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【AIR】親子で行くラーニングジャーニーに必要なものは何か。

この夏読んだnoteの中で、最高に楽しいなと思ったのはこの連載記事!田端さんのお子さん2人とのアメリカ旅の連載でした。

ラーニングジャーニーの重要性についてはnoteで何度も取り上げていますが、まさにそれを体現するかのような親子旅行だと思います!!

こういう旅を見てすぐに「いくらかかったのか」とか聞いて、お高いから無理だとか、えー二週間も休み取れないからうちには無理だー、とかいうようなクソリプを田端さんに送ったりする人いるんですよね。ツイッターみると。本当に野暮なお話であり、的外れ。

何より旅を費用、場合によっては浪費のレジャーだと勘違いしている人が多くいるんですが、いやいやこれ投資ですからね。非日常的なところにいって、全く計画できないことと向き合い、知り合い、話をして、様々な経験をすることこそ学習なのです。経験学習というものを理解していない人は、ずーっと成長できません。

まぁそういう言い訳がましく、カネがないからできない、時間がないからできないという人は、金も時間もいつまでもできないし、もしも金も時間もできたとしても別の言い訳をして実行できないのです。それは決断力、実行力の不足にほかならないから。金でいえばいくらあっても足りないというだろうし、時間もいくらできたとしても本当に大丈夫かと心配になる。好奇心よりもそういうどうでもいいところに気が行ってしまう病に近い。

そもそも、こういうラーニングジャーニーに必要なのは、金と時間以外のものだったりするのですよ!! 

○ できるからやるのではない!!

そもそもとして、旅に必要な要素を皆、理解していないんですよね。まず決断の連続によって旅は構成されているのです。だから「できるからやる」のではなく、「やるために決断する」のですよ。

2週間子どもたちをつれていくために必要な時間を判断し、その時間を事前に空けるのです。時間があるから旅に出ようとかではなく、旅のために時間を作り出すために、仕事などについて判断基準定めて予定を空けるようにするのです。

よく個人で仕事していたり、経営者だから自由でいいですよね、とかアホなこと言う人いますが、いやいや個人だからこそ成果と直結し、経営者だから最終責任を負うことになるので、自分で判断を先にしなければ永遠仕事することになりますからね。事前にオートで動く仕組み、組織を作り、それ以外は前後で自分でしかできないことはやりきってしまうのです。

だから特定時期に向けて私は時間を作るとすることを意思決定することからスタートなのです。そのうえで、必要な段取りを構築、決断していくわけです。

お金もそういうことなんですよ。お金ができたら旅に出るのではなく、旅に出るためにお金を作るわけです。仕事をする。どの程度仕事をしなくてはならないのかを目算し、実行するのです。

つまり親子でいくラーニングジャーニーは、親がまず試されているのです。親が自らが日常を調整して、非日常に投入するリソースを確保するという、旅に必要な最大のハードルをさくっと超えていけるということが大切なのです。

その上で、実はお金と時間だけでは、このレベルのラーニングジャーニーは実現できません。それは何か。

○ ラーニングジャーニーに必要なもの!

想定外にも対応できる柔軟力です。計画通りに進まないとパニックになるような硬直的な対応力では、長期の旅は実現できません。

特に田端さんたちはキャンピングカーで移動するわけですから、これまたかなりのハードル。燃費とかもよくわからないので走行距離の間での給油、給排水などができる拠点など含めて、現地にいきながら情報を集めていかないといけないことも多いでしょう。しかし、それ自体がジャーニーで鍛えられる柔軟力なのです。現地調達の世界。

さらに今どきは、現地だけでなく、オンラインでの情報収集能力も試されているのです。Twitterでこのあたりでこのくらい時間があるんだけど、いったらいいことありますか?という質問に対して、フォロワーの人たちがすごい情報を投げてくれているのですね。これは日々から積み上げてきているフォロワー数もありますが、それがなくても、なんとなく自分でこの情報であればあのひとに聞いたほうがいいよね、みたいなことが考えられるなど含めた、人的ネットワークがとても大切ということ。

Twitterで教えてもらった航空ショーにいったりしているのは、まさに素晴らしいよね。これもびっちり計画を入れていると全く楽しめないわけで、時間には常に余裕をあけて、突然のチャンスに飛び込めるようにしておくのも大切。

このようなポイントは以前人生において大切なインビジブルアセットの話を以下のコラムで書いてあるので、見ておいてください。ラーニングジャーニーで新たな見えざる資産が形成されるだけでなく、それまでの自分で積み上げてきた見えざる資産のスケールが試されるところでもあります。

○ 大いなる教育投資

こういう旅をみていると、小中学生の子供だと自分たちだけで海外旅行にいくってのはなかなか厳しいと思いますが、親子でこういう旅に出るというのはいいですよね。特に男同士はやりやすいですし、母親がいないという時間をもつこともとても大切。私もトライしてみたいと思いました。

そしてまちづくり的な視点でいっても、自分の知らない国にいき、知らないまちを訪れるというのはとても大切。たくさんのまちを知れば、たくさんの生き方を知ることにもなるのです。そこに生活する人たちが実に多様だからです。

少なくない金額がかかるものですが、とはいえ、このときでなければ無理なことです。それは子供にとっての教育投資だけでなく、親の成長にもつながるものとして貴重です。子供がもう少し大きくなれば親とずっと二週間なんてまっぴらになるかもしれないし、親子でいけるというのには賞味期限があるのです。

あと何より田端さん自身が楽しんでいるのが面白かったですね。笑 子供のためにー、子供の教育に向けてーーーとかお固く考えていると、全くつまらねー旅になります。笑 旅は楽しむことが大前提。このあたりなんか、一番楽しんでいるのは田端さん。それに付き合う息子たち。こういう構図が説教臭くない旅で楽しいだろうなと思いますね。

ラーニングジャーニーはそういう意味で親も子も試され、そして成長できる機会なのです。そう考えれば、塾代、習い事代をかける人が多いのに、こういうことにお金をかける人は未だに少ないってのはもったいないなーと思います。

田端さんところの子どもたちはこういう旅を一度してしまったので、これからの長い人生、旅をし続ける運命になるでしょう。笑 私も10代から地方にでて滞在する生活を始めてしまったがゆえに、もうそれから逃れることは不可能です。そして10月からは海外渡航をもっと増やしていこうと思っています。note購読頂いている皆さん、海外情報もどんどん入れていくのでお楽しみに!!


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