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田舎生活vs都市生活という無益な終わりなき論争

なんとなくこの手の話題の炎上って定期的にあるような気がするところですが、今日も田舎で金かからず生活できて、地方いいよ的なポエミーなコラムがSNS界隈でバズっているようです。笑

内容的にかなり極端なケースなので、まぁなくとなく炎上狙い感もあるどこまでリアルか分からない話だなというのは置いといて、このときのコメント欄をみていくと、常にある田舎生活vs都市生活という論争を感じるわけです。

このときに面白いのは地方生活者の方でも、地方での生活をプラスと捉える人とマイナスと捉える人、もう一つは都市部生活者でも都市生活をプラスと捉える人とマイナスと捉える人、これらが入り交じるカタチで論争が展開されるので非常にややこしいところです。

まぁ固有事例というのは一般化するのは非常に難しい話で、これが田舎生活だといってしまうと、「いやいやそんなことはない」という方が出てくるのも当然。さらにこの固有事例をもとにして「都市部生活より田舎が良い」ということにも「いやいやそんなことはないだろ」という方が出てくるのも当然です。これは一般化議論ですね。

一方で、いや、やはりこういう見方、生活スタイルというのもあってよいのではないかという話だったりして、そういう生活者の主観を受け入れるかどうかという議論も介在しているなと思うわけです。金ではなく自分の思うように手間をかけるのが自由という人もいれば、いやいや働いて金で解決したほうが自由じゃないか、という主観もあるわけでこれもまた論争の火種になっていますね。

どちらにしても地方生活者でも都市生活者でもいずれも自分たちの生活に何らかの不満があるというのも事実であり、そのフラストレーションがこういう記事で論争を勃発するのでしょうね。

とはいえ、田舎か都市かなんか話自体が無益で、いずれも良い点も悪い点もあるわけです。しかもそれは一般的な話というよりは、個々人の価値観や考え方によるわけで、「答え」なんてものはないてわけです。そんなこといったら元も子もないわけですが。笑

これから働き方や住み方も多様化する中で、それぞれにとって良いバランスで働き、生活するというスタイルが出てくるほうが建設的だなと思うわけでございます。どっちかだけ、なんてことではなく。定期的に起こる都市か地方かなんて議論よりも、そちらのほうが未来的でよいなと思うのは私だけでしょうか。

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