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「お小遣い制」が招く、人生における経営力の減退

日本において家計のあり方が、かなり夫婦、子どもたちも含めて全員の経営力を阻害するようなモデルになっていると思っています。その原因の一つが「お小遣い制」だと思わされます。

以下のように日本においては「お小遣い制」が過半数世帯を占めているようでもありまして、どうにもこれは考え直したほうがいいよなと私も思います。

地域プロジェクト管理などしていても金勘定があまりに弱い人がいますが、そういう人は総じて家計についても同じことが起こり、結果として会社経営にも影響を及ぼしたりすると感じるところです。会計や金融については日本では学校で全く教えてくれない分野でもあり、基本的に自助努力で学ぶしかないのが困ったところであり、知識・経験の格差が非常に大きいところです。

私は家計管理は経営の基本でもあり、子供の頃から収入をどう作るのか、支出をどうコントロールしつつ、余剰を適切に投資運用するということを学ぶべきと思っています。これは家計管理というプロジェクトを遂行する夫婦関係でも同じと思います。バジェット管理するにしても、単にお小遣い制で節約、みたいなのは縮小均衡を招くだけとおもうところです。

○ 家計経営がすべての基本だが、あまりに無頓着な場合が多い

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