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うちの地域はダメだという人は、まずは一線を退き、夢を語る若者に委ねよ。

仕事柄いろいろな方から地域のプレゼンテーションを受ける機会があるのですが、いつも気になるのは、地元の話がとてもネガティブな話から始まり、持ち時間がなくなるという方が多数いるということです。

なぜか地域の話をするのに、まずは概要をという話をしたときに、地域のネガティブな概要ばかりを説明しようとするのですよね。うちの地域は大変だということが言いたいのかなとは思いますが、大変だといってどうなるかといえば、もっと大変になるということをあまり理解していないのかなと思ったりします。

何よりもしダメだと思っているのであれば、あなたたちがどうこうしてはいけなくて、まずは一線を退いて、次の世代なりにバトンを渡して欲しいなと思うところなのです。

○ ネガティブなプレゼンテーションという責任回避

これらの多くの方は、「うちの地域は大変な状況にある」ということについて、自分たちの責任を求められないような説明をつねづねしているだろうなと思うのです。何か議会なのか、地域の会議なのか、そういうときにうちの地域は特段大変な状況にあるから、こういう結果になっているのも仕方ない。つまり我々の日頃のやり方に問題はないが、地域が大変な状況にあるから悲惨な結果になるのも仕方ないのです、といったような論理のように感じられるわけです。ま、ご本人がどこまで意識してやっているかわからないですが、責任に対して敏感な議論が地域で多いのかもしれませんが、それが染み付いてしまって、地元説明がまずはネガティブな話からスタートしてしまうわけです。

下手すると5分のプレゼンテーションで、5分間ネガティブな話で、時間切れという話もざらにあったりします。「もううちの地元は終わりです」というプレゼンテーションなのかしら、と思ってしまうわけです。笑

○ 誰も同情はしない、「関わらないようにしよう」と思うだけ

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