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2014/08/17 SUMMER SONIC 2014 -DAY1-

"Phoenixを観るためだけ"と言っても過言ではなく、本当にPhoenixを観たいがために幕張へ。

移動や気候がしんどいイメージがあったけど、マリンに一度も行かずにメッセの中だけで済ませるとなかなか快適だということが分かった。

朝一のHAPPYを観たいという希望は案の定、寝坊に邪魔されて間に合わなかったので、WHITE ASHの途中くらいからサマソニスタート。のび太CDより良い声してる。

そして当日に会場とタイムテーブルの案内を見て、「あ、TOKIO出るんじゃん」と。テレビ出演から村興しに無人島開拓と色々やっているアイドルバンドを拝見、拝聴できるのは折角の機会ということで、先日の北海道はJOIN ALIVEでも話題になっていたジャニーズ・ロックバンドTOKIOを観賞。

リーダーの「I got a true love」が裏返り気味だったり、長瀬君のMC慣れしているようでしていない感じとか、色々と楽しませてもらった。3曲ほど観て、規制がかかる程の大入りとなった満員御礼の人混みを抜け出してcoldrainへ移動。

海外大手プロモーターか何かと契約していて(確か)、ワールドツアーをやるようなバンドなので期待していたが「TOKIOとステージを逆にすべきだったのでは?」というくらい閑散としている。ライブ自体は良かったと思うけどタイムテーブルに恵まれなかったような。

続いてFear, and Loathing in Las Vegas。coldrainのときから既にそうだったのだろうけど、次のBABY METAL待ちの客が多い中、Las Vegasの方がスクリーモでありながらメロがキャッチーな分、聴いていてノリ易かった。

続いてこちらもワールドツアーをしたり、海外のメタルフェスに出演しては大御所との共演・対バンで話題を攫っているBABY METAL。「全てのメタルは日本に通ず……」というくだりで始まる"設定"があったのにクスリとさせられた。内容それ自体は"メタルなサウンドをバックにアイドルが歌って踊る"という、特段真新しさのようなものは感じず、コンセプト通りなものだった。

昼食を取って一休みしてからJamaica、Twenty One Pilots、CIBO MATTOを。どれも然程好みでなかったので特になし。マリンステージでArctic Monkeysがスタートする中、本命であるPhoenixの登場を待つ。

定刻を数分回って暗転、湧き起こる歓声。今年1月の大阪・東京公演以来、人生3度目のMon dieu。ヴェルサイユ宮殿の回廊と思しき画像がスクリーンに映し出され――単独公演時と同じ相変わらず異常なまでの高精細な画像――シルエットが浮かび上がるようにメンバー登場。

『Entertainment!』のオリエンタルな旋律に始まって「We are Phoenix come from Paris!」とThomasが叫ぶ。いつか「from Versailles!」と叫ぶ土地で観たいなあ。

タイムテーブル発表時には、海外フェスでヘッドライナーを張るバンドがSONICで良いのかと思ったけど、なんかあまり関係なかったような気もする。むしろ観客との距離が近い分、一体感があって盛り上がったような。

The Envy Corps、Ben Howard、Motez、Samphaあたりの来日を切望しつつ、今週はいよいよRobert Glasper Experiment。

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