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アニソンの大王と女王が降臨!昭和のアニメヒーロー&ヒロインの名曲ベストテン

11月17日放送回は、昭和歌謡ベストテンDX初の試み『懐かしのアニメソング特集』。
ゲストとして、「アニメソング界の大王」と呼ばれるささきいさおさんと、「ガンダムの女王」こと森口博子さんが降臨!さらに丘みどりさんも加わって、昭和40〜60年代に子供たちの人気を集めた懐かしいアニメヒーロー&ヒロインの歌とトークで盛り上がりました。
 


アニソンを歌ったムード歌謡や演歌のスター歌手
昭和38年、日本で初めて始まった連続アニメ番組が『鉄腕アトム』。その主題歌を歌った上高田少年合唱団という児童合唱団は、他にも『赤胴鈴之助』や『スーパージェッター』など、当時のヒーローものの主題歌を数多く歌いましたが、昭和40年前後はちょっと意外なスター歌手がアニメソングを歌っていました。
例えば、克己しげるの『エイトマン』、『黒い花びら』でお馴染みの水原弘は『忍風カムイ外伝』の主題歌『忍のテーマ』を歌唱。
今回のベストテンでは、敏いとうとハッピー&ブルーの元ボーカル・森本英世さんが歌った『タイガーマスク』(新田洋名義)や、天童よしみさんの『いなかっぺ大将』(吉田よしみ名義)がランクインしました。

    アニソンの大王と女王が降臨
また今回、番組初登場となった森口さんが歌ったのは、デビュー曲である『機動戦士Ζガンダム』後期オープニングテーマ『水の星へ愛を込めて』。かつてはバラドルとして一時代を築いた森口さんですが、アニソンが音楽市場に大きな位置を占めるようになった今、アニソンの歌い手としての地位は不動のものとなり、2018年ガンダム40周年を記念して『全ガンダム大投票』が行われた際には、360曲以上あるこれまでの主題歌の中から森口さんのこの曲が1位になりました。
 


そして、ささきいさおさんは『宇宙戦艦ヤマト』とエンディングの『真っ赤なスカーフ』のスペシャルメドレーを熱唱。どちらも作詞は阿久悠さん、作曲は宮川泰さんで、従来のような子供向けの歌ではなく、男のロマンと大人のムードたっぷりの大作。ささきいさおさんのダンディな声と圧倒的な歌唱力がぴたりとハマり、国民的大ヒットに繋がりました。
 


 コンドルのジョーがアニソンの大王を生んだ
そんなささきさんが、歌手、声優、俳優からアニソン界に進出する大きなターニングポイントとなったのが『科学戦隊ガッチャマン』でした。その主題歌を歌っていたのは子門真人さんですが、当時、ガッチャマンのサブリーダー『コンドルのジョー』の声を担当していたささきさんが、あるパーティでこの歌を歌ったところ、「アニソンを歌ってみないか」というお声がかかるようになったのだそう。
さらにトークでは、ささきさんが声優を務めたシルベスタ・スタローンのアテレコの裏話などを披露。実は、スタローンの役作りにはコンドルのジョーにヒントがあったのだとか…。
 


そんな裏話も楽しい「懐かしのアニメソング特集」は他にも、丘みどりさんが『CAT’S EYE』
を歌唱。

森口博子さんとのコラボでスポ根ヒロインアニメの主題歌も!
気になるランキングは、11月3日(木)よる9時を、どうぞお楽しみに!
 
ゲスト: ささきいさお 森口博子 丘みどり
 
構成作家 工藤ひろこ

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