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インスピ読書

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感性を言葉にする「インスピ読書」。想いを言語化する読書のすすめ。僕の読書についての想いをテーマにした記事をまとめています。
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記事一覧

切符を買わなきゃ、面白い本には出会えない。

BOOKOFFに行ったら、レジ前でおばあちゃんが店員さんに、語ってた。 「切符を買わなきゃ、 面白い本には出会えないよ。」 僕は思わず、ハグしたくなった。 近場に出会いはない。 交通費は、出会い料だ。 「わざわざ」行くことに価値がある。 近くのブックオフに出会いはない。 遠くのブックオフに行くからこそ、出会いがある。 東京23区すべてのブックオフに行ったが、 印象に残っているのはすべて、居住地から遠いブックオフだった。 ====================

安全≠おもしろい。

安全がイコール、おもしろいわけじゃない。 僕にとっては、安全より、おもしろい優先。 去年、なんの本かわかんないんだけど、Facebookで投稿したやつ↓ いい人のフリをしていると手に入るもの。 安全。 誰からも嫌われない。 反感を買わない。 危険をおかさない。 これを見て思い出した。 最近読んだ伊坂幸太郎さんの小説『逆ソクラテス』にこんなセリフがあった。 踏み出さなければリスクは少ない。 けれど、得たいものも得られない。 安全であることは、安心であるけれど、

本を読む前に、音楽で心をほぐす。

本を読むときに僕はあえて音楽をかけながら読むことがある。 どんな音楽かというと、作業用のBGMのときもあるし、自分の好きな曲をランダム再生で流すこともある。 僕は、どっちかというと、後者が多い気がする。 そうすると、心が震えて、心が揺さぶられる。 ピン!とくる。 その心が震えている状態で本を読んでいると、自分の大事にしている言葉が目に飛び込みやすくなる。 運動する前に、準備運動をして体をほぐすのと同じ。 音楽をかけて、心の準備運動をして、心をほぐす。 音楽で心をウォー

立ち読みで、出会いが増える。

立ち読みといっても、僕の言っている立ち読みは、書店での立ち読み。 立って読むことには、間違いがない。 立ち読みすると、自分との出会いが増えるんだよね。 僕は、パラパラめくってみて、おっ!って思う部分があったら、本を買うというスタンス。 でその「おっ!」と思った部分をあとから家で座ってじっくり読もうとすると、そのページが見当たらないことがある(笑)。 はたまた、自分が立ち読みして、気づいたことと違う意味で書いてあったり。 これは自分の勘違いでもなんでもない。 心が

しょーいちの読書法「守・破・離」

これは、改めて1つずつ書こうと思うんだけど、読書にも守破離がある。 というか、そういう読み方をしているなあと思ったので書き起こしておく。 ======= しょーいち流の読書【守・破・離】守・・・本を保存する。 破・・・本のページを破る。 離・・・本を捨てる。 ======= 詳しくは別記事で紹介するね。 守破離の順番は、気にしていないかな。 「守」は独立していて、「破」と「離」は常にセット。 ”守”に分類される本は、付箋や、線引きが多い本(10ページ以上)の本

個性が見つかる書店活用法

悩みがあったら、書店に行くといい。 ちなみになんですが、悩みって具体的に言葉になってなかったりしません? 『これこれ、こういう悩みを持っています』っていう。 人間関係に悩んでます、お金がなくて悩んでます、健康について悩んでます。っていう、おおざっぱな悩みの仕方、しちゃうひとって、ボクを含めておおいと思うんです。 ぶっちゃけ、自分の悩みを具体的に説明できるのだとすれば、それは悩みではなくなってるんじゃないかなって。 悩みではなく、すでに『課題(解決のテーマ)』になってい

インスピ読書~本を読んで、はじめて思い込みや我慢していることに気づいた~

今回、インスピ読書に応募してくださった千葉朝日さんに、お話を伺いました~。(色がついているところが、千葉さんの発言です。) 応募いただいた千葉さんは、漫画家さんです。 ーーーーーーー どんな人なのかなって、Twitter拝見させてもらったんですよ。ほら、漫画家っておっしゃってたじゃないですか。めっちゃ濃いですよね。 え!ありがとうございます~。雑誌、webでやってたりしますね~。 結構長いんですか? デビューしたのは長いんですけど、ちゃんとはじめたのは3年前からで

「正しい」より、「おもしろい」を選ぶ。

「キンチョールはどうして水性にしたんだ?」 「それは地球のことを考えて、空気をよごさないように…」 「つまらんっ!!お前の話はつまらん!!」 ====== たしかに正しいことを言ってるんだけど、つまらないってことよくある。 男あるあるかもだけど、女性の前で自分の知識を語りまくる男は、「すごぉぉい!お詳しいんですね!」と言われることは多い。 けど、その後ご縁が遠のくことも多い。。。 (何度失敗したことか・・あいたたた) 正しいことを言ったり書いたりしても、人の心っ

「がんばってね」より「がんばろうね」。生き方は、言葉に出る。

その人の生き方は、言葉に出ると思う。 「たまたまそういう言い回しをしてしまった。」 と言う。 それは、仕事ではあるかもしれない。 しかし、普段の生活では考えにくい。 生き方と言葉がズレている人はいない。 僕はそう思うんだ。 例えば、XJAPANというバンドの ギタリスト、HIDEさん。 そのHIDEさんは、不治の病を持った女の子に向けてこんな言葉を言ってくれたらしい。 HIDEさんは、 「がんばってね」 という言葉ではなく、 「がんばろうな」 と言ってくれ

書店という場所に身を置くことでしか得られないもの。

書店という場所に身を置くことでしか得られない感覚がある。 「このテーマで企画したいんだけど、どうすればいいんだろう。」 「悩んでいる。モヤモヤする。でも何にモヤモヤ悩んでいるのか、わからない。自分の抱えている悩みは、なんだろう。」 悩みながら書店にいく。 ぶらぶらと棚の間を歩いていると、 本に『おいでおいで』される。 ふと気になり、読んでみる。 「お、このタイトルいいな。」 「こういうテーマで企画もありだな。」 「ここ何のコーナーだ?」 「え?教育?!」 ※僕は