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『アジアの純真』『異邦人』『マンハッタン・キス』…世界を巡るヒット曲

涙と感動のドラマが生まれ、
さまざまな物議や炎上の嵐が吹き荒れた
パリオリンピックも17日間の熱戦に
幕を終えました。

この期間中、
パリに訪れた外国人観光客は150万人。

うち日本人観光客の増加幅は
世界で最も大きかったそうです。

 
そして、それに続くお盆休み。
今年は8月10日(土)から18日(日)まで9連休、歴史的円安と物価高という中でも海外旅行者数は例年に引けを取らず、およそ175万人の日本人が海外旅行に出かけるとか。
 
でも8月15日放送のMUSIC Xは、
『この夏のお盆休みはおウチ派』という方のために『歌で巡る世界旅行』特集と題し、
若い世代にも人気の『異邦人』(久保田早紀)や『アジアの純真』(PUFFY)など、
クロスオーバーステージやご本人映像を交えて、世界12地域の街が登場する歌を
旅情たっぷりにお届けしました。

 
▼謎のラテン系アーティスト マキータ・ゴメス参上!

今回のゲストで異色だったのが、
日本のサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」に、謎の女性アーティスト・マキータゴメスさんとラテンの貴公子と呼ばれる
ブラジル出身のモデル・當間ローズさんが
加わったスペシャルユニット『ラテン家の人々』。

 
トークでは、長いドレッドヘアに
セクシーなドレス、カタコトの日本語を喋る
怪しげなマキータさんに、
司会の関根さんも戸惑いの表情。

メイクやヘアスタイルこそ違えども、
あの独特のハスキーボイスは
間違いなく大黒摩季さんなのですが、
本人曰くあくまでも「摩季ちゃんのいとこ」と
譲りません。

 
そんなマキータさんもステージでは、
大所帯のオルケスタ・デ・ラ・ルスのバンドを
従え、パッション溢れるハッピーで
楽しいパフォーマンスを披露。

本場さながらのラテンサウンドで、
『太陽のサルサ』と
大黒摩季さんの『夏が来る ラテンver』を
届けてくれました。

▼美しいストリングスのオリジナルな『異邦人』に新たな感動

今回の見所のクロスオーバーは、
久保田早紀さんの『異邦人』と竹内まりさんの『マンハッタン・キス』を、
藤井香愛さんとヴァイオリニストのAyasaさんがセッション。

 
『マンハッタン・キス』は1992年に公開された、ニューヨークを舞台にした
大人のラブストーリー映画の主題歌。

秋元康さんが監督・脚本を務め、
全編ニューヨークロケを敢行したことでも
当時大きな話題になりました。

シティポップブームで再発掘された大人っぽくておしゃれな名バラード、この番組でしか聴けないスペシャルアレンジでお送りしました。

▼あのカラオケのボーカルガイドの声は…

アメリカの旅として紹介したのが、
ペドロ&カプリシャスの『五番街のマリーへ』。

この曲は、1つ前のヒット作『ジョニィへの伝言』のアンサーソングと言われています。

その話題になった時、藤井さんがデビュー前、
カラオケのガイドボーカルで
この2曲を担当したという話を告白。

カラオケに行けば今でも藤井さんが歌う音源が
聴けるはず、とのこと。

さすがは確かな歌唱力で知られる藤井さんですが、そんな経歴があったのは意外でした。

他にもエーゲ海が舞台の『魅せられて』や
イタリアの街が登場する『冬のリビエラ』、
井上陽水さんや福山雅治さんもカバーした
『コーヒールンバ』など、
歌で巡る世界旅行を楽しんで頂きました。

近いうち、歌で巡る国内旅行も企画しています。どうぞお楽しみに。
 
ゲスト: ラテン家の人々、藤井香愛、Ayasa
構成作家 工藤ひろこ

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