・対面で助けてもらえない不安や孤独

従業員が身体的にも、精神的にも、そして社会的にも「よい状態」をつくり出せているか?という点では、他のアンケート項目に比べて一番多くの人数が「快適 = 良かった」と回答しました。

通勤時間が減少したことで、精神的や社会的に満たされた従業員が多かったように感じます。一方で、従来まで住むための場所だった自宅が働く場所になったことで、身体的な点で「よい状態」をつくり出せていない可能性もあると感じました。

フェーズ3:9/14~ 「With/Afterコロナの新しい働き方 Ver.1.1」

前述のアンケート結果を踏まえて、ショーケースでは事業部・部門により柔軟な働き方を検討しました。

その結果、各事業部・部門ごとにオフィスワークとリモートワークの比重を決めて、9/14(月)以降は「With/Afterコロナの新しい働き方」を実施していきます。

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これにより、完全リモートワーク・在宅勤務に移行し必要に応じて出社するところ、オフィスワークとリモートワークの比重を変えたところ、いままでの働き方を継続するところなど、社内での働き方が多様になりました。

今後のショーケースの働き方について

「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」をコアバリューに掲げるショーケースでは、今後も業務パフォーマンスと従業員の働きやすさが最大化し、人が幸せになれる働き方を模索していきます。

そうした働き方改革を一歩一歩進めていくことが、中長期的な労働人口不足や介護離職などの社会課題を起点とした経営リスクに対応し、ステークホルダーに対する「おもてなし」につながると考えています。

そのために従業員の声をはじめ、社会からの要請など、ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、今後も新しい働き方を目指して参ります。

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