心の防御力
ロールプレイングゲームをやったことがある方はわかると思いますが、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったゲームには防御力がある。
布の服より、皮の鎧のほうが防御力が高いし、鉄の鎧はもっと高い。
硬いものを装備すればより防御力が増す。
ゲームでは数値として現れるけれど現実ではわからない。
でもそれは現実世界でも同じで、寒い日にTシャツ1枚よりもコートを着ることによって、冷たい風という敵の攻撃を防いでいる。
もちろん装備できるのは物質的なものだけはない。
心にも敵から精神攻撃を受けることがある。
でも心の場合は意識をしなければ、それを装備しているとは言えないかもしれない。意識をすればそういった精神攻撃にも対応できる。
簡単に言えば、足の小指を無意識に壁の角に当てたときと、意識的に当てたときの痛みの違いのようなもの。
無意識で当てればそれだけダメージは多いけれど、こちらから当てるや、あっ当たると意識すればそれほどの痛みはない。
心の場合は、それが突然訪れることが多い。
つまり意識していないときにいきなりだ。
どのようにダメージを少なくするかは心に「何かしら」を装備するしかない。
その装備は個人の置かれている状況によって違うから、これだとは言えないけれど。
でも心に装備ってなに? って。
それは脳を錯覚させることだと思う。
人間の脳は単純で、言い聞かせることによって心にも変化がくる。
毎日毎日自分に言い聞かせる。
ポジティブなことがいい。
それが心を守る装備だと思う。
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