青いベンチ
鹿児島から帰って来る際に懐メロを流していたらサスケの青いベンチが流れた。
正直この曲にそれほどの思い入れはない。高校の頃、寮の隣部屋の後輩がよく聴いていたなってくらい。
懐かしいな。
この声が枯れるくらいに、君に好きと言えばよかった。
会いたくて仕方なかった。どこにいても何をしてても。
青ずっぱい歌詞だけれど、ストレートでなんだか身に沁みる。
君は来るだろか? 明日のクラス会に半分に折り曲げた案内をも一度見る。
同窓会なんて成人式のとき以来していないけれど、もしもポストにそんな手紙が入っていたのなら、たぶん僕もそんな風に思うんだろうな。
もう二度と戻らない日々、痛みだけがちょっと動いた。
そして、またこんな風に思うんだろうなって。
でも、どうせなら
ずっと好きだったんだぜ。相変わらず綺麗だなってカッコよく、男らしく言いたいけれど、男なんて女々しい生き物。
男なんて女々しいって書いたら、文字の羅列がなんだか可笑しくなってしまった。
もう二度と戻らない日々か、、、。切なくなるよね。
それって誰にもあることで、あのとき、もし、そんな言葉を使えば簡単だけれど、あのとき、できなかったから、もし、なんてありえないだろう。
それでも、あのときそれができていればと思うなら。
つぎ選択を間違えないようにすればいいと思う。
過ちを気に病むことはない。
ただ認めて次の糧にすればいい。
それが大人の特権だ。
シャアの再来はいいことに言う。
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