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旧いデボネアもかっこよかった

「春の連続投稿チャレンジ」第二弾

ひとまず今回のシリーズはあまり考えずに、
お題一覧から比較的書きやすそうなものを選んで
気軽に企画に乗っかってる感じなので、
皆さんの参考になるようなことは特にないかと思います。
お暇な方だけおつきあいいただければ幸いです。


ぶっちゃけ、年齢相応のいわゆる標準的なルートから見ると
既にかなりグダグダめなコースアウトを繰り返しているので、
広い意味での「就職活動」というのは結構いろいろ
しかも、何度もやっている訳ですが
今回はひとまず、最初に行った大学を卒業する前の
いわゆる新卒入社の時のことを振り返ってみました。

ちなみに、大学は「1浪0留」の状態での卒業でした。
当時は(少なくとも自分が居た国立大学は)
今よりもずっと「いろんな学生」が居て、周囲を見るに
現役生:浪人生(人数比)は後者の方がやや優勢、
きっちり4年で卒業するのは全体の7~8割くらいの感覚でした。
第二外語の単位取得に苦労してる人が少なくなかったです。
勿論、専門の単位を揃え損ねて留年というのもちらほら居ました。

時期的に、バブルが弾けた後ではあったのですが
いわゆる氷河期よりはもう少し前の時期。
当時はまだネットも殆ど使われておらず、
(少なくとも「インターネット」の普及はまだずっと先の話!)
大事な物事はほとんど「紙」ベースでした。
履歴書も、渋々ながらだいたい手書きしてました。

まず、適当なタイミングになると
大手の新聞社さんが来春卒業予定の大学生を対象に
無料で大量の企業情報をまとめた冊子のセットを送付しますよ;
って案内を送付してきてくれて、
「まあ無料なら…○○新聞だし、大体みんなもらってるぽいし」
という感じで「申し込みます」ってハガキでお返事したような気が。
そう言えば、昔はそういう
「滅多に役に立たないけど普段は嵩張って邪魔っけな一連の冊子」
の代名詞のごとく使われていた「百科事典」というものが
かなりのご家庭の片隅にあった気がするのですが、
近年それすらもいよいよ見聞きしなくなりましたね。
閑話休題。
とにかくそれなりに便利ではあったものの
自室に既存の本棚類にそんなものを収容するスペースなど無く、
大きな箱(というか紙製ながら一応簡易本棚的なパッケージ)に入った
その一連の冊子類は半年くらいの間、
当時の住居の玄関口に置きっぱなしておりました。

まあ、それはそれとして、ワタクシ
当時から「面白そうなことしかやりたくない」気持ちが強く、
自分がカイシャを選ぶにあたっては当時
ざっくり言うと「コンピューター関連 or 重工業関連 or 音楽関連」
くらいしか興味がなく、その他は一切、資料請求すらしませんでした。
ヤ○ハとかコ○ミとかは一通り資料を送ってもらって、
さすがにその辺はちょっと「夢見てる」感じで(笑)
それはそれでちょっと楽しかったです。
(konami)
※↑これは「小学生並の感想」の略です( ・`ー・´) +

あと、東や北のあんまり遠い所に行く気もなく。
というのも、当時は母上が何度目かの長期入院をしていたりもして、
次第に「地元に帰るか否か」というのが
最終決定の大きな要因になっていたことも事実です。

結局、コネと言われればまあそうですね…という感じで
卒業後は地元に帰ることを前提に、
地元にある某重工のグループ会社に
「その気があるならもうぼちぼちのタイミングよ」
と、やや急かされるような形で面接を受けに行ったのが
4年生の5月頃だったような気がします。

当時は「リクルートスーツ」みたいな概念もほとんど無かったのですが、
勿論そういう服を何着もは持っていなかった&
ちゃんとしたスーツは「試験」や「式」の時でよいのでは?
という意識もあったにせよ、いま思えば少々
場違いな服装でおじゃましてしまった感はありました。

結局その時は、各拠点ごとに
(∵市内でも業務内容ごとに拠点が何か所かあった)
わりとえらい人に案内していただき、その後
いわゆる人事の方とサシで面接でした。
面接の内容は比較的普通な感じで、まあまあスムーズに終わりました。
正直、今の感覚だと完全にセ○ハラ扱いだなという内容も
多少はありましたが、その頃はまだ
「世の中全体的にこんなもん」くらいの感覚だったので。

面接終了後に「食べて帰ってください」と出されたお弁当が
かなりゴージャスなやつで、
普段の自分のキャパシティからいうと量は多いが
「残しては申し訳ない」と思いつつ、
いっしょうけんめい食べて完食しました。おいしかったです。
(千○の仕出し弁当でした;これで地元の人は大抵納得するはず)

その時は某MLグリーン車+新幹線普通指定での往復分、
移動費も会社持ちだったのでありがたかったです…
とは言え、当時は(そんなに大企業じゃなくても)
それがごくアタリマエのことだった、ということは記しておきます。

全体的にあまり記憶が定かでないのですが、
恐らく、その(一応、当時の本命企業の)面接は
一回だけだったかな、と。

その後、内定式や入社式を経てそこに入社し、
同期のメンツにも、上司のみなさんにもかなり恵まれて
(これは素直にありがたかったし、感謝してます!)
わりと楽しく充実した日々でした。
カイシャの場所は自宅から少々距離があったので、
通勤はそれなりにちょっと大変でしたけどね。


・おしまい・

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