印象に残ったのは彼女の心情

この週末、沖縄県の小浜島へ。

娘2人たちのバースデー旅行だ。秋も深まる11月とは思えない日差しと陽気。朝焼けの水平線。満点の星空。とても想い出深い旅になった。娘2人にとってもそうだろう。

だけど、一番印象に残っているのは取り分け上の娘の心情である。

彼女は間もなく5歳になろうとしている。大人の言葉も理解するし、心情も理解する。3歳になったばかりの娘の面倒を見ながら、自分の意志表示もしっかりする全体の中で折り合いをつける。

長旅、特に移動中は親たちもイライラしてしまうことがある。子供たちがぐずる、思うようにいかない。そんな時、子供たちに叱ってしまうこともあるけれど、特に上の娘はその中でも下の娘を必死に守りながら、親の言うことも守って、その中で出てくる自分の自我も出してくる。どれだけ気持ちを消耗したのかな、彼女たちのそのままを受け止められているかな、と思ったときに、長旅をがんばったくれたことへの感謝が湧いてきた。

旅の終わりに、「この長い旅、本当に頑張ったね。パパはすごいと思うよ。ありがとうね」と声をかけた。特に上の娘も何かを言うわけではないが、何か安心したような顔に見えた。おつかれさま。また旅行に行こうね。