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しばらく充電します。
みなさん、お久しぶりです。
いきなりですが、私、しばらく充電します。
Twitterの方では報告をしていたのですが、字数に限りがあるのとnoteでは報告していないことが気がかりになって、こちらの方でも報告しようと思った次第です。
このところ体調不良と精神面の不安定さに悩まされていまして、しばらくいろんなことから離れてみようと思ったわけなのです。
仕事も休職中ですし、小説を書くことからも離れて
雨宿り(ちくま800字文学賞応募作品)
「また雨が降ってきたなぁ」
僕は、朝に雨が降っていないからと小学校に傘を持って行かなかった自分を恨んだ。慌てて学校近くのタバコ屋の軒先に飛び込んだ。雨は凌げたが、雨脚は強くなる一方で、どうして帰ろうか思案していた。
そこに、スーツを着た男が鞄を傘代わりにしながら、軒先にやってきた。男も朝の天気に騙されたのだろうか? そう思うと僕は勝手にシンパシーを感じずにはいられなかった。
「どけよ、タ
#アドベントカレンダー2021 Birthday before Xmas
僕が小学5年生になる娘の陽菜と母とを連れて、父を見舞いに行ったのはクリスマスが迫った12月19日のことだった。父が入院している病院は、地域の中でも一番の大きな病院だ。とはいえ、周りを山に囲まれた田舎だからこそ威厳が保たれているようなもので、都会の大病院からしたら、一地方の病院に過ぎないのだろう。
父は口も利けない状態で、ただベッドの上に横たわっているだけに見えた。
「おじいちゃん、陽菜だよ」
武田砂鉄「マチズモを削り取れ」
世の中を見回してみると、女性に比べて男性が優位に立っていることが多いと感じる。
それは男女雇用機会均等法が制定されて30年以上経った今でも変わらない、あるいはひどくなっていることもある。
働く既婚女性は家事育児に追われ、男性も参加しているものの、主体は女性に置かれているようである。
男性である私としては、大変に肩身の狭い思いをしているのが正直なところである。私のような能力の低い者が男というだ
アートに寄り添う人たち
目が見えない人の生活はどのようなものなのだろうか。私は得意の(?)妄想力を生かして、イメージを浮かべてみる。
きっと、白杖を持ったり、盲導犬を連れたりして、街中を歩くことになるのだろう。そういった知識から得られることは何となくイメージが湧くのだが、実際のところ、それ以上の想像は膨らまなかった。
ましてやアートなんて本当に楽しめるのだろうか。初めてこの著書の存在を知った時に思ったことだ。
スペシャルウィークの謎を解く
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今回はラジオで恒例行事として行われているスペシャルウィークについて、解説していきます。
スペシャルウィーク、パワーウィーク、サンクスウィーク等各局によって呼び方は異なりますが、関東圏は基本的に偶数月に、北海道、中京圏、関西圏、福岡県は6月と12月に開催されています。内容としては、番組プレゼントの増量、普段は出演しないような著名人の出演などがあり、最近では
ラジオと下ネタについて真面目に考える
みなさん、ご機嫌いかがでしょうか。
今日はラジオにおける「下ネタ」について、大真面目に語っていきたいと思います。不快に思われる方は途中で降りてもらっても構いません(でも、できれば最後までよろしくお願いします)
ラジオはテレビやネットと違って、視覚的情報がないメディアです。したがって、直接的な発言以外のいわゆる下ネタは聴く側の想像力に任される訳です。
例えば、「オールナイトニッポン」で一
金曜はこれがいいんじゃない?
今回は週末の入り口となる金曜日に放送されている大阪・MBSラジオ「福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない!?」を取り上げます。
パーソナリティを務めるのは、MBS毎日放送の福島暢啓アナウンサー。福島アナは宮崎県出身、学生時代からNHKラジオの「ラジオ深夜便」を聴くなどラジオに親しんでおり、また昭和歌謡に精通していることでも知られています。また、アナウンス技術の高さは折り紙付きで、TBSの安住紳一郎