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地域での意思決定において肝となる、ロジックよりも深い「思想性の共有」

ちょうど今日、ラジオ取材兼ねて久々にサルトコラボレイティブの加藤さんと対談をしていました。もう長年地域変革につながる事業のひとつにマーケットなどの仕掛け方を作り出し、成果を上げている加藤さん。AIAでも折々にご一緒して、仲間の地域の関西プロジェクトとかでも協力頂いたりしています。

最近、やたらめったら増加するマーケット問題について、また後日配信いたしますので乞うご期待ください。笑

そんな中で話していて、結構大切だなと思ったので文章でもまとめておこうと思ったのが、地域での意思決定において肝となることとして、方法論とかの整理とかだけではなく、もっと定性的な「思想性」の共有があるという話です。

○ チームで共有すべきは、方法ではなく思想

何か地域でのプロジェクトに取り掛かる時に、様々な意思決定が伴います。その時に、そもそも論となる「なぜこれに取り組むのか」ということとかの目的なども含めて基本的な思想性が共有されているかどうか、が極めて大切です。

というのも、表面的なタスクとか、スケジュールとかだけを共有したところで、そもそも論のなぜそれに取り組むか、どうしてそう考えるか、ということが理解されていないと、結局細かなところでの意思決定が間違います。個別の挙動というのは、目的性があり、その範囲から逸脱しているかどうか、というのは思考的な軸があるからこそ可能になったりします。

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