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弱みを隠していた30歳ベンチャー経営者は、素の自分を出せるようになったら新しい景色が見えてきた

Shovell - シャベル - のnote運営チームです。

Shovell -シャベル-とは、サービス体験について調査し、インタビュー形式の記事を作成するサービスです。サービスを受けたことで起きた変化をインタビューで深堀りし、忖度のない記事を作成します。

今回インタビューしたクライアントにサービスを提供しているエキスパートは、対話を通じて人の成長を促す「コーチング」を提供しているプロコーチの野島さんです。野島さんのコーチングがどのようなものなのか、それにより自身の認知と行動がどのように変化したのかをクライアントの梅津さんにインタビューしました。


インタビュー要約

コーチングを依頼したきっかけ

初回の体験セッションで考え方がクリアになり、シンプルに「変われそうだ」と思った

サービスの特徴

エキスパートがベンチャー企業での就業歴15年、CHROとして組織に属する個々人のポテンシャルを引き出す経験、採用活動や投資家からの資金調達といったビジネス的な知見を持っていること

自身に起きた変化

素の自分でいられるようになったので弱みを隠すことがなくなり、弱みを出すことで仲間が集まってきた。

サービスをお薦めしたい方

ベンチャー経営3年未満で今後10年〜20年ひとり親方として経営していくか、はたまた何100人の組織を作っていくか悩んでいる人



クライアントインタビュー

「本来の自分を出していない」一瞬で見抜いたコーチの眼力がセッション継続の決め手に

――まず梅津さんの自己紹介をお願いいたします。

梅津:現在30歳です。株式会社PM Agent(PMエージェント)という会社の創業者で、代表をやっています。新卒でITベンチャー企業に入社し、その後Indeed Japanで経験を積みました。今でこそ知名度は高いですが、まだ認知が拡大されていないフェーズでの転職でした。その後、今の会社を創業しています。

――若くとも経験豊富でいらっしゃるんですね。今回、野島さんのコーチングを受けようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

梅津:2021年の春、ちょうど会社が2期目後半に差しかかるころでした。1期目は順調に着地できたものの、今後どのように事業を拡大していくか悶々とすることが多くありました。

特に創業期は、業務委託や副業メンバーと事業を立ち上げ、社員も事務で一人いるかいないかという体制でしたし、そもそも今やっていることは会社員時代にやっていたこととそんなに変わらないのではないかと潜在的な悩みを抱えていたんですよね。

こうした状況を見かねた後輩が野島さんを紹介してくれました。初回の体験セッションで、考え方がクリアになり、シンプルに「変われそうだ」と思ったことがきっかけです。

――初めての体験セッションで、すでに「変われそう」という印象を持てたんですね! 野島さんとは初対面だったにも関わらず受けてみようと思ったポイントは何だったんですか?

梅津:ポイントですか。僕、当時は初めて会う方だと随分とかしこまっていたんですよね。

――意外です(笑)。

梅津:意外ですよね(笑)。27歳で起業したこともあり、若い方と思われることがよくありました。30〜40代の方と対峙できるようにわざとひげを生やして、ある意味自分を強く見せるようにしていたんですね。それを野島さんにすぐに見透かされまして。「本来の自分を出せていないよね。そんな梅津君についてくる人はいるの?」と。

それを聞いたとき、学生時代に携わっていたイベント運営を思い出しました。当時は素の自分を出し切って周りを引っ張っていて、自分も楽しむと同時に周りもついてきてくれていたんです。野島さんから聞いた”素の自分を出すことの好影響”が、こうした過去の経験とも重なりました。

短時間でここまで引き出せたり見抜けたりするのってすごいな、と思いましたし、何回か継続したら本当に変われるのではないかと思ったのが一番大きいですね。

――1回のセッションでそういう体験をさせるコーチって素晴らしいですね。

梅津:野島さんは凄いです。

――最初にコーチングと聞いたときに、中には「取っ付きにくいな」「1回目はキツいのかな」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、梅津さんはいかがでしたか?

梅津:もともとコーチングの存在自体は知っていて、以前にもコーチングをやっている方から提案されることはありました。ただ、そのときは胡散臭さを感じてしまっていました。

それでいうと今回は、まず紹介者がいたことや、野島さんが過去スローガン株式会社にいらしたこと、スタートアップのCHROをやっていることもあり、親近感を持ちました。

ベンチャー企業を経営している身としては立場が近いですし、僕は(就活生向けのサービスを提供している)スローガン株式会社を経由して1社目に入社したんですよね。こうした共通点はありましたが、先ほどもお話した通り、多少僕自身が気を張っているところはありましたね。

現状の外の決断を繰り返していけば、高い目標にも到達できる

――コーチングを受けて、1番大きな変化はどのようなところだったと思いますか?

梅津:素の自分でいられるようになったことです。強みが自然と出てきて、弱みを強みで隠すことがなくなりました。そうなると、本来の自分が生き生きし始めて、人と喋るときに全力で話ができるようになります。

弱みは出さない方が良いと思っていたのですが、出すことによって「そこ、俺だったらできるよ」と仲間が集まってきました。一緒に働いてる仲間も、1年前と今で見違えるほど変わりましたし、会社の売り上げも如実に数字に現れています。ビジョンミッションもアップデートされました。

本当に変わったんですよね、この一年で。

――すごいですね。梅津さんもコーチングを通して変化すると同時に、他の人にもよい影響が及んでいったということですか。

梅津:そうですね、よい影響であると嬉しいですが(笑)。やりたいことを素直に言うようになると周りが応援してくれるようになり、仲間と一緒にワクワクしながら目的地を目指せるようになった気がします。でもそうなったのも、やはり自分自身が一番変わったというのが大きいです。

――「自分自身が一番変わった」という言葉がとても響いているのですが、具体的にどのように変わったんでしょうか?

梅津:まず、現状の外(コンフォートゾーンの外)という概念に腹落ちしました。これまでも、何か目標を立てたときに胸が高鳴ったりドキドキしたりしたと思うのですが、意識していませんでした。しかし過去の自分の行動や経験を振り返ると「あれがコンフォートゾーンの外だったのか」と繋がることがありまして。

例えば、大学受験や部活動、アルバイトの選択が多少ストレッチした現状の外の選択だったんじゃないかと思い出しました。ただ、今それをやれているかというとやれていなかったなと思い、そこから思考を切り替えました。また、一人ではできない部分は野島さんにお願いしていこうと決めました。

他にも、自分よりもレベルの高い方、例えば上場企業の成功している社長の話を聞いたときに、これまでは「雲の上の人」「遠い存在の人」と捉えていたのが「現状の外の決断を3〜4回を繰り返せばそこにいける、なんならもうすでに目指せると思っている」と思えるようになりました。

――大きな目標に向かうためのマインドチェンジができたんですね。

梅津:まだまだですが、以前よりもできるようになりました。

――野島さんのコーチングの特徴はどのようなところだと思いますか?

梅津:他の方のコーチングを受けたことがないので、あくまでも想像ですが、野島さんはベンチャー企業での就業経験が15年あり、CHROとして組織に属する個々人のポテンシャルを引き出す経験もある、また採用活動や投資家からの資金調達といったビジネス的な知見もあることが特徴的です。30代半ばでいらっしゃると思うので、僕からすると「お兄さん」のような立ち位置です(笑)。

――CHROの視座でコーチングをすることは、多くの人ができることではないですもんね。マインドセットの変化がある中で、今後の目標はありますか?

梅津:設定したゴールを達成し、ゴールを何度も更新していきたいです。
直近では、海外に支社か法人を出すこと。また現在、Indeedの代理店事業を行っているなかでIndeedから表彰される機会や代理店のランクを認定される機会があるのですが、来年には「ゴールドパートナー」という称号を目指したいと思っています。

こうした手前の目標を着実に達成しつつ、達成できたから終わりではなくて、何度もゴールを更新して、自分や社員みんなが成長していける幸せな組織にしていきたいと思います。

覚悟を決めてやるだけ。創業期2~3年目の若手経営者に刺さるコーチング

――素晴らしいですね! 野島さんのコーチングをどんな人に受けてほしいと思われますか?

梅津:僕と同じペルソナの人が良いと思います。ベンチャーを創業して2〜3年未満で、社員も1人いるかいないか、長い人生の中で今後も10年〜20年ひとり親方として経営していくのか、はたまた人を採用して何100人の組織を作っていくのか悩んでいる人、でしょうか。個人の価値観ややりたいか否かにもよりますが、ベンチャー経営者は一度はそこでモヤモヤすると思うんです。

正直に話すと、僕はベンチャーかつITの先端企業で経験を積んで独立したこともあり、経済的にも時間的にも自由に過ごせる部分がありました。ただ20代でそれを達成できたら、この先どうするのか。家族との時間も増え、サラリーマンの時よりも手取りは多いし悪いことはない。でもこれがあと何年も続くとしたら、同じ生活の繰り返しではないかと思ってしまったんです。

人の採用や教育は覚悟がいることで、当時は怖気づく部分もあったんです。ただ最終的には覚悟と決断の問題だと気づきました。同じようなことで悶々としているベンチャー3年目未満のベンチャー上がりの経営者は、野島さんのコーチングが刺さると思います。

――この覚悟や決断の後押しで、だいぶ変化は大きいということでしょうか。

梅津:今振り返ると、覚悟を決めてやるかやらないかだけです。実際にやり始めると上手くいかないこともたくさんあります。例えば採用であれば、よい人がいても内定を辞退されてしまうとか、採用計画を立ててもビハインドしてしまうとか、予想以上にお金がかかるとか。それなら銀行からお金借りるのか、資金調達をするのか、という新しいテーマが生まれ、そこに向けて行動する。その繰り返しだと思います。

チャレンジしなければ次にやることも出てきませんでした。経験から失敗と反省を経て、次はこうしてみようという策が出て、それをノンストップで一年半ぐらいやってきて、生涯を通じて今が一番成長したと思っています。常に今を更新しているという感じですね!

――素敵な言葉ですね。本当に覚悟や決断次第で、新しい景色が見えてくるということですね! 最後に、同じように受けてみようと考えている人にひとことメッセージをいただけると嬉しいです。

梅津:悩んでいるぐらいなら、受けてしまった方がいいと思っています。コーチの力量もあると思いますが、こちら側の受け止め方や捉え方も大事です。現代は変化の激しい社会なので、出来事をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに受け止めることもスキルのひとつだと思うんですね。

たまたま僕は、起きた出来事をメタ認知できるタイプでしたが、コーチングを受けることで、そうしたスキルが鍛えられると思うんですよね。対話を通じて内面を引き出してくださるなかで、過去起きたことをどう受け止めるかによって、未来に向けて明るい一歩を踏み出すことができると思います。


文責
Shovellインタビュアー:吉岡謙志
Shovell編集担当:菊池真代

野島さんの連絡先

※お問い合わせの際はShovell - シャベル - の記事を見て連絡した事を伝えるとスムースにやり取りができます。

https://www.facebook.com/shigeaki.nojima

https://twitter.com/ShigeakiNojima


 

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