はじめまして

料理研究ラボ 所長の石崎元浩と申します。

お久しぶりの方は、ゆるワークでお世話なった石崎です。

ご心配をおかけしました。

さてまず、なぜ新たにnoteを立ち上げたのかをお話します。

2021年11月11日夜半。パソコンに向かって作業していると。

「あれ?なんか変だ」そう感じるも束の間、いきなり右半身の力が抜けてゆき、視界が右にグワンと傾いたかとを思えば、そのまま布団に沈んだ。

「なんかおかしい」「右手が動かない」と叫んでみても、言葉にはならず、只々布団の上でもがくしか出来ることは無かった。

ことの異変に気づいた家族が急いで救急車を呼んでくれ、病院に担ぎ込まれた。

バタバタと医者と看護師たちが動くのを、夢うつつの中でボーっと見ているだけだった。

そして、段々と意識が薄れていった。


どのくらい経っただろう、どうやら一命はとりとめたようだが…。

目が覚め意識が戻ってくると、変なことに気づいた。

いや、薄々は覚悟していたことが現実となった。

やはり右手が動かない。

ご丁寧に右足も動かないとくる。

更には、色々なことが思い出せない。

電話番号、住所…あれ?なんで出てこない。

一体どうなった?

全てのことが忘却の彼方へ飛んでいったようだ。

仕事のことはどうだろう?

慣れ浸しんだパソコンの使い方、パスワード、銀行の暗証番号…思い出せない。

絶望の2文字が頭をよぎる。

泣いた。

本気で泣いた。

声を出して泣いた。

一人になると絶望感に苛まれてどうしようもなくなる。

そんな日が二週間も続いたであろうか、声もやっと出せるようになったころ、持ち前のせっかちがムクムクと頭を上げた。

「こんなんじゃダメだ」「今やれることをやろう」「何かあるはずだ」と。

そんな時ふと頭をよぎったことは、「退院してから料理がまた作れるのか?」。

料理を作るのが、生きがいなので冷静に考えた。

「包丁は使えるだろうか」「いや、右手が動かない」「そうだ、野菜はカット野菜を使えばいい」。

突破口ができた。

「肉も魚も予め切ってあるのを使おう。」

ドンドンとアイデアが出てきた。

そして、「これをブログで発表したらどうだろうか?」

少しでも「料理」が苦手な人の役に立ちたい。

その一念で、リハビリだと思い左手一本でキーボードを叩き始めた。


1.味の好みはその家によって違うので、使っている調味料は記載するが『分量』は書かない。

2.材料を固定せず、家にある材料でできるようにすろ。

3.『必ず美味しい料理ができる』と自分を信じて料理をする。


「よしこれで行こう。」

「タイトルは…。」

「大雑把な料理…いや小雑把な料理」。

「『小雑把クッキング』としよう。」


と言いうのが、ことの顛末です。


これからはリハビリを兼ねてこのブログを書いていきますので、優しい気持ちで見ててください。

ゆるワークドットトーキョー代表 改め 料理研究ラボ 所長 石崎元浩

https://show-zappa.online/


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