リーダーの仕事は、始めることより止めることの決断〜年度末だから考えたい、プロジェクトの断捨離〜
地域での企画というものは増加することはあっても、減ることはなかったりする分野でもあります。コロナによって昨年ようやくイベントが中止になったしましたが、イベントなんて本当に増加するばかりで、何のためにより、ルーティンをこなすのに若手全員必死みたいなところは少なくありません。
結局のところ、悪質なリーダーはやることばかり増加させて、やめる決断を何一つとしない。そういうところはどんどん現場が消耗してしまい、中長期での取り組みの積み上げのようなことが全くありません。都度都度の打ち上げ花火的な話題作りにはよくても、地味であっても数年かけての成果を作り出すみたいなことは不可能です。なぜならば常にリソース不足で中途半端になるから。
3月の年度末にあたり、ぜひともこの月はプロジェクトの断捨離を考えていく時にするべきと思っています。
何かを始めることは現場のメンバーでも可能ですが、今ある取り組みの中から「やめること」を決めるのはリーダーにしか出来ないことが多くあります。決断する力がとても大切で、なおかつエネルギーがいることが「やめること」だからです。
○ 始めることより難しいのは、やめること。だからこそリーダーがが向き合わなくてはならない。
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